門井慶喜のレビュー一覧

  • シュンスケ!

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    伊藤博文は本当にこんな人だろうか?
    幕末後が殆どないのが特に残念。
    作者の思いが強すぎてどうも腑に落ちない。
    残念。

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    2021年02月06日
  • ゆけ、おりょう

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    坂本龍馬の妻、おりょうを描いた作品

    鉄火肌で喧嘩っぱやく、大酒呑み。
    龍馬の情けなさにほだされて結婚したおりょう。

    時代の真ん中へと突き進んでゆく龍馬。
    ただ待つだけの存在になってしまったおりょう

    普通に出会って普通に過ごせたらさぞ幸せだったのだろう。
    激動の時代に巻き込まれた女性でもある悲しさ。

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    2021年02月03日
  • にっぽんの履歴書

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    ネタバレ

    「慶喜」と名付けられたことで江戸史幕末史への関心が起きた/学生時代、古本屋で幸田露伴全集44巻24万円を購入し2ヵ月間食パン2枚づつで3食で読み耽った。文語文に通暁。現在では3万円程度/「書評試作」二十数篇を丸谷才一に送付。思いがけず返信あり「よく書けているが深みが必要」/サラリーマン作家の頃の習性で、四時半起床して執筆…午前中に昼寝が至福の快楽/『坂の上の雲』は〈艦コレ〉の源流という。明治時代の男たちは軍艦をどれほど誇らしく眺めただろう。日清戦争当時、清国の海軍力は日本を上回っていたが奇勝、それから十年

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    2021年01月30日
  • キッドナッパーズ

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    様々なテーマの短編集であり、あっさりとした話が多いので、気軽に作者の幅広い作風が楽しめる。
    だがこれをミステリーとして分類してしまうと期待外れ感が出てしまうのでは。

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    2021年01月24日
  • 天才までの距離 美術探偵・神永美有

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    シリーズ第二弾。
    美学や文学や政治学は、それ自体が知性と好奇心を刺激する。そこに敷居の高さが伴いやすいのは、素養を問うことの排他性ゆえだろう。
    高踏的な臭みを消し、魅力の核心を伝える語り手がいれば、それは娯楽小説の素材としても輝き得る。
    そんな語り手が門井慶喜氏。

    本書に良い一節があったので、引いてみる。
    「およそ私たちの人生には、たった一語ですっかり思いのたけを表すなんて胸のすく機会はめったにないけれど、語彙の豊かな人のそれにはやや多く訪れる。」
    そうありたいものですな。

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    2020年12月22日
  • 若桜鉄道うぐいす駅

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    ネタバレ

    鳥取県に実在する第3セクター鉄道、若桜鉄道を舞台としたローカル線(または沿線地域)再生の物語…を想像して読んでみましたが、全然違っていました。これ、実在の鉄道を舞台にする必要はあったかなあ。若桜鉄道を積極的にPRしている訳でもないし、実際の沿線風景に触れる訳でもない。若桜とライトって現実にも関わりありましたっけ?

    そういう馴れ初めというか、執筆の経緯は読者に知らせて頂きたかったです。解説はおろか、あとがきも無いってちょっとどうなんでしょう(単行本にはあるのでしょうか)。

    で、肝心の内容ですが、大くくりすれば主人公の成長物語なのでしょう。しかし、焦点がローカル線にあるのか、近代建築にあるのか、地方選挙にあるのか、恋愛模様にあるのか(悠花ちゃん最低)、そこがイマイチはっきりせず散逸な印象が拭えませんでした。描きぶりは面白くてぐいぐい読み進んだのですが、結局何の話だったのか、と時間をおいて振り返るとどうにも思い出せないのです。

    まあ人生の軸なんて1本に定められないですからね。翻弄された挙句人として一皮むけた、というのはある意味リアリティがあるのかもしれません。

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    2020年12月07日
  • 若桜鉄道うぐいす駅

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    鳥取県の三セク、若桜鉄道うぐいす駅の駅舎取り壊し計画をめぐり、村長と住民グループとが激しく衝突する。

    主人公涼太は、ここに巻き込まれてしまう。
    村長の孫にして、住民グループリーダーの重次郎からは学問上の孫弟子にあたるからだ。

    うぐいす駅の駅舎は本当にF・L・ライトの設計なのか。
    そうでないなら、真の設計者は誰なのか。
    私大の史学科の院生である主人公が謎解きをする。
    これがこの本の一番のサスペンスかと思うと、実はそうでもない。

    現役のまま頓死した村長、芹山剛造の後任の村長選が告示される。
    鶯村でのデモ中に発作を起こして死んだ守る会の久世みち子。
    その息子、静男が村長選に出馬する。
    涼太は恋人の悠花を静男に奪われた恨みから、村長選出馬に踏み切る。

    自分にとって面白かったのは、選挙戦が始まってからかもしれない。
    代々村長を務める芹山家に、代々軍師(選対本部長)を務める冥加家のタッグ。
    圧倒的に有利なはずの涼太と静男の勝負は、意外な方向に。

    涼太の軽い性格や語り口のおかげで、分厚いわりにリラックスして読める。
    改行が多く、ページ数の割には、テンポ良く進んでいく感じだ。
    ライトの生涯や、日本での近代建築の保存活動など、建築に興味がある人にも楽しめる作品かな。

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    2020年12月06日
  • 決戦!新選組

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    幕末ものや新撰組を描いた小説は度々読んでしまうもののひとつ。 どの本も、新撰組に対する見方や人物の性格・背景の描写が異なり、真実は定かになるものではないけれど、それゆえにどれも想像力を掻き立てられてまた他の本を探したくなる。 このアンソロジーは沖田総司、近藤勇、藤堂平助、永倉新八、斎藤一、土方歳三それぞれの視点から描かれている。 ひとつの目的に向かって、でも思いは各々の胸の中に…というのは、読んでいて歯痒くもあり美しくもあり。 そしてどうしてもNHK大河の新選組!のキャストを思い浮かべてしまうワタシ…。

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    2020年11月16日
  • 東京帝大叡古教授

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    連続殺人事件に遭遇した東大教授宇野辺叡古が、事件を推理し、犯人を明かすまでを描いた直木賞ノミネート作。
    時は、日露戦争前後の物情騒然たる近代日本。
    架空の人間と実在の人物とを見事に融合させた歴史ミステリー。
    事件の容疑者に夏目漱石が疑われたり、当時の著名人が次々と出てくる。
    徳富蘇峰、原敬、桂太郎、嘉納治五郎、野口英世、森鴎外、西園寺公望等々、錚々たるメンバーが。
    語り手は、阿蘇藤太なる人物。
    そして最後に、この人物の本名が明かされると、近代日本史に興味ある読者は、アッと思うこと間違いない。

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    2020年09月20日
  • 東京帝大叡古教授

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    奇想天外に見えて実は緻密な構造のもとに描かれた歴史ミステリー。それほど劇的な結末とも思えず、格別な面白さも見いだせず、直木賞を逃したのも詮方なしといったところ。ただ他の作品を読んでみたくはなった、そんなきっかけをくれた作品。

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    2020年08月14日
  • 屋根をかける人

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    冒頭、主人公が地方の学校に英語教師として赴任するところは、ちょっと『坊っちゃん』みたいだ! と思った。事業でバンバン成功を収めていく壮年期を描く中盤部分は、やや退屈。だが、日米開戦からの展開はドラマチックで、引き込まれた。アメリカ出身の主人公が抱く天皇制に対する違和感には、個人的に共感できる部分があった。門井慶喜さんが本書のテーマとして取り組んでくれたことで、私自身のモヤモヤした思いも解消された気がする。

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    2020年07月24日
  • 決戦!新選組

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    ネタバレ

    戦国時代の小説は好きだが、幕末はそれ程は興味が無かった。
    正直、思想が色々とあってどれが正しいのかが分からない。
    時代が大きく変わるのであるから仕方ないとは思うが、この時代に死ななくてもいい若者を多く失ったのが何とも惜しい。

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    2020年07月02日
  • マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代

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    19世紀に生まれた小説の一ジャンル「ミステリ」。なぜこの時期にミステリが生まれ、一大ジャンルとなったのか。名作ミステリ、絵画や建築、中世から近代へと移行した当時の時代背景などをもとに考察する。まえがきで、「本書を読むことで結末の推測がやや容易になるかもしれない」として、「時の娘」「緋色の研究」「ノーザンガー・アビー」「薔薇の名前」の4つが挙げられている。私は「緋色の研究」を除いて未読だけど、犯人が分かってしまうようなネタバレはなかった。むしろ「薔薇の名前」はすごく読みたくなった。「荒野のホームズ」「わたしの名は赤」も面白そうだ。ミステリ好きなので楽しめた。

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    2020年04月02日
  • 家康、江戸を建てる

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    江戸を作った男たちの物語であります。
    一面の荒野であった、関東において、まず利根川を東遷し(治水)、通貨(貨幣)を造り、流通させ(経済活動を活発化)、生活用水を安定的に確保し(利水と衛生状態の確保等)、更には、今も残る長大な石垣群や巨大な天守閣等を抱えた`お城`作りという様々なプロジェクト`X`が、同時に競うように行われた時代の物語であります。家康は、乱世の英雄(海内一の弓取り)であり、稀代の陰謀家であり(狸親父と呼ばれ)、かつ良質の行政官であったかも、と思わせる一冊であります。

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    2019年11月10日
  • パラドックス実践 雄弁学園の教師たち

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    ネタバレ

    嫌いじゃない。嫌いじゃないけど、もっと分かりやすく書けなかったかなあ。というか、弁論術をより効果的に小説の題材として扱うことだって出来たはずなのに。学園モノは嫌いじゃないから、それだけで期待が高まる部分はあったのだけど、高等部部長が冒頭否定していた「詭弁」そのものだと思う。実例実証なしの、教養が抜け落ちた論理お化けを、詭弁と称せず何と呼ぶのだろう?それは、全てが机上の空論であって、頭でっかちの子どもの育成であって、あまりに空疎。ということで、設定そのものにも、そもそも難があったってことだな。むしろ、詐欺集団を育てるための育成スクールみたいな無茶苦茶な設定だったら、よかったのかな。

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    2019年09月23日
  • ゆけ、おりょう

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    坂本龍馬の妻を通して描かれる幕末の名場面。龍馬との出会い、寺田屋事件、薩摩へのハネムーン、等々で描かれる「おりょう」の真の姿、そのご龍馬亡きあとの彼女の意外な人生とは?

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    2019年09月18日
  • 小説あります

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    人は何故、小説を読むのか。
    一見、哲学的にも見える素朴な疑問。
    これを追い求めて行く物語。
    結論としては、孤独に耐える練習だそうです、つまり人付き合いのためだと。
    これだけだと、疑問符が浮くかもしれないが、ご興味ある方は本編をご一読ください。

    孤独に耐えるってのは、言い得て妙だな。
    小説。音もなければ映像も無い、あるのはただ文字だけ。読み始めると、物語の中に埋没して行き、完結させるには読み終えなければならない。その間には、多分に想像力が働く。結論を急ぎたくとも、自分一人で読み進め、我慢しなければならない。我慢という意識がなくとも。
    昨今、我慢できない、堪え性のない、待てない、人を思い遣れない人間がより多いように感じる。現代ではグーグル先生なり、wikiなり、疑問に思えばものの数秒で回答をえられる。その答えが合っているかどうかは問題ではなく、瞬間的に得られるかりそめの安心。
    SNSの時代、即レスがあたかも当然の様に跋扈する。
    待つ、思う、堪える、考える、思い遣る、慮る。この種の行動に欠ける人間が多い気がするな。
    人は一人では生きられず、好む好まざると関係なく他者と関わらなければ生きて行けない。生かされていると。
    日々、謙虚に感謝感謝です。
    示唆に富む一冊でした。

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    2019年07月23日
  • こちら警視庁美術犯罪捜査班

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    新米刑事と抜群の鑑定眼を持つ美貌溢れる女上司のコンビが、狡猾な詐欺ビジネスを続ける美術品販売会社の犯罪を暴く美術ミステリー。
    警察ものであるが、まったくそんな感じはさせないな。しかし、門井慶喜氏の美術ものだと、美術探偵の方が圧倒的に良い。本作は大分、軽め。
    いつもの、湧き出る知識の泉がかなり抑えられてるような。もちろん、らしさは感じられたが、ちょっと物足りなかったな。

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    2019年05月29日
  • 小説あります

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    置手紙を残して行方不明になった作家の遺稿集に、作家自身のサインがある謎を、文学館勤務の主人公が追うミステリーと、「人はなぜ小説を読むのか」という根本問題とが絡み合ったユニークな作品。
    実在する文学賞や、作家や評論家が実名で登場し、どこからが(どこまでが)フィクションなのかと、思い惑いながら読み進んだ。
    書中、主人公と会社経営の弟が、その根本問題について論争を繰り広げる。
    「人は本能的に物語りを欲する。だから小説を読む」
    「小説を読むのは、孤独であることの練習のためだ」etc
    そういった意義付けもある面必要かもしれないが・・・
    しかし、
    本読みにとって、人生に役に立つとか立たないとか(ハウツー本や自己啓発本はさておき)考えて読んでいるわけではない。ただ読みたいから読んでいるだけ。

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    2019年05月05日
  • こちら警視庁美術犯罪捜査班

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    美術品犯罪に対応する警視庁捜査二課の美術犯罪捜査班。
    詐欺ビジネスが疑われる美術品販売会社を相手に、美術知識ゼロの新米刑事と美人女性上司が違法スレスレの悪だくみを暴こうとする。
    両社の対決はどう決着するのか――。

    門井慶喜の美術ミステリ・神永美有シリーズが面白かったのでそれを念頭に読んだのですが…ちょっとガッカリしました。

    美術うんちくはかなり神永シリーズよりも控えめに説明されるので読みやすかったです。
    漫画的なキャラが漫画的に行動し、さらに読み口を軽くしています。

    面白さを感じた点もたくさんありました。
    美術品の価値を決める要素が逆説的に作用してしまうという皮肉的なおかしさ。
    絵を描いた当人によって真作が贋作に転じ価値観の反転をはかるという、人を食った展開。
    芸術に金銭的な価値をつけることの妥当性を読み手に問いかけるかのような挑戦的な姿勢。

    難解でとっつきにくい「美術」の世界を題材にしながらも、敷居を低くして読みやすくしようと心がけていると思われるのですが…モナリザを知らないアホな刑事(よく公務員試験に受かったな…)が無鉄砲に行動する展開はトゥーマッチすぎて脱力しました。
    コミカルが過ぎてギャグになっちゃってると言うのかな。

    その上、スリリングで読者を高揚させる章もあったのに、最後の章がいろいろ乱暴すぎて閉口しました。
    捜査対象者が刑事の〇〇なのもおかしいし、〇に訴えて犯罪を防ごうとするのも変。
    絵を〇〇〇ことを〇〇〇のもありえない。
    伏字だらけになっちゃったけど。

    こんな子供騙しのような話の帰結、読者を何だかバカにしてるのかなと思ってしまいます。
    わかりやすく読みやすい、売れる小説を編集者から求められるのだろうけど、読み手もそんなバカじゃない。
    美術犯罪捜査班なんてタイトルの本を手に取る時点で、読者も少しは美術に興味を持ってるだろうから、こんな浅い内容は期待してないと思う。

    もっと違うやり方で料理すれば面白くなるのに、惜しい作品でした。

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    2019年03月01日