門井慶喜のレビュー一覧

  • 銀河鉄道の父

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    この父親のすごさ、賢治のやりたいことを全て否定し、そして全てを受け入れ支援する。賢治の一番の理解者だった。この父親の懊悩と優しさに感動。

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    2026年03月01日
  • ゆうびんの父

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    一円切手の肖像画、郵便の父と言われる前島密の伝記的小説。新潟の田舎出身、母が授けてくれた教育によりなんでも好奇心を持ち、行動を恐れない勇気を持つ。この原則で、語学、法律、外交など、さまざまな分野で活躍し、明治維新ののち、誰も手をつけなかった郵便の整備に取り掛かる。それは、母への手紙が届くかわからない不安や、大切な本がなくなる心配を除きたいという思いから。顔と名前を知ってても、どんな人かはわからなかったが、知ることができてよかった。

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    2026年03月01日
  • にっぽんの履歴書

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    学生時代に24万円の露伴全集を購入した。2ヶ月食パンと塩とマーガリンで過ごして、毎晩読み耽った。という話が特に印象に残った。

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    2026年02月18日
  • 札幌誕生

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    新政府は南下してくるおそロシアに対する蝦夷地サッポロを一から街づくりを計画し島義勇を判官に任命する。わずか3カ月で退官もその暑き想いが今もこの街に。北海道神宮参拝時には六花亭神宮茶屋店限定のおやき判官さまもぜひぜひ

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    2026年02月16日
  • 天下の値段 享保のデリバティブ

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    現在の米騒動のソリューションのヒントになるような、享保の大坂商人VS将軍吉宗の米騒動を描く。サブタイトルの「享保のデリバティブ」の方がタイトルとして相応しい。歴史というよりは経済小説として楽しめる。流石門井氏はこの辺りの設定とストーリテリングが抜群にうまい。

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    2026年01月11日
  • 天下の値段 享保のデリバティブ

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    天下の台所大坂の米市場を巡る大坂商人と吉宗幕府の攻防。

    現代の先物取引の先鞭となる帳合米取引の様子が生き生きと描かれる。

    「立用(るいよう)」という現代取引所のサーキット・ブレイカーに似た制度や敷銀と呼ばれる証拠金、寄付き、大引けといった市場用語が既に使われていたのは興味深く、完全に民間によって創設された市場で合理的な制度が民主的に導入されたというのは、民主国家としてある意味誇れるものと思う。

    対照的なのは米本位制ゆえに米価を高く維持したい、本質的には統制経済を志向する幕府の立場。
    幕府からすれば、一般庶民が好き勝手に米価を決める米市場を統制したいと思うのは自然なこと。

    本書に描かれた

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    2025年12月26日
  • 屋根をかける人

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    明治時代に日本に来日し、建築家、あるいは宣教師、或いはメンソレータムを広めると様々な顔を持つW.M.ヴォーリズ通称メリル、最愛の妻満喜子と出会い、開戦の前夜に日本に帰化し日本人として生きる道を選んだ。
    そして、2つの祖国を持つメレルだからこそ、成し得た戦後日本の為の決断とは、開戦がアメリカ国籍のメレルに取ってはどう写ったか。
    時代の先を読む力、決断、実行力、色々と考えさせられた。
    故郷を捨て日本人として戦後を生きる姿に感服しました。

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    2025年12月11日
  • 天下の値段 享保のデリバティブ

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    世界最古と言われる先物取引市場、大阪堂島をめぐる大阪商人対江戸幕府の戦い、という構図だけど難しいところなくサクサク読める。最後は裏切られる事なくハッピーエンドで二重まる

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    2025年12月09日
  • 天下の値段 享保のデリバティブ

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    大阪商人かっこいい
    この時代でデリバティブ成立してるの凄すぎ
    やっぱり噂とか雰囲気で上げ下げするんだ

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    2025年12月07日
  • ゆうびんの父

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    日本の郵便制度をつくった前島密の話。幕末、越後の小さな村に生まれ、さまざまな学問をし日本中を旅して、やがて新政府で郵便制度をつくったのだが、そこに至るまでが長い長い旅路だった。「ゆうびん」という語を考えたのも彼。この制度に込られた思いを知ると、今日当たり前に見かける郵便局、郵便ポストを見る目も変わるかもしれない。

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    2025年12月04日
  • 札幌誕生

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    知らない話ばかり。創作と史実が混ざっているんだろうけれども興味深い。
    佐賀の島義勇、そうだったのか…!
    アイヌの人たちの哀しみは、そうだろうと思う。
    北海道行ってみたい

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    2025年11月21日
  • 天下の値段 享保のデリバティブ

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    厚い単行本だったが、割とすんなり読めて、楽しかった。大阪商人はすごいわ。吉宗や大岡越前もよく知ってるだけに、なかなかうまく書かれていた。もう少し短くまとめても良かったと思うんだけど、門井さん、さすがです

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    2025年11月14日
  • 小説あります

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    なんだか不思議な小説だった。
    どこに行くのかわからないまま読み進め、でも楽しくて、最後もいい終わり方だった。
    本好きにはたまらないお話でした。

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    2025年11月07日
  • 天下の値段 享保のデリバティブ

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    大阪堂島の米の取引、それを支配しようとする江戸側と大阪商人たちとの攻防。先物取引の醍醐味が生き生きと描かれている。

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    2025年11月04日
  • 文豪、社長になる

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    菊池寛さん、功績デカすぎ!戦前戦中戦後の文壇の様子が面白く描かれていて作家同士の繋がりがとても興味深かった。作家って個人プレーな感じがするけど、みんないろいろ協力したり刺激しあったりして良い作品を生み出そうと頑張ってくれているんだなぁと。そしてそのおかげで私たち読書好きは日々の楽しみを享受できるんだなぁと感謝。パワフルで働き者、面白いおじさん^ ^でもそれで少し命を縮めてしまったのかも…

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    2025年11月01日
  • 札幌誕生

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    読む前は「札幌」という都市の誕生を市政史的に淡々と語っていく感じを想定していた。
    しかし、その予想は覆された。
    北海道開拓使がおかれた明治初頭から始まり、開拓使の首席判官に任命され、現在の碁盤の目状の都市計画の基盤を構築した元佐賀藩士・島義勇、クラーク博士が去った後の札幌農学校二期生として入学した内村鑑三、アイヌの女性でありながらイギリス人の聖公会宣教師ジョン・バチェラーによって受洗し、ジョンや後に出会う金田一京助が作成するアイヌ語辞書の制作に協力したバチラー・八重子、父親から札幌に購入した巨大な農地を引き継ぎ、慣れないながらも農場経営も行うが、後に農地経営を小作人に譲渡する農地開放を日本政府

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    2025年11月01日
  • 新選組颯爽録

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    新選組の短編集。新選組といえば、司馬遼太郎の金字塔「燃えよ剣」があり、近年になってもあれ以上の作品は存在しない。
    この作品は「燃えよ剣」の世界をそのまま持ってきた感があり、「燃えよ剣」の近藤勇、土方歳三、山南敬介、沖田総司らに会うことができる。
    新選組を描く上で、もう「燃えよ剣」以外の人格肉づけは無理なんじゃないかなぁ…それはそれでいいのだけれど。

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    2025年10月18日
  • 天下の値段 享保のデリバティブ

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    楽しみながら経済の大元のお勉強に最適かも。「商人といえど諸国万人のこと考えなあかん」垓太のような胸のすく商売人、今もいるのかしら?今の実体のない株高は、「天下の値段」と言えるわけないわなあ。昔も今も「商人は抜け目なく法の網を潜り抜ける」。でも今は、そこに庶民もこぞって加わるから目も当てられないことに。

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    2025年10月08日
  • 札幌誕生

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    【349冊目】私の故郷を描いたこの作品に、わずかな文字数で感想を書き切れるわけがないのです。札幌は、はぐれ者や敗者の集まる土地であり、彼らが再起と希望を賭けた土地であり、あるいは、思うに任せない人生への思いをしがらみから離れて整理する土地だった、ということがよく分かります。

     島義勇は内地(注:北海道の人が「北海道以外の日本」を指すときに使う言葉)ではあまり知られていない人物かもしれませんが、プロの札幌市民であれば市役所にその像があることで、札幌誕生に何がしかの貢献をしたことをほのかに知っているでしょう。内村鑑三や有村武郎は全国区の有名人ですが、バチラー八重子はいまや道民にしか馴染みのない名

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    2025年10月07日
  • 札幌誕生

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    札幌の成り立ちを5人の人物を通して描く。面白かった。石狩川のこととか、ニセコと有島武郎の関係とか。歴史は好き。

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    2025年09月17日