門井慶喜のレビュー一覧

  • ぼくらの近代建築デラックス!

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    行ってみたい建物だらけ。なぜ昔の建物は、人を惹きつけるのか。そこに歴史の物語があるからか。二人のトークも絶品。

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    2023年07月16日
  • 信長、鉄砲で君臨する

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    テンポよく、種子島を舞台に鉄砲の伝来、複製、堺における売買の商売、安土城建設、鉄砲による時代の変化へと話が進む。
    読みやすい。

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    2023年05月17日
  • 東京、はじまる

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    辰野金吾のイギリス留学からの帰国後から日本銀行本店と東京駅の設計建築までの生涯を描いた一冊。

    辰野金吾という名前は知っていましたが、初めて人物像を知ることができました。

    明治維新で江戸時代の名残が残る時代。
    西洋に追いつけ追い越せと日本が大変貌を遂げた時代。

    師匠のイギリス人のコンドルと日本銀行の設計を巡り、時の総理の伊藤博文への直談判した時の師弟対決。
    その師弟対決を超えて、友情を死ぬまで持ち続けてきた二人の絆。コンドル先生の懐の大きさがあったからこその辰野金吾がいたのですね。

    妻の秀子の献身ぶりや、苦楽をともにした曽禰達蔵の身分を超えた友情。高橋是清との接点。
    偉人は偉人を呼ぶです

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    2023年05月17日
  • 東京、はじまる

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    日本近代建築の父と言われる辰野金吾の物語

    日銀や東京駅の建設を担い、東京の街づくりに貢献された方

    恩師であるコンドル先生とのやり取りや周囲の達蔵さんとのやり取りに面白さを感じた。

    多くの政界人物との関わり合いも触れられていて、ロマンを抱いた

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    2023年04月25日
  • 家康、江戸を建てる

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    家康の先見の明は何処から生まれたのか、未開拓の地を大都市への変貌を夢見た家康。5つの大きな先手工事をできる人材に即座に抜擢、「天下普請」(幕府の負担を軽減、地方の勢力を減退)の役割を同時期に指導したのはやはり凄い。 江戸幕府崩壊の要因は少なくともこの「天下普請」「参勤交代」が無くなったことで起きたのは間違いない。

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    2023年03月15日
  • どうした、家康

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    バラエティー豊かて楽しい一冊。
    新しい視点が良いと思うのは、「長久手の瓢」山本巧次である。
    上田秀人の「親なりし」はさすがの安定感。

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    2023年02月19日
  • 屋根をかける人

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    ネタバレ

    日露戦争の最中に伝道者として日本んも、しかも地方の小さな町に来たヴォーリスはのちに、多くのキリスト教系の学校建築に関わり、ミッションスクールのモダンなイメージと強く結びついている。ヴォーリスの設計はミッションスクールのステイタスにもなっていて、彼の校舎で学んだことを誇りにしている人は少なくない。近江八幡にいたヴォーリスの名前は関西ではよく聞いていたが、素性は知らなかった。子供の頃、伝記物が好きだったが、評伝というほど重くない大人の伝記物という感じで、取り上げる人物もよい。メンソレータムの近江兄弟社の成り立ちも、初めて知った。

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    2023年02月18日
  • 定価のない本

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    ネタバレ

    定価のない本、つまりは歴史的価値の高い、古典籍という、歴史研究に使うような文化財みたいな本のことだった。日本には歴史があるから変な自尊心があって駄目なんだ、歴史を奪ってまっさらにしてやらないと、という米国の考え。
    ちょうど少し前に読んだ、加藤陽子著「それでも日本人は戦争を選んだ」でも話していたことだなと、内容を思い返しながら読んでいた。
    日本の古典籍を片っ端から購入し、日本から奪うという米国。米国の金庫vs日本の古典籍という構図だったが、戦後の情勢による相場の変化は勿論だが、やはり日本の歴史の長さから、最初から結果は見えていたのではないかと思う。
    太宰治が少し出てきたが、その役割は太宰治でなく

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    2023年02月16日
  • おさがしの本は

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    一回読んですぐに売ろうと思ってたけど、なかなか良かったので、置いときたいと思う。もう一度、読みたい作品。

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    2023年01月27日
  • 定価のない本

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    終戦から復興を遂げつつある古書街・神田神保町の一隅で、一人の古書店主が人知れずこの世を去る。同業者だった琴岡庄治は事後処理を引き受けるが・・・。書を愛するすべてのひとに贈る、著者の真骨頂とも言うべき長編ミステリ。

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    2023年01月10日
  • 定価のない本

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     終戦から1年。神田神保町の古書店の主人が、本に押しつぶされて死んだ。彼は殺されのか。直木賞作家が描くミステリ。

     こういう題材にはどうしても惹きつけられてしまう。ミステリなのだが、後半では、日本の「歴史と文化」を守るための戦いとなる。何やら右寄りの思想が来るのかと身構えたが、日本人の「心の原点」を守ると解した。
     
     この本で、古書"Old Book"と古典籍”Antique Book”違いを知ることができた。また、太宰治がちょっとだけ登場するが、あまり意味がないような気がする。

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    2022年12月19日
  • 定価のない本

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    途中から壮大な話になって、思想のぶつかり合いが強くなる部分を読み「あら?」と、ちょっと心配してしまった。

    だけども読みやすく、謎に引かれてスラスラ読んでしまった。謎もあっさりと解決かと思いきや最後まで気が抜けなかった…

    終戦から一年後の神保町
    あるの書店主の死を、友人であり同業者の琴岡が追う。
    古本ではなく「古典籍」と言うジャンルがあるんですね。日本の古典には詳しくなく有名な作品の名前を知っているくらいでしたが、話が壮大になり困惑しつつも古書店主達の矜持の熱さが沁みました。

    こういう本を扱った話に弱い。

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    2022年11月30日
  • 定価のない本

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    ネタバレ

    推理小説読んでてこんなに熱くなることはない
    戦後の日本人の「日本の文化」離れに悲しい気持ちと腹立たしい気持ちが生まれたけど、結局は再興したし、それに実際自分が戦後すぐの世で生きてたとして文化を守ろうって気になれるのかな...私も玲奈同様、果たして日本の文化を守った彼らと同じ「日本人」と自信を持って言えるか自問自答したくなる
    フィクションでもこの琴岡庄司と神保町を初めとする日本中の古本屋店主の志はかっこいい
    それと庄司がファイファーとの闘いの中で相手に同志意識を感じたところがやっぱり熱かった

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    2022年11月15日
  • 定価のない本

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    ネタバレ

    いやぁ、良かった。
    なんだか後半は胸が熱くなってしまった。
    望月不欠とは?芳松を殺したのは?貴重な古典籍をそんなにGHQに売ってどうなっちゃうの?
    と謎が謎を呼ぶし、ドキドキわくわくした。
    あの人が太宰治って!って驚きもあり、ラストまで本当に面白かった。

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    2022年11月02日
  • 定価のない本

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    ネタバレ

    久しぶりにミステリーを読んだ。神田古本まつりの前に読めてよかった。内容はやや右寄りな記述があったが、ストーリー自体は面白かった。

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    2022年10月24日
  • 新選組颯爽録

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    色んな人が書く『新撰組』が本当に面白い。
    作者さんが、誰を好きでどの史実に重きを置いてるのかがわかるのがめちゃくちゃ面白い。
    あの本では、そーじゃなかったとか、ここでもそうなってるのか!と思いながら読めるのも面白い。
    もっともっと色んな人が書いた新撰組や、新撰組の中の1人に焦点を当てた本を読んで私の中の『新撰組』を掘り下げていきたい!!

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    2022年09月04日
  • 信長、鉄砲で君臨する

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    信長の生涯を鉄砲という視点から描いた作品です。鉄砲をハブにして、堺の商人たちや種子島の地方豪族などの様子が語られ、新しい視点で戦国時代を眺められるのが面白いです。私にとっては安土桃山城の建設が盛り上がりました。ここのところ気になっている穴太衆が登場したのも嬉しかったです。

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    2022年08月10日
  • 信長、鉄砲で君臨する

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    種子島に伝来した火縄銃を巡る人間模様。

    信長に限らず鉄砲伝来で運命の変わった戦国武将や商人を描いた連作集。

    戦国時代は多くの時代、歴史小説のテーマなので、読者の前知識が多過ぎてさほど目新しい視点は感じられず。

    筆者の魅力は、歴史の陰に埋もれたいわば忘れられた人々を発掘するところに一番発揮されるよう思う。

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    2022年06月24日
  • 新選組の料理人

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    料理作りを任務として新選組に入隊した鉢四郎。料理人の目線をメインに新選組を描いた変化球な小説。

    角度が変わってオリジナリティのある内容になっている。なかなかにおもしろい。

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    2022年05月18日
  • 信長、鉄砲で君臨する

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    鉄砲伝来からその後の信長の生涯の物語である。途中の鉄砲に関する時代の話はたいして面白味はなかったが信長の気性や終盤の光秀とのやりとりは流石俄然面白かった。

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    2022年04月17日