李琴峰のレビュー一覧

  • 生を祝う

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    法律とは!戦後にも問題になった矯正。
    価値観が法律の上に成り立つ事による矛盾
    身につまされて胸が痛くなる。
    一人称で捉えると、どの様な行動を取るのか?
    重いだけの話だけで無く、ホッとする展開も。

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    2026年03月24日
  • 生を祝う

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    生まれてくることを選べる子ども達と、産みたいと思う母親たちの話

    とにかく設定と、それに血肉を通わせる描写力に圧倒された。
    今と数年前でも、子育ての考え方がかなり変わっていることに驚くことがよくある。なので今から数十年後、この話のように根本から「常識」が変わっていてもおかしくないと思えた。

    数十年後、もしもこの話の設定が現実になったとしたら、その時の読後と今の読後の感想は全く違うものになるかもしれない。だとしたら私たちの信念や感情はどれだけあやふやなものの上に成り立っているんだろう。
    そんな不安定な世界で、それでも何かを選択する母親達、お腹の中の子ども達に思いを馳せた。

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    2026年03月23日
  • 生を祝う

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    合意出生制度がある架空の世界を舞台にした小説。ユートピアなのかディストピアなのか…こういう実験的な設定大好きです!
    合意出生制度とは胎児に生まれたいか否かを聞ける技術が出来たことにより、胎児の意志によって産むか産まないかを決定する制度です。
    『人から命を奪う』殺人と同じで、『人に命を押し付ける』出生強制は絶対にしていはいけないこととされていて、刑事罰の対象となります。

    これ実際にあったら親ガチャとかで苦しむ子どもが減るのでは…と最初は思ったのですが、途中からそう簡単な問題でもないよなぁと思うようになってきました。
    妊娠した母親はお腹の中の子供に愛着があって、当然産みたいと思っています。「出生

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    2026年03月22日
  • 生を祝う

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    難しかった
    簡単に面白いやすごく興味深いと
    言えないほど難しい内容だった。
    合意出生制度という
    胎児が自分生まれるか産まれないかを
    判断する世界の話
    胎児の記憶はないからそれは自由意志なのか
    わからないが
    自分の意思で生まれたという真実が
    大切なのかもしれない

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    2026年03月18日
  • 生を祝う

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    技術の進歩によって胎児との簡単な対話が可能になった結果、「合意出生制度」により“合意なき出産”が禁止された世界のお話。
    当事者になったら意見が変わる人間は語り部になってほしくないと思っていることと、もともと“生”にいろいろな修飾をして価値を上下動させる活動には与したくないと思っているので、作品の内容にはそれほど心は動かなかった。
    ただ、生まれたこと自体を否定するような言動が存在するという現実がある以上、生まれたことを礼賛する作品が誕生する必然性、必要性があるのだろうと思った。

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    2026年03月12日
  • 日本語からの祝福、日本語への祝福

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    「一冊の本」に連載中から読んでいたが、単行本にまとまると重みが増した感じだ.台湾人の著者が日本語をマスターしていく過程が詳しく述べられて、実際に現場で使いながらの苦労も赤裸々に表現されていた.日本人として気が付かない点もたくさんあり、中国語の素地が必ずしも役に立たないことも示されていた.「言語というフィルター」で書かれていた事項は、日本人には考え付かない箇所が数多くあり楽しめた.

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    2026年03月09日
  • 生を祝う

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    1時間半くらいで読み終わったくらい、サクサク読める。
    テーマが重いけど、本当にこんな時代が来るかもしれないと思わされた。
    自分だったらどうするだろう。

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    2026年03月01日
  • 生を祝う

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    ずっと気になっていた作品が文庫化されたので衝動買い…!いやあ、おもしろい。テーマ自体は重たいものだけれど、読みやすい文体でサクサク進む。ひとことに「反出生主義」と言っても、ひとりの人生をピックアップして覗き見ると、簡単に主義主張できないなと感じた。

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    2026年02月27日
  • 生を祝う

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    2/26

    数年後こんな世界が来るかもしれないも思わされるくらいリアル。
    生まれる前に生まれることを選択できる、子供の意思を尊重する世界線。

    私は産んでもらってよかったと思えているからあまり共感はできなかったけど、産まないで欲しかったと思う人もいると思うとこういう世界もあっていいのかなと思える。

    結局生きていればいいことも悪いこともたくさんある訳で、それをいい人生だったと思えるのは自分次第なんだなと。

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    2026年02月26日
  • 彼岸花が咲く島

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    ネタバレ

    <ニホン>の偉い人たちはもともと「外人」のことを好ましく思わんでね、その流れを利用して、「美しいニッポンを取り戻すための積極的な行動」と称し、「外人」を全て<ニホン>から追い出すことにした。

    ってナチじゃん!って笑い飛ばしたいけど笑えない現在。作家は今の日本をどうみているんだろう。

    その島はユートピアといえる。でもそのユートピアを築き守るためには制限や掟がつくられる。それは結局、誰かの自由を限定することにもつながる。家族は?文化は?
    何が理想郷なのか、正しい答えはないけれど、試しに一回くらい女に任してみてはどうだろうよ。長い人類史の間で一度くらいそんな期間があっても良いでしょう。そこから学

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    2026年02月26日
  • 生を祝う

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    出生前の胎児に出生意思の有無を確認するための技術が開発された世界…
    合意出生制度というものが法律で定められ、合意なき出産は強制出生として罪に問われる。

    この世界では胎児の人権も認められていると謳うことが正論とされているが、生まれてきた新生児にはその記憶はなく、実際それが正しいかどうかは誰も確かめようがない。


    確かに、単に「子供が欲しい」というなんとなく軽い(語弊があるかも)気持ちで妊娠・出産をする方も多いと思うし、出産後に「こんなはずじゃなかった」といった経験をした方も多いだろう。

    しかし、親は子供自身が生まれてくることを望んでいたとわかるとそれが支えになるだろうし、子供自身辛い経験を

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    2026年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • 日本語からの祝福、日本語への祝福

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    こんなにも丁寧に日本語について講義を受けたことはなかった。幼い頃に憧れたことを努力し続けて成し遂げる彼女の生きざまに感動を覚える。

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    2025年11月30日
  • 星月夜

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    外国籍の二人の女性の東京物語。外国人という生きづらさ、宗教やセクシュアリティという葛藤、また他文化に抑圧される故郷への想い、その上に自分の未来への希望や不安を、ひんやりと描く。

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    2025年11月13日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。
    しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。

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    2025年10月28日
  • 私の身体を生きる

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    女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。

    個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動し

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    2025年10月20日
  • 肉を脱ぐ

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    肉体を持つことの煩わしさに焦点を当てた話。
    寝ることも食べることも、「肉体に奉仕する」という一括りにまとめるのは斬新だと思った。

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    2025年10月07日
  • 私の身体を生きる

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    ラジオでも話題になっていて手に取る。著者たちの年齢がほぼ年下であるということに気づく。語ることのタブーがいろいろと無くなったけれど、文筆業である以上、読み手を引き付けるプロ意識が見え隠れしていて面白い。

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    2025年09月16日
  • 肉を脱ぐ

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    「肉を脱ぐ」とは何を指すのか。
    主人公の考え方に共感は出来ないものの
    こういう考えを持つ人がこの社会にはいることを覚えておきたいと思った

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    2025年09月14日