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ホームズ物語は、月刊誌『ストランド』に短編が掲載されはじめてから爆発的な人気を得た。ホームズが唯一意識した女性アイリーン・アドラーの登場する「ボヘミアの醜聞」をはじめ、赤毛の男に便宜を図る不思議な団体「赤毛組合」の話、アヘン窟から話が始まる「唇のねじれた男」、ダイイングメッセージもの「まだらの紐」など、最初の短編12編を収録。第1短編集。
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Posted by ブクログ
世界で最も有名な探偵は「シャーロック・ホームズ」である、ということに異論を唱える者はいないだろう。小説であれ、漫画であれ、アニメであれ、おそらくかなりの人がホームズの物語に一度は触れているんじゃないかと思う。かくいう自分は、幼い頃にアニメでやってたホームズ(なんか犬のやつ)くらいしか見たことなかった...続きを読むが、、 ミステリー好きを豪語する以上、元祖名探偵ともいうべきホームズの原作を読破することは最低限の嗜みだ。さすがホームズ!邦訳版ですら何種類も出版されていた。現代風に読みやすくなっているのが希望だったが、光文社の文庫本の表紙が一番オシャレだったのでこれに決めた。(並べるとキレイ!) へー知らんかった、ホームズってほとんどが短編だったんだ。いろんなメディアから刷り込まれたイメージで、頭脳明晰、長身でイケメン、プロ級のボクシング技術、と非の打ち所がない超人と思っていたが、、原作読んでみると、実際は痩せ気味のハゲ気味、ちょっと変わり者、タバコ中毒でときに薬物にも手を出している、となかなかな破天荒人物だった。もちろん鋭い推理力と膨大な知識量、頭脳明晰で運動能力抜群というのは、そのままだったけど。 読み終えて思うことは、ホームズが請け負う事件は殺人事件だけじゃなく、むしろ不思議な出来事や気になる悩み事みたいなものも多く、何でも相談所になってるのが面白い。ただ、それらの相談事のほとんどが後々犯罪へとつながる前触れ的なものになっているのだが。。 そしてもう一つ、、 世に聞こえた名探偵たちは事件が起こったあと、少しづつ手がかりを掴み、ときに連続的に発生する殺人を目の当たりにしながら、最終的に類まれなる推理力を駆使してトリックを暴き、犯人を指摘するという流れが王道だが、ホームズは違う!事件の現場に赴くと、髪の毛一本見落とさんというくらい徹底的に実況見分を行い、得られた情報を検証し、あっという間に事件を解決してしまうのだ。捜査が難航し時間を要することもあるが、むしろそれは珍しいくらい。なので犯行を未然に防いでしまうなんてこともしばしば見られる。よく考えたら、それは究極の理想的な探偵ではないか! その調査におけるホームズの最も優れた能力は、卓越した推理力ではなく、神がかった観察眼だ。 ホームズの有名な言葉にこんなのがある。 『ワトスン、君は人物や物事をただ見ているだけなんだ、それではだめなんだよ。僕はね、人物や物事を観ているんだよ。観るというのはね、じっくり観察して、そこから得られた情報に推理を働かせることなんだよ。』 ……っ!し、痺れる!!! 実際、小説の中でホームズが初対面の人物に対し、観ることにより職業を言い当てたり、直前にしてきたことをエスパーのように見抜いてしまう場面が何度も描かれている。 時が過ぎた現代でも、ホームズの名探偵としての名が色褪せないのも頷ける。 『シャーロック・ホームズの冒険』に収載された全12編の個人的評価(好み?)を載せておく ボヘミアの醜聞 ★★★★★ 赤毛連合 ★★★★★ 花婿の正体 ★★★☆☆ ボスコム谷の謎 ★★★★☆ オレンジの種五つ ★★★★☆ 唇のねじれた男 ★★★☆☆ 青いガーネット ★★★★☆ まだらの紐 ★★★★☆ 技師の親指 ★★★★★ 独身の貴族 ★★★☆☆ 緑柱石の宝冠 ★★★★☆ ぶな屋敷 ★★★★☆
これでホームズ人気が爆発した、というのもよく分かる短編集。 よくもまあこんなに謎めいたシチュエーションを、何とも言えない恐怖を感じるものから、不思議の国のアリス的なナンセンスなユーモアを感じさせるものまで何パターンも考え付くもんだ。そうはならんやろという状況ばかりなのに全てが解明された後は納得せざる...続きを読むを得ないのだからすごい。 特に印象に残ったのは『赤毛組合』『ボスコム谷の謎』『青いガーネット』『技師の親指』『ぶな屋敷』
思いっきりハマってしまった。自称ミステリ好きだが、本当に面白いのか長年疑問に思い手に取ってなかった。BBCのドラマSherlock を先に観てから、気になっていた新訳を購入。ドラマで誇張された表現だと思っていた描写も、まさか小説にありとても驚いた。あらゆるマンガ、小説の原点が垣間見えて本当に読んでよ...続きを読むかった。
読みやすくまとめられた光文社のホームズ全集の第一巻。 すごく楽しかった。 ロンドンの街、ホームズの部屋を中心に、イギリスの光景が浮かぶ。 街のにおいのような空気感も感じることができる。 ワトスンとホームズの会話もいい。 挿絵も秀逸。 短編集だからとっても読みやすい。
20年以上前、英語で読んだシャーロック・ホームズの冒険を日本語で読んでみたいと思い購入しました。自分の英文読解能力がそこそこあることに安心しました。 この本は、当然日本語訳です。翻訳がとても上手で、プロの凄さを感じました。
「シャーロック・ホームズ シリーズ」第3作、短編12編を収録した短編集。 月刊誌「ストランド」(1891年1月に創刊されたばかり)の短編連載開始により「ホームズシリーズ」が人気を博した。今作短編集では短編作品掲載順に収録している。 1891年7月号~1892年6月号にて毎月掲載。「ボヘミアの醜聞」「...続きを読む赤毛組合」「花婿の正体」「ボスコム谷の謎」「オレンジの種五つ」「唇のねじれた男」「青いガーネット」「まだらの紐」「技師の親指」「独身の貴族」「緑柱石の宝冠」「ぶな屋敷」。 最初の第1短編集。 ★★★★★ 5.0
さすが読み継がれているミステリー。殺人に限らず予想できない事件と推理でワクワクしながら読み進めました。 訳も難しすぎず、かつ当時の暮らしや情景を大切にしていてとても良かったです。
ときめく名探偵を求めて、第二弾。 世界一有名な名探偵といえばホームズだ。それは間違いない。 同時平行でエラリー・クイーンの短編も読んでいるが、(引き合いにだして悪いけれど)比べ物にならない面白さだ。さすが人気作品は違う。どんどん読んじゃう。 しかし「ときめき」の観点からいうと、またちょっと違う。ホー...続きを読むムズは確かに天才的だが「ホームズかっこいい…!」とはならない。(ていうかこんな話してるのだいぶ恥ずかしい。) ホームズが人として魅力的だとしたら、それはかなりワトソンのおかげじゃなかろうか。ワトソンを信じて頼って甘えているホームズはすごく好きだ。 作品(群)としての面白さも、ホームズなしでもワトソンなしでもどちらでも成り立たないのだろう。深いぞ。 「コナン・ドイルはホームズシリーズ書くのもうやめたくてホームズ死なせたのにあまりに人気がありすぎて復活させざるを得なかった」みたいな裏話は大人になってから知り、死ぬ話も復活する話もそういえば読んだことがないので、これからの楽しみにしたい。 ときめき度:★★★☆☆ 「ワトソンに免じて加点」
シャーロックホームズものを読むのは初めてでしたが、面白かったです。 短編集なので気楽に読めますし、ホームズとワトスンのやりとりも素敵でした。 今度は緋色の研究や四つの署名などの長編にも挑戦したいと思います。
新潮文庫版に入ってない短編を読むために2度目の冒険。 やっぱり面白い。話を知ってホームズシリーズの雰囲気が掴めてきたからこその楽しさっていうのもあるね。もちろん技師の親指とか知らない話はドキドキしながら読めるから楽しい。 まだ緋色の研究、四つの署名、シャーロック・ホームズの冒険しか読んでないけど冒険...続きを読むに関してはホームズの冷徹さよりは人間味を感じるような気がする。 光文社は最後に注釈載せてくれてるのとても良いね。当時のイギリス社会の事とか書いてあって当時の雰囲気とか人の考えとかホームズの生きた時代が知れるって凄い楽しい。 最後の「私のホームズ」に「ホームズが阿片中毒だった」という内容が書いてたけどホームズは阿片中毒ではなかったはず...コカイン...
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