門井慶喜のレビュー一覧

  • 銀河鉄道の父

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    2017年直木賞(下半期)受賞作
    宮沢賢治の父、政次郎の話
    宮沢賢治ってボンボンやったんやなぁ
    質屋って人から蔑まれた職業なんやなぁ
    なーんて思いながら読み進めてみたが…

    賢治の祖父、政次郎の父、喜助の言で目が覚める
    お前は父でありすぎる
    子供為に何かしてやりたい、という当たり前の感情も、こと明治・大正の頃の家長には威厳が求められた時代…。優しいお父さんなんだなぁ

    どうしようもない倅、突き放したくてもついつい手を差し伸べてしまう…分かるなぁー

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    2025年08月03日
  • 文豪、社長になる

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    「真珠夫人」や「恩讐の彼方に」などヒューマニズムに溢れた大衆小説が人々の心を掴み、菊池寛は一躍ベストセラー作家に。『文芸春秋』創刊。芥川龍之介や川端康成ら才人は引きも切らず、雑誌は売れに売れ・・・お茶の間を沸かせた天才プロデューサーの実像とは?

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    2025年07月31日
  • ぼくらの近代建築デラックス!

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    関西弁の語り口がいい。この本に紹介されている建築を、自分自身のGoogle マップに登録した。今後の外出が楽しみである。

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    2025年07月30日
  • なぜ秀吉は

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    ネタバレ

    世間のいわゆる人並みの幸せと言うやつは、何かに鈍感であり、かつ何かに無意識であることで、初めて得られる幻の宝なのである

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    2025年07月27日
  • 札幌誕生

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    大河物語とも思いきや、札幌の街作りに携わった複数の人物の短編集でした。
    壮大な物語を期待していたので少し物足りなさを感じましたが、
    しかし一つ一つのストーリーがうまく纏められていて読みやすく、それぞれに感情移入できました。
    その感情移入も、必ずしも主人公にフォーカスするわけではなく多面的に読めたのが面白く感じました。

    個人的に土木学者の広井勇さんが好きなので、彼が所々登場するのもよかったです。

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    2025年07月21日
  • 銀河鉄道の父

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    父という現象がそこにあり、感動しました。

    長いこと読めてよかったと思える力作でした。
    いくつもの名言があり、その名言一つ一つが現代の父親像に繋がっているようで、ああ父親ってこんなに愛のある人だったんだと思い返してはそういえばうちの父もそうだったと思える共感と学びのある内容でした。
    父親ってこうだよねって一概に言えるものではないにせよ。努力して頑張っている父とはすなわちこんな人でなかったかと感じてしまいます。
    常に変わりゆく人の心、そして幾つになっても成長する人の心を描ききる情熱的な傑作を読んでいただきたいです。

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    2025年07月15日
  • 新選組の料理人

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    あの新選組も食事をしたんですね。当たり前です。美味しいものが食べたいのも、人であれば当然ですね。そんな視点の新選組の物語は、まさに新鮮。門井さんの作品は、どれも軽妙なタッチの作風で楽しく読めます。京都の街の様子や造りも描写されていて、次に京都を歩くときが楽しみになりました。

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    2025年07月15日
  • 文豪、社長になる

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    せんじつ、夏目漱石記念館に立ち寄った時、菊池寛の名前があり?となっていた。文藝春秋の歴史含め面白く読んだ。

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    2025年07月14日
  • ゆうびんの父

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    日本史の教科書でおなじみ、郵便制度を作った前島密のお話です。その名前と1円切手の肖像は知ってましたが、元々の名前が上野房五郎だとか5歳で初めて一人旅をしただとか、ほぼ知らないことだらけでした。そういえば大河ドラマ『青天を衝け』で郵便の話があったなぁとうっすら思い出しましたが、創始者たる前島密が当時ヨーロッパ出張中とは……さぞや悔しかっただろうなぁ(^^;
    かつて特定郵便局長が地元の名士とか資産家であるというのは知ってましたが、まさか当初は無給だったとはびっくりです。今や日本の郵便は青息吐息ですが、それもこれも民営化のせいですね…前島さんの嘆きが聞こえるようです。
    もう少し晩年まで彼の人生を見て

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    2025年07月13日
  • 札幌誕生

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    札幌を札幌たらしめるために力を尽くした人々、5人に焦点を合わせて語る。まずは開拓者と言える佐賀藩の島義勇、札幌農学校辺りの事情を述べる内村鑑三、アイヌの女性の視点からバチラー八重子、農地を小作人に譲るという快挙をなした有島武郎、そして石狩川治水の岡崎文吉。北海道そしてさの中心にある札幌の骨太の物語。堪能しました。

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    2025年07月11日
  • 札幌誕生

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    北海道、札幌を舞台にした5人の人物で構成されている。私はこの本で、初めて島義勇と言う方を知り得た。其々の人物に全方向から光を当てて、丁寧に描き上げていて、逆境にめげずに未知の世界に切り込んで行く生き方や行動力に脱帽しか無かった。このバイタリティーが明治を創り出したのだと感慨深い。

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    2025年06月29日
  • 東京、はじまる

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    辰野金吾の一代記。
    コンドルの弟子で東京駅を設計した人、程度の知識で読んだ。
    日銀と東京駅を軸に話は展開し、最後は議事堂コンペの導入まで。
    師匠コンドルを越えていき、近代ビルディングの波に越えていかれる姿はなんともいえない。
    ただ、東京をつくるという意識と野心は凄い。議事堂をめぐる妻木との争いも、矢橋の視点を入れることで批判的な評価を入れてもストーリーが破綻しないのが凄い。
    曽禰達蔵のほか妻木、松井、今村など、この時代の様々な建築家との関係性も読んでいて面白かった。

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    2025年06月28日
  • 銀河鉄道の父

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    お父さん、大変だ
    誰かお父さんを褒めてあげてーってなる
    宮沢賢治ってもっと常識人で立派な人っていうイメージがあったけど、全然違った

    今度宮沢賢治の本を読んでみようと思った

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    2025年06月25日
  • 銀河鉄道の父

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    ネタバレ

     宮沢賢治という天才がこの世に生を受け、
    旅立つまでを見守り続けた父政次郎の視点で描かれた父子、家族の深い愛の物語。

     本書を読んで多くの人が宮沢賢治の人物像のギャップに驚かされたのではないだろうか?
    (勝手に人格者と思い込んでただけなんたけど)
    まさに私もその一人で、成績は優秀だけど、家業を手伝わせても役立たず、引きこもりで親からお金を無心したりと今でいうとニートだったなんて信じられないですね。
    しかも政次郎は超が付くくらいの親バカぶり!
    祖父の喜助からは「父でありすぎる」と苦言をいわれてしまうほど子煩悩。
    でも、当時の父親像からすると「甘えるな、自分の力で生きてみろ」とか言われそうだけど

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    2025年06月24日
  • 家康、江戸を建てる

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    東京の基礎を作った家康と、各自の技能・想いを街造りに生かした人物たち。
    関東のさまざまな土地の由来や歴史を知る事ができた。その場所に住んでいながら知らない事って多いなと思う。

    ・江戸湾に注ぐ利根川の流れを茨城方面に変更。
    ・井の頭から遥々引いた飲み水、堀の上に通した水道橋。
    ・伊豆から切り出した石を積み上げて作った江戸城の石垣、八王子の石灰石鉱山と石灰を運ぶために切り拓いた青海街道

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    2025年06月20日
  • 札幌誕生

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    札幌に勤務して40年、このタイトルは読まずにいられない。
    ぶ厚い本なので、ワクワクして読んだが、??
    これ、長編じゃないのか。
    中編が集まってます。しかも皆、北海道に在籍している者なら、一度は名前を聞いたことのある方々のお仕事小説です。どれも皆面白い。

    クラーク先生のBoys, be ambitious…
    その続きは…
    気になります。
    (like this old manだと思っていたが、違うのか?)

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    2025年05月30日
  • 東京、はじまる

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    江戸時代が終わって、江戸が東京になった時に、東京を諸外国に負けない都市に創り上げていった人の話。
    これからの日本がどうなっていくのか、というよりもっと主体的にどういう国にしていくのかというビジョンを持って、日本銀行や東京駅を作った人の話。
    なんで昔の人はこんな熱い思いを抱けるのかわからなかったけど、一節に「国家の方が年下なのだ」とあり、なんだか腑に落ちた。

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    2025年05月10日
  • 札幌誕生

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    500頁を越える厚さに少し怯んだが、読み始めると興味深く読めました。
    札幌開拓に由来する5人のお話しで、一人あたり100頁程。
    時々、知らない単語がでてきたりもしたけど。日本史も世界史もちゃんと勉強して身に付けとけばよかったなぁ。なんて思いながら。

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    2025年05月08日
  • 札幌誕生

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    札幌の開拓に携わった人物の物語。
    函館の方が大都市で札幌は後発的に出来た都市だということがよく分かる。
    治水工事などの平野をうまく使えるようになったことで都市として発展してきたということがよく分かった。

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    2025年05月07日
  • ホテル・コンシェルジュ

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    とても読みやすい短編連作集。
    ユーモアミステリということで、本当に軽くサクッと読める。
    サクッと1冊な気分なら最適。
    でもガッツリ読みたい気分なら物足りないと感じるかも。

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    2025年04月30日