大矢博子のレビュー一覧

  • ミステリーアイランド

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    孤島ミステリー紹介ときいたら購入するしかないね!
    まして、信頼している千街さんもメンバーにいたらなおさら!

    もっと中身をマニアックすぎていいからつくっても可能です!

    私は横溝正史先生の獄門島が1番!

    次は館、密室、不可能とかも期待。

    ぜひ〜

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    2025年06月10日
  • クリスティを読む! ミステリの女王の名作入門講座

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    『エラリー・クイーン完全ガイド (星海社新書)』に続いて読みました。ポワロとマープル、どちらも魅力的。三谷幸喜もクリスティに影響を受けていて、翻案作品も手がけています。僕もミステリの基礎体力みたいなものをクイーンとクリスティで身に付けたいと思います。

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    2024年04月19日
  • 歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド

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    ダジャレやツッコミを交えながら、歴史小説・時代小説を楽しく紹介してくれる本。特に三国志の読み比べが面白かった。けっこう著者の特徴が出るものだな。北方謙三のハードボイルド三国志が読みたくなった。
    紹介されている作家さんも大御所から最近の方まで幅広いので、いろいろ読んでみたい。

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    2019年12月26日
  • 歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド

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    ネタバレ

    488作品中、私が読んだことがあるのは50数作品でしたが、それで判断するに、彼女が面白いと思った本は私も面白いと思ったものがほとんどなので、多分このガイドは私的にははずれが少ないと思われます。
    なので、前のめりにリストに追加。

    特に、最近どっぷりハマっている幕末・明治についての作品を紹介した第三部は、私にとっては宝の山。
    章のタイトルで紹介すると
    『着いてるね、乗ってるね~飛脚と日本鉄道事始め』
    『萌え予見~女子がときめく新撰組小説』(なんて秀逸な章タイトル!)
    『奥州連合離脱~東北諸藩の戊辰戦争』(とっさに気づかなかったけど、これはイギリスの欧州連合(EU)離脱に引っ掛けていたんですね)

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    2018年02月18日
  • 歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド

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    大河ドラマ「真田丸」「おんな城主直虎」にはまってツイッターで盛り上がった人にぴったりな時代小説紹介ガイドと言えるのではないか?(はい、まさに私がその人)
    手帳片手に気になった本メモしつつ、ノリノリの文章にくすくす笑いながら楽しく読ませていただきました。

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    2017年12月25日
  • 歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド

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    「本の話WEB」での連載を楽しく読んでました。
    しかも主に職場で(←ダメだろ)

    小粋なジョーク(ダジャレ)と真面目な書評のミックス具合がちょうど良い。
    また、ちょいちょいぶっこまれてる「ガン○ム」ネタがうれしい。

    歴史・時代小説の入口を広げてくれる、入門オススメ基本ガイドブックだと思います。
    同郷の大分県人として、大いに推すものであります。

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    2017年10月19日
  • 探偵・藤森涼子の事件簿

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    しまった、読んじゃったよ!
    この本は、この探偵シリーズのダイジェスト版、
    良いとこ取りだったらしい。

    あ~、かなり面白そうなシリーズなのに、
    先に読んじゃったよ・・・。
    順番に読み進めて行きたかったのに、
    面白かったがゆえに、かなりショック。

    人間の醜さをかいまみさせながらも、
    後味が悪くない。
    甘いと非難されればそれまでだが、その甘さも私は好きだ。

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    2012年12月18日
  • 脳天気にもホドがある。―燃えドラ夫婦のリハビリ日記

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    ネタバレ

    昔、まだインターネットがこんなにも普及していなかったころ
    パソコン通信なるものがあり
    掲示板みたいなものと思って貰えばいいんだけれど
    その中のひとつニフティサーブというものを利用していて
    主に自転車の会議室にどっぷりはまっていた時期があった
    1990年代の後半頃のこと

    自転車という大きなくくりの中に、ロードやマウンテンバイクなどと
    細分化された括りの会議室があり、地域別の会議室などもあった
    パソ通自体もそんなに誰もがやってるものでもなく
    ましてや若い娘(27歳〜30歳くらい)はもっと少なく
    パソオタ気味のおっさん中心の会議室の面々に
    まあ可愛がって貰っていたわけだ

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    2011年09月05日
  • 脳天気にもホドがある。―燃えドラ夫婦のリハビリ日記

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    授業の課題のために読んだのだけど、
    奥様の明るくポジティブな姿、すてきでした

    体験記としても読みやすく参考になります。おすすめ。

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    2011年05月15日
  • 脳天気にもホドがある。―燃えドラ夫婦のリハビリ日記

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    闘病リハビリ日記。おそらくこういう立場になってしまった人が読めば役に立つし、励まされる点が多いと思います。だけど「励ます」といってもおためごかしな雰囲気はぜんぜんなくて。そりゃね、介護も大事だけど。何もすべてを犠牲にする必要なんてないんですよね。
    そして「なまもの!」読者にとっては面白ーく読めるエッセイです。もちろん、今はかなり元気にされてるってのを知っているからこそ笑って読めるんですけどね。野球ファンではなく鉄道ファンでもない私ですが、はい、充分に面白かったです。これは続編も読みたいぞー(あとがきのオチは「なまもの!」読者には周知ですが。あまりにできすぎなシチュエーションですよ)。
    みほろさ

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    2010年11月02日
  • クリスティを読む! ミステリの女王の名作入門講座

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    まず、装丁がステキです。作品を知っていれば、ますます楽しめる仕掛けで…
    そして内容もスゴイです!
    教科書というか、とにかくスゴイんです(笑)。
    クリスティーの作品を、翻訳されている全出版社のものを読みたくなり…それが無理でも、いくつか読んだ気でいる作品も再読必須…みたいな。
    中身を紹介し始めると全部になってしまいそうで、無理…
    初心者より、これまでクリスティーを読んだ、ポアロさんのドラマを観た、ミス・マープルのドラマを観た、映画化作品を観た…など、どの切り口からでも触れたことのある方は、ぜひ手に取っていただきたいです。特に翻訳されたものについての考察も良く、翻訳でしか読まない(読めない…)日本

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    2024年08月09日
  • クリスティを読む! ミステリの女王の名作入門講座

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    ミステリの女王クリスティの作品の魅力や、彼女自身、時代背景についても紹介している本。この著者は語り口が楽しいので非常に読みやすい。トリビアも豊富で、クリスティの作品をある程度読んだ人の方がより楽しめるかも。
    個人的には昔ほぼ全ての作品を読んだが大部分忘れていることもあって、また再読したくなった。『三幕の悲劇』がアメリカ版とイギリス版で犯人の動機とラストがちがうというのは初耳で驚いた。

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    2024年07月09日
  • クリスティを読む! ミステリの女王の名作入門講座

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    CL 2024.5.24-2024.5.25
    大矢博子さんの書くクリスティガイド。
    さすがの大矢さん、文章が楽しくて読みやすいです。有名な作品しか読んでないなとあらためて。で、ほんと読みたくなるブックガイド。

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    2024年05月25日
  • 「御宿かわせみ」ミステリ傑作選

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    「平岩弓枝」の短篇時代小説集『「御宿かわせみ」ミステリ傑作選』を読みました。
    ここのところ時代小説が続いていますね。

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    「平岩弓枝」の「御宿かわせみ」は江戸人情だけじゃない、ミステリも侮れない!

    物理トリックに心理トリック、フーダニットにホワイダニット……「御宿かわせみ」には、びっくりするほど秀逸なミステリ作品が多い、と書評家「大矢博子」が、トリックを切り口に七作品を厳選。

    かわせみシリーズの傑作『矢大臣殺し』は、「アガサ・クリスティ」へのオマージュか?
    巻末の著者インタビューに、創作のタネあかし、あり。
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    2024年01月04日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    粒揃いの作品集です。小池真理子さんの作品を目当てに買いましたが、各先生の作品それぞれ格調の高いエロスで楽しめました。このお値段でこの内容はお得です。

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    2020年05月05日
  • 脳天気にもホドがある。―燃えドラ夫婦のリハビリ日記

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    立浪引退〜開幕投手浅尾とか今読むと懐かしいのう…もっと中日ネタが多めでも良かったけどその分御夫婦が微笑ましいので(笑)著者の実体験としてこのような事態に陥った場合は体験記、闘病記のたぐいよりも病気自体の専門書を読んだとあるのが実はツボった(苦笑)

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    2014年05月26日
  • 脳天気にもホドがある。―燃えドラ夫婦のリハビリ日記

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    脳出血で倒れて右半身麻痺と失語症になった夫との闘病、リハビリ生活を描いた体験記。
    著者は書評家でもともとユーモアに溢れた文章を得意とするので、かなり深刻な状況なのに悲壮感が感じられず、笑いながら楽しく読めてしまう。家族が倒れたときに必要となる手続きや実務的なノウハウも満載。リハビリには趣味が大きな力となることがわかった。
    しかし軽いノリで書かれてはいるが、著者がたいへん献身的に介護していることが伝わってくる。二人の幸せを祈りたい。

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    2013年06月13日
  • 探偵・藤森涼子の事件簿

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    太田さんの作品の雰囲気って、なんだか好きなんですよねぇ(^^)
    読んでいて疲れないし(^^;
    藤森涼子シリーズの短編集でした。読んでから知りました( ̄▽ ̄;)


    さておき、短編集が主人公の年齢順に並んでいて、読んでいて話しと話しの間に何があったのか想像がついて、なかなかに面白かったです。
    説明チックでなくて、普通に読んでいて台詞とかから推測出来るというのがまた良いなぁと。

    やっぱり太田さんの作品の雰囲気って好きだなぁ♪

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    2012年09月12日
  • 探偵・藤森涼子の事件簿

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    太田忠司さんが20年前から執筆されている藤森涼子シリーズのオムニバス本。

    この本を編集された方のコメント(はじめに・解説)のおかげで、藤森さんが私たちと同じ時間を共有し、同じ年を召されていることを知りました。
    (主人公が探偵になるまえの20年前には、バブルがはじける前で、冬は毎週末にスキーをしていました。そうです・・・。)

    だいぶ以前に読んだ小説のダイジャストでしたので、今回も楽しめるのか、読む前は不安だったのですが、そして(?)、その不安を後押しするかのように読み出すとストーリーも思い出していったのですが、それでも展開にハラハラして、一気に読んでしまいました。

    今回初めて藤森シリーズを

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    2012年07月28日
  • 脳天気にもホドがある。―燃えドラ夫婦のリハビリ日記

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    中日ドラゴンズファン夫婦の闘病記録。
    もともと作者の書評サイトを長年見ていたので、評価が少し甘いのはそのせい。

    作者のクセというか表現方法には慣れていたので、一気に読んでしまった。
    あと、医療現場で働いているから読みやすいというのもあるけど、でも一般の人が読んでもとても読みやすいと思う。
    野球に興味がなかったらどうかはわからないけど…。

    作中ではあえて悲壮感などを押し出さずに書ききっているけれど、本当に献身的に面会し、看護・介護されていたことが伺える。

    趣味があるって、救いになるね。

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    2011年10月13日