伊藤典夫のレビュー一覧

  • 華氏451度〔新訳版〕

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    詩的な表現が多くて、思った以上に読むのに苦労した。でも、付箋を貼った箇所は沢山あって、面白かった。ベイティーの言葉が特に好き。ドラマ「女王の教室」を思い出した。確かに私たちはぼーっとしたり考える時間がどんどん減っているよな。気をつけよう

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    2026年02月13日
  • スローターハウス5

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    自由意志とは
    So it goes.
    トラルファマドール星

    God grant me serenity to accept the things I cannot change, courage to change things I can, and wisdom always to tell the difference.

    おいらの名前はヨン・ヨンソン
    ウィスコンシンに根を下ろし
    製材工場で汗流す
    街で行き交う人たちに
    「あんたの名は?」ときかれたら
    答えはいつも同じこと
    「おいらの名前はヨン・ヨンソン
    ウィスコンシンに根を下ろし・・・・・・」

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    2026年02月13日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    何事にも興味を持ち、自由に調べられる、勉強できる事の素晴らしさを忘れてはならない
    知識と知恵の重要さを考えたり、自分を見つめる時間を改めて作ってくれた本作に感謝したいです

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    2026年02月01日
  • 2010年宇宙の旅〔新版〕

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    2001年よりも宇宙空間でのドラマに重きを置いている感じ
    映画の続編としての思い切りの良さはすごいけど、映画を観てない人や2001年の直後に読み始める人には、少し違和感があるまま進行して行くのかも?

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    2026年02月01日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    人類の進化と、その上位存在の描写は、クラークの幼年期の終わりからのテーマ
    それを現代の科学技術に落とし込んで、ガチガチのSFとしてすごく興味深い作品になってるなぁと思います

    全体的にHAL以外のキャラが弱いのが残念

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    2026年02月01日
  • 2010年宇宙の旅〔新版〕

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    ネタバレ

    復刊ではじめて読んだ。『2001年宇宙の旅』の続編だけど、舞台は映画版に合わせて木星に。木星の軌道上に漂うディスカバリー号に向かうレオーノフ号。思わぬライバルの出現や衛生に住む謎の生物、モノリスの秘密など面白いし、最後の展開はちょっと予想外で良かった。

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    2026年01月24日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    ネタバレ

    映画も見たこと無いし、原作も初めて読みました(笑)中々面白かったと思います(笑)好みとしては第1部が面白くって(笑)SFの世界に入ってからもいい感じで進んでくれたと思います(笑)ただ『宇宙大作戦』とかのSFが好きな僕にとっては少し路線が違うので(笑)とりあえずは映画の方も見てみよう(笑)『2010年~』の方も気になるし(笑)

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    2026年01月24日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    はるか昔から人類が平和を希求してきた成果の集積である本を、たまたま歴史の先端にいるだけの者が燃やしていいわけない

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    2026年01月12日
  • スローターハウス5

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    ネタバレ

    なかなか興味深い小説だった。

    時間旅行は本当に忙しそうで、読んでいるこちらも場面が次々変わるので目まぐるしさはあったが、それがまた不思議な体験で面白かった。

    戦争の描写などもリアルでよく、独特のテンポが作品のコミカルさを失わずに読者を楽しませ、そこに作者が体感したであろう光景が落とし込まれているため、感情が揺れ動き飽きる事がなかった。

    宇宙人に囚われるシーンもSFの王道で面白く、その他のシーンもとても良かった。ふとした時に読むのがおすすめです。

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    2025年12月21日
  • スキャナーに生きがいはない

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    人類補完機構と名付けられた物語群。断片的な編を通して語られる荒唐無稽、奇想天外な宇宙を舞台にした一大スペクタクル。圧倒的な世界像。

    以下、抜粋

    アンダーヒルは、言葉が内から流れ出すのを感じた。言葉はなんと不自由なものだろう。それに比べて思考のスピードと楽しさときたら一くっきりと澄んで、手っ取り早い心と心のふれあい!

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    2025年12月08日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    本作は、もともと映画として構想された物語の小説版ということもあり、映像的なスケールの大きさと思想的な深さが同居している作品だと感じました。中でも強く印象に残ったのは、やはり HAL9000 の存在です。

    日本では AI に「人間を超えた万能の存在」というイメージが根強い一方で、海外では「高性能ではあるが融通の効かない機械」として描かれることも多いように思います。HAL9000 はその両者を象徴するような存在で、人間以上の知能を備えていながら、プログラムされた使命ゆえに暴走してしまう。その姿は、AI の可能性と限界の両方を静かに問いかけてきます。

    壮大な宇宙の描写と、人類の進化をめぐる哲学的

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    2025年12月04日
  • 生存の図式

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    ネタバレ

     気密性が高くタンクが空で食料等物資を米国から英国に輸送していたタンカーがUボートの攻撃により海底に沈む。その中で生存乗組員は、し尿ー豆(二酸化炭素ー酸素)の生態系を作り出し、子供、孫を生み、文化・技術を口承により伝えていく。一方破滅に瀕し、宇宙に乗り出したイルカ型宇宙人は冷凍睡眠の不具合により世代型移民船にならざるを得なくなる。
     お決まりの通り宇宙人は地球を目指していたことがわかり両種族は戦争となるが、世代を超えた両者が種族の橋渡しをする。
     「宇宙の孤児」、「ホーンブロワー」、「レンズマン」が引かれ、孫子には登場人物から名前がとられる。

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    2025年12月02日
  • スローターハウス5

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    私にとって、文学的美しい作品を読みたいなら、
    カートヴォネガットになることを確信させた作品になったと思う。

    もちろん、ヴォネガットの作品は読んだ後に、自身に何が残ったのかを答えることは難しいが、作品を通して非日常的のようで日常の中にある世界を読者に見させてくれていると思う。

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    2025年10月22日
  • スローターハウス5

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    人生すべての出来事がパッケージされ、並列で同時に存在するとしたら、そこに何か意味を見いだせるのか。意味を見いだすことに意味があるのか。残るのは圧倒的な諦観、あるいは禅でいう「空」。ユーモアだとすれば苦みしかないブラックユーモア。

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    2025年08月23日
  • スローターハウス5

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    著者自身が戦時中に体験した「ドレスデン無差別爆撃」を基に書かれた、半自伝的長編小説。
    SF小説であるが、昨今の小説でよくある近未来的な機械や怪獣が出てくるわけではなく、主人公の設定にSF要素が盛り込まれている。

    作中に引用されている「ニーバーの祈り」からこの小説を知った。
    久しぶりに読み返したくなり、再読。

    異星人に誘拐されてから、主人公のビリーは自分の意思とは無関係に時間を行き来する「けいれん的時間旅行者」となった。
    これによって、ビリーは地球人には考えつかない、いくつかの学びを得る。
    例えば、
    ・今死んでいる者は過去の瞬間では生きており、その瞬間は常に存在し続ける
    ・未来の瞬間も過去と

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    2025年07月24日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    ネタバレ

     アーサー・C・クラーク氏の『2001年宇宙の旅』は、1968年にスタンリー・キューブリック監督による映画とほぼ同時に世に出された、極めて特異な成り立ちをもつSF作品である。その背景には、冷戦下の宇宙開発競争があり、アポロ計画が頂点に向かって進んでいた当時の高揚と不安が色濃く反映されている。人類が月を目指し、地球の外に「次なるフロンティア」を求め始めていた時代に、この作品は誕生した。科学技術の進歩への期待と、その一方で人間の倫理や意識はそれに追いついているのかという懸念――その二重性が本作の根幹をなしているように思われる。
     物語の出発点となるのは、太古の地球に現れた黒いモノリスである。これは

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    2025年07月23日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    ネタバレ

    月の裏側で発見された四角い石板「モノリス」が発した信号をもとに土星の衛星を目指す人類と、地球外生命体の初接触を題材にしたお話。

    名前だけ知っていたHAL9000がどういうものなのか知りたくて聴いたが、状況が段々悪化していく辺りは想像より怖くて良かった。
    「デイジー・ベル」が歌われたのはこんなやべえシーンなのかよと思った。
    超性能の人工知能なのに、嘘を付こうとすると処理落ちでもするのかレスが遅くなるのがかわいい。

    後半へ近づくにつれて段々と概念的な内容が多くなっていったが、自分の認識を越える何かを見てしまった場合、こんな感じの感想になるんだろうかなどと思った。

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    2025年06月10日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    ページ数は軽めで、内容もテンポ良くスイスイ読めた。タイトル通り2001年という時代設定ということもあり、登場する科学技術やガジェットは未来の空想物というよりほぼ現実の物に近い。ただしこれが書かれたのが1960年代ということを思い返すと、、驚くべきこと。今現在2025年の時点で、2060年頃の未来をこれほど正しく予想できるかと言われると、かなり難しいだろう。

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    2025年02月12日
  • 2001年宇宙の旅〔決定版〕

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    映画の印象と大分違った。映画は数年前、リバイバルで観たが、HALとの対決?が見所な印象が残ってるが、小説だとあっさりだった。

    また、宇宙を航行するシーンは非常に面白かった。宇宙の巨大さ、広大さが想像できる、読ませる文だ。

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    2024年11月19日
  • たんぽぽ娘

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    ネタバレ

    Robert F. Youngの200以上ある短編から某北鎌倉の古書店作品で登場した「たんぽぽ娘」をはじめとしたボーイ・ミーツ・ガールものを13編収録。SFという括りではあるけど、その範疇ではないと思われる作品もちらほら。やはり「たんぽぽ娘」が抜きんでていると思う。おじさんと少女のロマンスかと思ってからのラストは良い終わり方だった。とてもロマンチックな短編。他に「荒寥の地」「ジャンヌの弓」も良かった。あとがきで訳者が少女愛をこじらせ長編は壊れていると書いているが逆に壊れっぷりが気になってしまった。

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    2024年10月13日