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Posted by ブクログ
世界で最も有名な探偵は「シャーロック・ホームズ」である、ということに異論を唱える者はいないだろう。小説であれ、漫画であれ、アニメであれ、おそらくかなりの人がホームズの物語に一度は触れているんじゃないかと思う。かくいう自分は、幼い頃にアニメでやってたホームズ(なんか犬のやつ)くらいしか見たことなかったが、、
ミステリー好きを豪語する以上、元祖名探偵ともいうべきホームズの原作を読破することは最低限の嗜みだ。さすがホームズ!邦訳版ですら何種類も出版されていた。現代風に読みやすくなっているのが希望だったが、光文社の文庫本の表紙が一番オシャレだったのでこれに決めた。(並べるとキレイ!)
へー知らんかった、ホームズってほとんどが短編だったんだ。いろんなメディアから刷り込まれたイメージで、頭脳明晰、長身でイケメン、プロ級のボクシング技術、と非の打ち所がない超人と思っていたが、、原作読んでみると、実際は痩せ気味のハゲ気味、ちょっと変わり者、タバコ中毒でときに薬物にも手を出している、となかなかな破天荒人物だった。もちろん鋭い推理力と膨大な知識量、頭脳明晰で運動能力抜群というのは、そのままだったけど。
読み終えて思うことは、ホームズが請け負う事件は殺人事件だけじゃなく、むしろ不思議な出来事や気になる悩み事みたいなものも多く、何でも相談所になってるのが面白い。ただ、それらの相談事のほとんどが後々犯罪へとつながる前触れ的なものになっているのだが。。
そしてもう一つ、、
世に聞こえた名探偵たちは事件が起こったあと、少しづつ手がかりを掴み、ときに連続的に発生する殺人を目の当たりにしながら、最終的に類まれなる推理力を駆使してトリックを暴き、犯人を指摘するという流れが王道だが、ホームズは違う!事件の現場に赴くと、髪の毛一本見落とさんというくらい徹底的に実況見分を行い、得られた情報を検証し、あっという間に事件を解決してしまうのだ。捜査が難航し時間を要することもあるが、むしろそれは珍しいくらい。なので犯行を未然に防いでしまうなんてこともしばしば見られる。よく考えたら、それは究極の理想的な探偵ではないか!
その調査におけるホームズの最も優れた能力は、卓越した推理力ではなく、神がかった観察眼だ。
ホームズの有名な言葉にこんなのがある。
『ワトスン、君は人物や物事をただ見ているだけなんだ、それではだめなんだよ。僕はね、人物や物事を観ているんだよ。観るというのはね、じっくり観察して、そこから得られた情報に推理を働かせることなんだよ。』
……っ!し、痺れる!!!
実際、小説の中でホームズが初対面の人物に対し、観ることにより職業を言い当てたり、直前にしてきたことをエスパーのように見抜いてしまう場面が何度も描かれている。
時が過ぎた現代でも、ホームズの名探偵としての名が色褪せないのも頷ける。
『シャーロック・ホームズの冒険』に収載された全12編の個人的評価(好み?)を載せておく
ボヘミアの醜聞 ★★★★★
赤毛連合 ★★★★★
花婿の正体 ★★★☆☆
ボスコム谷の謎 ★★★★☆
オレンジの種五つ ★★★★☆
唇のねじれた男 ★★★☆☆
青いガーネット ★★★★☆
まだらの紐 ★★★★☆
技師の親指 ★★★★★
独身の貴族 ★★★☆☆
緑柱石の宝冠 ★★★★☆
ぶな屋敷 ★★★★☆
Posted by ブクログ
ときめく名探偵を求めて、第二弾。
世界一有名な名探偵といえばホームズだ。それは間違いない。
同時平行でエラリー・クイーンの短編も読んでいるが、(引き合いにだして悪いけれど)比べ物にならない面白さだ。さすが人気作品は違う。どんどん読んじゃう。
しかし「ときめき」の観点からいうと、またちょっと違う。ホームズは確かに天才的だが「ホームズかっこいい…!」とはならない。(ていうかこんな話してるのだいぶ恥ずかしい。)
ホームズが人として魅力的だとしたら、それはかなりワトソンのおかげじゃなかろうか。ワトソンを信じて頼って甘えているホームズはすごく好きだ。
作品(群)としての面白さも、ホームズなしでもワトソンなしでもどちらでも成り立たないのだろう。深いぞ。
「コナン・ドイルはホームズシリーズ書くのもうやめたくてホームズ死なせたのにあまりに人気がありすぎて復活させざるを得なかった」みたいな裏話は大人になってから知り、死ぬ話も復活する話もそういえば読んだことがないので、これからの楽しみにしたい。
ときめき度:★★★☆☆
「ワトソンに免じて加点」
Posted by ブクログ
新潮文庫版に入ってない短編を読むために2度目の冒険。
やっぱり面白い。話を知ってホームズシリーズの雰囲気が掴めてきたからこその楽しさっていうのもあるね。もちろん技師の親指とか知らない話はドキドキしながら読めるから楽しい。
まだ緋色の研究、四つの署名、シャーロック・ホームズの冒険しか読んでないけど冒険に関してはホームズの冷徹さよりは人間味を感じるような気がする。
光文社は最後に注釈載せてくれてるのとても良いね。当時のイギリス社会の事とか書いてあって当時の雰囲気とか人の考えとかホームズの生きた時代が知れるって凄い楽しい。
最後の「私のホームズ」に「ホームズが阿片中毒だった」という内容が書いてたけどホームズは阿片中毒ではなかったはず...コカイン...
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