伊藤典夫のレビュー一覧

  • 三惑星の探求

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    「嵐の惑星」
    これほどの作品が本邦初訳ということに驚いた。
    訳されていない=面白くない、とは限らないらしい。

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    2017年11月08日
  • 三惑星の探求

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    人類補完機構の全短編が読めたという喜びと共にこれで全てなのかという淋しさもある。
    エッシャーの建てた美術館でダリやクリムトの作品を鑑賞するような楽しみは飽きることが無い。

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    2017年08月14日
  • 死の鳥

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    どの作品も面白いのはいうまでもない。ただしそれは面白いの種類は作品ごとに異なる。単純に笑える作品はないが、生きていることの意味、人間の正体、人類を取り巻く環境など、様々な観点で読者の心を揺さぶる。個人的に気に入った作品は、『「悔い改めよ、ハーレクィン!」とチクタクマンはいった』『プリティ・マギー・マネーアイズ』『ジェフティは五つ 』『ソフト・モンキー』といったところ。

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    2017年06月22日
  • 死の鳥

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    ネタバレ

    エリスンの短編集です。
    読み応えのある作品が多数あります。
    ハードな内容のものも良いですが、ジェフティは五つのようなエモーショナルな作品が好きですね。

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    2017年06月05日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    本なんておぞましい。昇火。

    科学技術の発達、マナーの向上、福利厚生の充実…
    私達の世界は日に日に良くなっている、のだろうか。「昔は良かった」「古き良き時代」そんな言葉は何故生まれるのか。老害という言葉で片付ける事は簡単だ。しかし、便利さ、快適さの代わりに失ったものは少なくないのではないか。

    物事の真理を、僕らは追求しなければならない。そしてそれが侵害される時は、権力に立ち向かわなければならない。

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    2025年12月28日
  • スキャナーに生きがいはない

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    SF。連作短編集。はじめての作家。
    20世紀から130世紀にわたる未来史。時間的なスケール、世界観的なスケール、どちらも驚異的。
    内容は、背表紙にあるように、「奇妙で美しく、グロテスクで可憐」。一言では表現出来ない、あらゆる魅力がある。
    好きな作品は「マークエルフ」「昼下がりの女王」「ガスダブルの惑星より」「スズダル中佐の犯罪と栄光」。

    以下、印象的な作品のメモ。
    「第81Q戦争」
    見世物としての戦争。森博嗣『スカイ・クロラ』に酷似。
    「マーク・エルフ」
    主人公カーロッタの生い立ちが素敵。マンショニャッガーがよいキャラ。
    「昼下がりの女王」
    前話から続く物語。後半はジュヌヴィーブ夫人代筆らし

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    2016年12月30日
  • 瞬きよりも速く 〔新装版〕

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    まず装丁がかっこよく、タイトルもかっこいい。そしてあとがきまでもかっこ良かったです!個人的には「ザハロフ~」「芝生で泣いている女」「交歓」が良かったです。

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    2016年11月09日
  • 猫のゆりかご

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    仕事できつかった時、この本が救ってくれた。
    今悩んでいることは生きる上で本当に重要なのか?悩んでいることは周り、自分にとって何か本質的に影響を与えているのか?
    そうマインドセットしたら、なんてことないくだらないことだった。
    大人になったら、本質的なことが見えにくくなる。それがただのあやとり(にせもの)だと気付けないのだ。
    子供は猫のゆりかご(あやとり)をいつまでも見つめて、猫なんていないし、ゆりかごもないことに気づく。
    あなたが悩んでいることに、"猫はいますか?ゆりかご、ありますか?"
    そうヴォネガットに語りかけられた気がした。

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    2016年05月23日
  • たんぽぽ娘

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    知らない内に文庫で発売されていて迷わず購入!
    たんぽぽ娘は何度読んでも、みずみずしい作品だと思います。
    その他の作品も、不思議な気持ちや切ない気持ち、色々な感情が湧き上がってくる素敵な作品ばかりです。

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    2015年02月18日
  • 2010年宇宙の旅〔新版〕

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    友人から「蛇足」と聞いていたが
    後日談?くらいにのんびりと読めば良いと思う。
    取り敢えず彼と和解出来たのは本当に良かったと思う。
    良かった、本当に良かった。

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    2013年04月24日
  • 2010年宇宙の旅〔新版〕

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    2001年より面白かった.

    ちょうど「幼年期の終わり」をもっと洗練させた感じの内容.
    途中のHALとのからみもどうなるのか気になって一気に読んでしまった.

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    2011年07月15日
  • 2010年宇宙の旅〔新版〕

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    ネタバレ

    2001年宇宙の旅の続編…と言わなくてもタイトルでわかりますね(^^;)。
    あれで終わりかと思いきや、さらにその後日談が前作の登場人物と新登場人物で繰り広げられます。

    前作は映画と小説で設定が違うよ、という前提で話が作られていたのに対し、今作は前作の設定は設定だけど映画の設定を踏まえて今回は書くよ、というスタンスなので初めは若干混乱します。
    あんまり詳しく書くとアレなのですが、2001年で映画→小説と進めると「あ、設定が違うんだ、小説はこうなんだね」と納得して終わるわけです。
    で、その影響下にあって続きのつもりで読み始めると2010年は「映画はこうだったからやっぱり映画の設定で続けるよ」と宣

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    2011年05月28日
  • 3001年終局への旅

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    まさか主人公が「彼」だとは想像もしていなかった。
    3001年終局への旅は、この壮大なオデッセイシリーズの一応の終わりとして納得のいくものであった。

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    2018年11月10日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    語り口が詩のようで、抒情詩人と呼ばれたレイ・ブラッドベリに思いを馳せた。
    スマホやしんどいSNSの様なもう何十年も前にこの考えに至ったということは、当時からそういう古典というものへのリスペクトが徐々に無くなっていたのかもしれない。
     そういう時代に本好きとして生まれた自分に思いを寄せてみる。野崎まどの「小説」を思い出す。
    「世界は集まって意味を増やしている。人の心も意味を増やしている。嘘をついたら意味を増やせる。意味を増やすための嘘。外に出した意味。外に出した嘘。それが”小説”なんだ。」

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    2026年04月12日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    ネタバレ

    文体がかなり難解だったけど、どの時代にも通じる普遍的なことが書かれていて読み応えがあった。この小説からは、人は進歩の代償に怠惰の習性を獲得していくことを知れた。何も考えないこと、何かを考えること、正反対に思えるそれぞれの過程は、どちらも確かに幸福に近づくための行為であるはず。社会や時代の流れには逆らえないが、選択をすることはできる。モンターグもその1人であったのだと思った。

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    2026年04月08日
  • 生存の図式

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    第2次大戦中、Uボートに沈められた連合国の改装タンカーの中に5人の生存者がいた。他方、母星の破滅から逃れた異星人の宇宙船団は移住先の恒星系を目指す…。交互に語られる世代を超えた二つの異質な"生存"を巡る物語が交差する。
    「生存の図式」(1996)ジェイムズ·ホワイト
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年04月04日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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     反知性主義批判が主題なのだろう。文系学部不要論や、文化芸術事業の縮小に向けた動きなど、架空世界の話とは思えない。一方で、知識人とされている者がとりがちな悪しき態度に対しても目が向けられており、老人たちは主人公に「自分は重要ではない、何者でもない、という思いを忘れてはいけない。他人より優れているなどと思ってはいけない」ということを繰り返し伝える。老人たちに出会った主人公が、彼らを見て、意外としょぼくれてて精細に欠く人たちだなという感想を抱くところも、響いている。
     令和的な感覚で読んでとても気になったのは、市民たちが耳に入れているのは巻き貝ではなくてうどんまたはしめじなのでは……という話ではな

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    2026年03月18日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    1953年でこんな世界を描いていたなんて、、、!
    人間が愉しいことばかり考え、努力や苦しみからは目を背け続ける(ごまかされるとも言えるかも)様子は、AI、SNSに依存しはじめている現代を痛烈に風刺しているなと。他人事とは思えない内容だった。

    たまに色々なことを思案しすぎて、自分が無知だったころに戻れたらなと思う時があるけれど、それでもやっぱり考える楽しさ、他の考えに触れる楽しさ、新鮮さ、その上で自己が更新される嬉しさ、それを知ってしまった以上、考えることで多少不幸になろうと、考える力や時間を奪われたくはないと思った。


    【グッときたポイント】
    ⚫︎"事実をぎっしり詰め込め、自分自

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    2026年03月12日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    本に限ったことではないが出会うかもしれなかったものを人為的に消されるのは喪失感が大きく感じる
    思慮深さとか思考の深さは主体的に得ようと努力しないと身につかないと感じた。

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    2026年02月26日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    言い回しが理解できない部分もたくさんあるけど
    刺さる言葉もたくさんあって
    定期的に読んで心に留めておきたい本

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    2026年02月25日