李琴峰のレビュー一覧

  • 彼岸花が咲く島

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    ネタバレ

    ★3.5
    日本の昔話かと思いきや、遠い未来の日本の話。
    荒んだ日本から追い出された異民族が小さい島で独自の文化を築いてました~の落ち
    けど、設定にリアリティーがあって、李さんの本は二冊目だけど結構よかった!
    歴史、文学、そういったものの生い立ち?に感銘うける本

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    2025年08月10日
  • 私の身体を生きる

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    生というより性に関するアンソロジーだったが、千早茜さんの「私は小さくない」が切り口も異なり胸に迫った。性別による不利益や舐められることを、コンプレックスである小柄にあえて責任を負わせてきた自分に気付かされた。

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    2025年08月09日
  • 私の身体を生きる

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    村田沙耶香 誰しもが、心の中に王国を持っている/西加奈子 私は変わる。変わりながら、「アップデートする自分」を疑い続ける

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    2025年08月09日
  • 私の身体を生きる

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    他の方も書いていたが、生にまつわるエッセイだと思っていたら、性にまつわるものだった。
    性に関するネガティヴなことは、思っているよりもかなりありふれていて、忘れていたけどネガティヴな体験を思い出した。きっと、書きようによっては、深め方によっては、同等のものもあるのだと思う。

    そして…この世の中のことは、性に纏わって起きていることが多いこともまた認識できた。小説も映画もファッションも、モテたいという願望そのものが。

    今年の始めからあらわになったフジテレビ問題も何度も色んな角度で思い起こし、考えさせられた。

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    2025年08月05日
  • 私の身体を生きる

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    思ってたんと違った‥
    というのがまず第一印象。

    タイトルから「生」の話だと思っていた。
    それぞれ病気や障害、特性などを抱えながら「私の身体を生きる」というような内容だと思っていたし、そういう内容が読みたかった。

    ‥それはそれとして、読み進めると
    こんなに明け透けに自分の体験や性被害や性癖や生き方を世間に曝け出して大丈夫なのか?と心配になるような内容が多くて驚いた。

    そして、みんな色々な事を抱え、考え生きているんだな‥と改めて考えさせられた。
    普通に見えるあの人も、幸せそうだと感じるあの人も本当は色々な事情を抱えているのかもしれないと。

    「性」に対する考え方・感じ方・捉え方も本当に様々で

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    2025年08月01日
  • 肉を脱ぐ

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    ネタバレ

    ラスト1ページが衝撃的で、文字を追いながらあまりのグロさに無意識に呼吸が止まり身体が硬直していた。身体が邪魔という感覚についてこれまで考えたことがなかったが、主人公は究極まで悩まされていたことが分かる。
    キャラクターとしてはパワハラを受けていた新人社員の福島亮太の存在が一番気になった。会社でミスばかり、居場所がなくなり退職を余儀なくされてしまう。しかしそれを逆手に退職までの話をテーマに文学会新人賞をとる。会社でミスばかりしてしまい評価されなくても、個人として脱皮し、逆境を乗り越えて輝ける人は強いと思った。

    文章はすごく読みやすく、物語に集中しすぎて電車を数駅乗り過ごしてしまった。

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    2025年04月23日
  • シドニーの虹に誘われて

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    LGBTQ +当事者である李琴峰さんがシドニーのプライドパレードに行かれたときのエッセイ!彼女の視点や参加者との交流などが
    書かれていておもしろい。

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    2025年03月06日
  • シドニーの虹に誘われて

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    当事者ではないので、新しい価値観を吸収できた。

    だから行動する!までは至らないけど理解はしたいと思った。

    政治的な意見は本当に良くわかってしまう側だから、問題も山積みであると思う。

    常識を壊す時はいつでもその変化の隙をつく悪がいるよな〜と思うと、お偉いさんは決断できないな。。

    これは国民一人一人の理解と、どこまで改革するかの地点を決めなければなのかな、、、、、

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    2025年02月06日
  • 彼岸花が咲く島

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    ネタバレ

    芥川賞の作品って難しい。
    帯以外の前情報なしで読み始めて
    え?これフィクション、、?だよね??と考えながら読み進めた。
    ノンフィクションの文化なのか?と思わされるほど精巧な設定だった。
    それにしては奇妙な言葉と文化だなと、半分くらいまでは上述がしっくり来ず、淡々と読み進めてなかなか感情移入や腹落ちがしなかった。
    けれど表現力が豊かで情景は安易に浮かんだ。

    半分を超えたあたりから漸く物語が見えてきて
    性差(珍しく女性に力があるパターン)、
    文化の継承(規律を守って伝えていくのか)
    同性愛、いろんなテーマが組み込まれていていき、どういった結末を迎えるのか楽しみになる本だった。
    きちんと締められて

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    2024年12月13日
  • 彼岸花が咲く島

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    エックスツイッターで著者が自身の発言からバッシングされていて著者のことをしりました
    どんなひとか検索すると外国人で日本語で本を書いて芥川賞をとったひとだとしり読んでみることにしました
    あっさりとしていて読書初心者でも読みやすそう
    可もなく不可もなく外国語(日本語)でここまで書けるのはすごいとおもいました

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    2024年09月25日
  • 透明な膜を隔てながら

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    【私たちを隔てているもの、通わせるもの】
    著者の李琴美さんが小説を6冊お出しになった後に、まとめられたエッセイ。
    彼女は、台湾で生まれ、大学卒業してから初めて日本を訪れたとのこと。
    両言語で執筆活動をされていて、翻訳もされていて、
    言語に対する高い意識、自らのご経験があり、その点についてもエッセイでは多く触れられていた。

    日本語に恋をしたようなもの、と書かれていたが、

    強い思いがあって初めて、人は可能性を証明することができるのだと思ったり。

    言語は、得意不得意があったりするけれど、

    私は英語は話せるものの、母語の日本語お言語力に欠けるので、外国語も、ある程度まで習得できたと

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    2024年03月21日
  • 肉を脱ぐ

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    我々の生活はカラダに支配されていると言われれば、確かにそうであるなぁと納得。
    そう言われて、改めて振り返ってみると、私も自分の肉体に、愛おしさを感じたことは1度もないので、これからはもう少し愛を持って接してやるべきなのかもとも思った。

    題材としては、面白いなぁと思う。
    これから注目したい作家さんだ。

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    2024年02月17日
  • ポラリスが降り注ぐ夜

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    ネタバレ

    淡々と日常の恋愛、悩みを短編という形で小説に書いている同性愛者、他にも用語がたくさんあり覚えきれないが様々な形があることをこの作家から知る。内容は事件や衝撃的なインパクトある話ではないので忘れてしまうけど何故か読みたいと思うのは何が魅力なのか考えた結果、主人公の内奥を覗いているからだと気づく。だからミステリーや刑事物を読みたいとは思わなかったのだ。この歳で読書傾向に気づくとはどんだけ暇つぶしだけのために読んでいたのかがわかる。そして本を読むことは教育にいいのは読んで考えるひとらに当てはまり暇つぶしで読んでいたらためになった、影響を受けたということはいっさいない。
    この作家から影響を受けた、読ん

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    2024年01月21日
  • 透明な膜を隔てながら

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    生を祝う を書いた李琴峰さんのエッセイ

    エッセイを読んだ経験が少ないが、作者さんとおしゃべりしているような感覚
    特にマイノリティに関する言及が多く、自分とは異なる視点で世界を見つめているってことに気づく

    それは小説を読んで思うこともあるが、それ以上にどんな背景や意図で書いているか、その当時の社会情勢はどのようなものか、作者の過去の遍歴や生き方はどのようなものか
    そう言った観点に触れることができるのがエッセイの良さかもしれない。

    まだまだエッセイというジャンルを楽しめている気はしないが、いい経験をさせてもらった。

    もっと、いろんな人の作品読んでみたいなーって思った。

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    2023年08月13日
  • ポラリスが降り注ぐ夜

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    新宿二丁目にあるレズビアン・バーに立ち寄る女性たちを描く連作短編集。その中にはもちろんレズビアンもいれば、バイセクシュアルも、Aセクシュアルも、トランスジェンダーもいるし、彼女たちの中の多くは当然のように、日本出身者ではない。性的マイノリティの女たちの、最初から国境で分断されることのないつながり、そうした女性たちを受け入れるアジア最大のゲイタウン二丁目の懐の深さを描き出している。
    ただ、ひとつひとつの章で登場人物の背景が懇切丁寧に説明されるようなパターンがくりかえされ、ここに集う人々の多様さを伝えることが目的化されすぎているようにも感じた。せっかく小説なのだから、彼女たちの多様さだけでなく複雑

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    2023年02月10日
  • ポラリスが降り注ぐ夜

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    新宿二丁目のレズビアンバー「ポラリス」に訪れる様々な人たちの話。

    私は性の違和感を持ったことがないので、違和感を持って生まれた人の大変さは自分なら耐えられないだろうと思う。自分自身の問題としても大変なのに社会とも闘わなくてはいけないなんて、ハード過ぎる。
    私は人間というカテゴリーでしか見ないので、そういうのは気にしたことがない。セクシャルマイノリティより人間としての性格の方が私にはずっと重きがある。良い人か良い人じゃないかの方がずっと大切なこと。
    あまり知識がないので色々な違いとか悩みとか、とても興味深かった。

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    2022年12月21日
  • ポラリスが降り注ぐ夜

    購入済み

    ノンフィクションっぽい?

    すごくリアルで、物語というより、ノンフィクションなんじゃないかと思った。
    特に台湾や中国のLGBT事情や社会問題については日本人では漠然としか分かり得ない真実のようなものを感じた。

    当事者としてはきっとここが舞台なんじゃないかとか、掲示板でビアンはこういう誘い方するなぁとか共感できる部分が多かったです。

    評価低いのは個人的に文章読みにくいなと感じたからです。

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    2022年08月01日
  • 五つ数えれば三日月が

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    中国に留学経験があり、今は台湾人と結婚して台湾で暮らす日本人の実桜と、台湾人で日本で働く私。

    池袋の中華屋さんで再会の食事をしながら
    実桜の台湾での生活の話を聞きつつ
    かつて彼女に思いを寄せていたこと、外国人として、日本で働くことの大変さや、台湾で過ごした日々に思いを馳せながら。

    中国語と台湾語は少し違い、生活の文化も少し違う。
    同じ国かと思ったら、違うみたい。

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    2022年07月27日
  • 五つ数えれば三日月が

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    大学を卒業すると、それぞれとんでもなく違う人生を歩むことになる。あの頃の私たちはそれを想像できない。
    ステージが進むごとに、自分が自分で無くなっていく。
    大勢の仲間の輪に入って、違和感を与えない様に、小さく笑いながら頷く…この作家さんの文章はいつもそんな感覚を思い出させる。
    その中で、美しく物語の中心にある料理たち。誰にでも平等に、メニューを選んで好きなものを食べて味わい、評価する自由があることが救いだと思った。
    いつか羊肉泡莫を食べてみたい。

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    2022年01月02日
  • 五つ数えれば三日月が

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    台湾にルーツを持つ女性と、台湾に嫁いだ日本人女性のお話がメイン。会話よりも情景描写が豊かな小説で、所々漢文が出てくるのが今までにない小説だと感じました。自分が何者なのかわからなくなり、溶けていくような感覚と焦燥感を覚えるお話でした。

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    2021年09月18日