伊藤典夫のレビュー一覧

  • 3001年終局への旅

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    「2001年・・・」から読んでますが、個人的には「2001年」の方が好きです。だってモノリスがー・・・。

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    2009年10月04日
  • 3001年終局への旅

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     オデッセイシリーズの最終章。基本的に2061年の続編ではありませんが、世界観は同じです。しかし、終わり方に夢がないのでこのシリーズの世界観が好きな人にはお勧めしません。
     でも、納得いかない終わりとはいえ、結末は結末です。

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    2009年10月04日
  • 3001年終局への旅

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    モノリスの創造主との戦いが繰り広げられるシリーズ最終章。
    3001年の世界では恐竜の庭師が、宇宙空間で園芸をしているという想像もつかない世界を描けるのは…Dr.クラークだけ!

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    2009年10月04日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    ネタバレ

    元々気にはなっていた本だったけれど、最近の日本に対する不安として「華氏451度の世界」という例えがSNSにいくつも流れてきた為、いよいよ読むべき時が来たか!と読むことにしました。

    序盤は背景が読み取れずに???となっていましたが、読み進むごとにスピードアップ。
    ホントに「今の日本、今の世界」と被る事ばかりで怖い…。
    焼いてはいないし禁止では無いけれど、教育の現場や教科書から都合の悪い話や言葉、歴史を消して学ばせない状況。
    テレビ等では当たり障りのない話題ばかりで必要な情報を流さず、国民が知らない間に着々と準備は進められ…ある日突然に…

    人と一緒に居ても自分向けの情報を手放さず、快楽な映像、中身の薄い情報に溺れる人々。重要な注意を促す人に向けられる冷笑。カメラ付きのヘリコプターなんてドローンだし…
    凄いなブラッドベリ!
    タイムトラベル出来る方法でも持っていたの?ってくらい今を描いてる!

    これは今読んで正解でした。

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    2026年09月29日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    ネタバレ

    本が禁止された世界のお話。

    様々な情報を統制され、自分で考えることをしなくなった人間への警鐘が根底に流れている。

    ただ、個人的にはあまり話が入ってこずなかなか気持ちが乗らないまま終わってしまった。こういうたいぷのSFはやっぱり苦手かも。

    でも、本が私たちに何を教えてくれるかというメッセージはよかった。

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    2026年09月08日
  • 猫のゆりかご

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    全体が何かの暗喩になっているんだろうけどわからなかった。最後まで読んで「で?」という感じだったのでChatGPTに解説してもらったら、なるほど!名作!と思った。わたしの力量では楽しさを享受できず残念…原文で読んだら10倍おもしろそうだけれどその力量もなく残念…いつかペーパーバッグで読んでみたい。

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    2026年09月06日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    「一九八四年」と合わせて今こそ読んでおくべきかな、と。なかなか難しかった。
    本を焼かれ、思想や言葉が奪われてしまう戦時下。人文系ダウンサイジングとか言ってる本邦も他人事ではないよなあ。

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    2026年09月03日
  • あまたの星、宝冠のごとく

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    伝記を先に読んでから作品を読むという逆の順序になってしまった。
    バラエティに富んでいて、器用な作家さんだと思った。特に短編は万人受けする物語は難しいので、読者によって好みがはっきり分かれると思う。

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    2026年08月16日
  • たんぽぽ娘

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    「ビブリア古書堂〜」と「名探偵のままでいて」で言及されていたので読んでみた。古き良きSF短編集。
    ハードな世界観の作品もあるが、ファンタジー的なロマンスもあり読みやすい。やはり情景が目に浮かぶような詩的な表題作がピカイチ。

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    2026年08月13日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    ネタバレ

    何かしっかりしたSF小説を読もうと思い、本書を手に取りました。随所に出てくる巻貝なるイヤホンやTVがけたたましく放送されているラウンジには現代的な描写として受け取れました。スマホ、AI、がある今のテクノロジーの発展からは少しズレますが、焚書せずとも本に興味がなくなる大衆とは正に今現在の情勢かもしれません。

    1950年代当時でも未来には戦争はあるということで爆撃機のシーンもあります。本質的に人間は変われないのか、本があれば不死鳥の如く薪を積み上げ火を放ちその中に飛び込むことはなくなるのか、そんな時がいつかくるのか、そんなことを考えさせられます。

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    2026年08月06日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    過去に何度挑戦しても読み切れなかった作品。
    現在の社会がこの作品と近しい状況になりつつあると知り、読み切ることを目標に再挑戦しました。

    挫折した第1部を終えてからはするすると読め、作品の面白さを感じられたように思います。
    表現が難しく、イメージしにくい箇所も多かったのですが、名称は異なるものの、身の回りで見たことのあるものを想像させるものが登場するため、慣れてくると情景が頭に浮かぶようになりました。

    また、主人公を取り巻く環境や一般化している思想、政治のこと…所々知っている感覚が恐怖を抱かせ痛いところを着いてくるかのごとく胸に刺さってきます。
    しかしその分、先人たちの言葉にはきっと大丈夫だと思わせてくれる力があり、主人公の背中を押しつつ、こちら側にも勇気を与えてくれているように思いました。

    私たちの生きる社会がこれ以上作品とリンクする前に、主人公と同じように考える頭を持ち続けなければと感じさせてくれました。

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    2026年08月04日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    最後がよくわからんねえ。
    はっきりした結末が好みなのでちょっと違ったかな。

    何年後かに読み直したい。

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    2026年07月18日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    題名は本が燃える温度。
    本を燃やす消化士ならぬ昇火士。
    本好きなものにはまさにディストピア。
    なかなか登場人物に感情移入しにくかったが、
    話はコンパクトで読みやすかった

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    2026年07月17日
  • たんぽぽ娘

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    「名探偵のままでいて (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」に描かれており、気になって読んでみた。
    さわやかな読後感ではあったが、ページ数の少ない短編であり物足りなさや理解しきれない感覚は残った。

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    2026年07月02日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    全体的にポエムっぽい文章と引用が多くて少し読みづらかったけど、内容は面白かった。
    特に印象に残ったのは、みんながダイジェスト版でしか物事を受け取らなくなった社会の話。要約動画やまとめ記事が当たり前になった今の時代と重なる部分が多く、自分も普段からそうしたものを利用しているだけに考えさせられた。本来は文章を読んで、自分の中で噛み砕いて理解する過程にこそ価値があるのかもしれないと思った。
    あと、本を燃やす理由が単なる政府の情報統制ではなく、「平等な社会」を守るためだったのも印象的だった。考え方の差による争いをなくすために、その原因になる知識や教養まで排除しようとした結果、人々は考えることそのものを手放してしまうという怖さを実感できた。不平等な社会は望ましくないけれど、考え方の違いまで消そうとする平等も危ういのかも…?この作品は本が重要というより、考えることが重要だよということを教えてくれる作品だった。

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    2026年06月23日
  • スローターハウス5

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    ネタバレ

    本作は自伝小説で、突拍子に現在から自由自在に過去のある地点にさかのぼる、というストーリーの構造が独特である。とはいえ、第二次世界大戦時における過酷な出来事や身内の死を目の当たりにする描写もあり、主人公は過去に戻ることで再度苦しみを味わうことで、読者は本作を通して、著者の苦しみ、葛藤を追体験する。

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    2026年05月23日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    名作SF。
    新訳のほうが読みやすいと聞いたが、それでも自分には比喩表現が多く難しかった。

    本が禁止されており、消防士は火事を消すことではなく、本を燃やすのが仕事という世界観。本や知識がないことで人々は考えることを放棄している。
    主人公は、世の中に反して色々なことに興味と疑問を持つ少女に会ったことで変わっていき現在の状況に不満をもつようになる。

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    2026年05月16日
  • スローターハウス5

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    「タイタンの幼女」がハードルが高かったのでなかなか、読む気にはなれなかった作品。
    時間旅行でき、ユーモアもあるんだけど、やっぱり私にははまらない作品だった。

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    2026年05月05日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    個人的にあまり、馴染みのないジャンルSF。
    古典の名作という事で手に取ったが案の定、
    最初は難解でなかなか理解出来ず。
    少しづつ、理解出来て面白さもあったが、終わり方でまたわからず。。。

    しかしながら焚書という世界。本を読む事で燃やされる世界。デストピアの世界ではあるが、何か現実の世界に通じる事もある様に見える。
    一回では理解出来なかったが少し時間を置いて、再読したい作品だった。

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    2026年05月04日
  • スローターハウス5

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    「タイタンの妖女」のヴォネガットによる半自伝的SF小説。

    読み始めは内容が全く分からずやめようと思ったが、飛ばし読みで最後までたどり着いた後、解説を読んでこの小説のイメージがつかめたので、もう一度読んでみて少し理解ができた。

    筆者がそれまで書いてきた小説を踏まえて、実際に経験した第二次大戦の連合国によるドレスデン無差別爆撃という悲劇について描いたものらしい。

    「そういうものだ」という言葉が繰り返されることで、醒めた目線を感じさせるが、それはきっと怒りが溢れ返るのと同時に、同じことを繰り返す人間に対する呆れが感じられた。

    村上春樹はヴォネガットの影響を受けていると福田和也の本にあったが、タイタンのようにあちこちに飛ぶ主人公は、ねじまき鳥を思い起こさせた。

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    2026年04月09日