七尾与史のレビュー一覧

  • すずらん通り ベルサイユ書房 リターンズ!

    Posted by ブクログ

    リターンズ、読んでしまいました(笑)
    やっぱりベルサイユ書房の話、面白い。
    今回日比谷さんも大活躍でしたネ。

    五枚の写真からいろいろな謎が解き明かされていく。犯人はまさかのあの人だったとは?

    続編またでるかな〜。
    楽しみにしてます。

    0
    2020年06月06日
  • 東京プレデターズ チャンネル登録お願いします!

    Posted by ブクログ

    主人公・須山民夫は、懸賞サイトで小型カメラが当たる。しかし、当たったがために大学の先輩が勝手に退職届を出し、ネオチューバーに誘われる。その目的は、ブレイクを果たし、大金を手に入れ、大学の時に執筆した作品の映画化を果たすこと。
    投稿する内容は、過去の不可解な未解決事件の謎を解くこと。その第1弾が、人気ネオチューバーの一人が、突然狂いだし、仲間を殺したという事件。果たしてその真相とは?


    表紙はラノベっぽいですが、ミステリー小説でした。
    惨劇の真相を探るだけでなく、〇〇チューバーについての基礎知識や動画をアップする時のテクニックなど解説書を読んでいる感覚も加わって、面白かったです。
    「血溜まりボ

    0
    2020年05月28日
  • 特選 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    2020年、8冊目は、主に隙間用にしていたアンソロジー。

    今回は、一言感想を添えて。

    秋吉理香子「神様」
    デビュー作『暗黒女子』を色んな意味で、ミニマムにした感じのイヤミス。「凝縮」じゃなく「ミニマム」ね。

    井上真偽「青い告白」
    大オチは早い段階で気付いた。どぅ、ソコにもってくのか、注目してたが、展開と伏線回収が絶妙。この中では、一番好み。

    友井羊「枇杷の種」
    残念なのは、この位置に配されたコト。次と逆の位置、または最後なら……。アレ⁉️と引っ掛かったトコが……。

    七尾与史「それは単なる偶然」
    らしいと言えば、らしい。ただ、個人的には、好みとは言えない。

    八津矢車「札差用心棒・乙吉

    0
    2020年02月19日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    現実にありそうな掲示板。
    SNSの情報から個人を特定するって実際できるんでしょうね。
    その推理力は素晴らしいなと感じますが、同時に恐怖も。
    そして一人の被害者の話で、古市憲寿さんの『奈落』を思い出しました。
    意識があるのに植物人間だと誤診され、人に意思を伝えられない苦しさ。
    圏内ちゃんみたいな人がいれば、気付いてくれる人がたった一人でもいれば、彼女の人生は変わったのかもしれない。
    ちょっと思考が脱線しました。
    こういう変わったヒーローもいいですね。

    0
    2020年01月22日
  • 隠し味は殺意 ランチ刑事の事件簿2

    Posted by ブクログ

    今回は外国人実習生が事件に絡む展開。日本の人口が先細りするなか、いかに労働力を確保するかという、いわば社会問題でもあるネタを織り込む構成です。
    前作では短編集でいくつかの事件が扱われていた分、古着屋の活躍シーンが多かったのですが、今回は全編を通して一つの事件を扱う構成のためか、古着屋の料理が事件解決につながるシーンは少なかったです。
    一方、ライトなノリは健在で肩の力を抜いて楽しむ読み物としては好適といえるでしょう。事件そのものは難しいトリックがあるというわけではないので、アタマを使わずにすみます。反面、難しいトリックを読みながら自分でも解いてみたい、主人公がトリックを解く面白さを期待する、とい

    0
    2020年01月20日
  • グサっと痛いけど超やる気が出るドSな言葉

    Posted by ブクログ

    よくある自己啓発本の内容だが短文で読みやすいので、やる気を出したいときにぱっと読む分にはちょうどいい。

    0
    2020年01月01日
  • 山手線探偵2 まわる各駅停車と消えた初恋の謎

    Posted by ブクログ

    龍墓村で起きた70年前の出来事を巡って霧村、ミキミキ、シホの3人が今回も山手線内を駆け回り、また山手線の外へ飛び出す旅にも出ます。
    前作と比べ山手線探偵というコンセプトと龍墓村の出来事とのギャップがありすぎるように感じました。時を遡って出来事の真相にたどり着くという展開自体はおもしろいのですが、人が死んでしまっているという事件性やシャーマニズムが醸し出す雰囲気が山手線探偵とそぐわないのではないかと。

    0
    2019年12月25日
  • ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿

    Posted by ブクログ

    警察署の地下にある絶対味覚の持ち主である古着屋がシェフを務める「ティファニー」を舞台とした刑事もの。ライトなノリで楽しんで読める一冊ではあるのですが、2章のテーマはちょっと重めです。
    主役コンビの2人よりミステリアスな存在感を醸し出している古着屋のほうがキャラ的にはおもしろいですね。逆に主人公コンビのほうはちょっとあっけらかんとしすぎているせいか、あまり魅力を感じませんでした。
    ストーリーとしては刑事ものということで、起こった事件ははっきりしていますし、犯人らしき人物も浮かび上がってきますので、ミステリーほどのタネや仕掛けはありません(3章も読んでる途中で犯人わかってしまいましたし…)。ただ、

    0
    2019年12月23日
  • 死亡フラグが立ちました! 超絶リアルゲーム実況殺人事件

    Posted by ブクログ

    第1作以来、久々に読んだ。
    サブタイトル通りリアルゲーム実況が主題で、正直かなり荒唐無稽な話となっている。その実、ゲームの設定は練られていて、次はどうなるか気になりどんどん読み進めてしまった。
    ただ、これで終わっちゃうの?という終わり方はちょっと消化不良に感じた。

    0
    2019年12月15日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん―凸撃忌女即身仏事件―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ガリガリに骨と皮ほどに痩せた、忌女の遺体が発見された。
    犯人は「即身仏」を作ろうとしたのか?!

    「やられたら100倍返し!」
    忌女たちの暴走が始まる

    今回は1作目を読んだときと同じ、イヤな感じ。
    これじゃネットリンチそのもの
    ネットの力と間違った正義感って怖いなぁ

    自作はいよいよ「圏内ちゃん」となった原因に迫るらしい。
    まだ出てないけど(笑)

    0
    2019年11月27日
  • 山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎

    Posted by ブクログ

    読み始めた段階ではわかりませんでしたが、全編通しで話しがつながっている構成。”山手線探偵”だけにぐるりとつながっている、というところでしょうか。
    しがない探偵である霧村の推理により謎のつながりを解明してゆくところはそれになりに読み応えがあるのですが、せっかくの洞察力のすごさがインパクトの少ない描写にとどまっているような気がしました。落ちぶれキャラだけど推理力は抜群というギャップがあるので十分魅力的なキャラなのですが…。それとミキミキさんがちょっと中途半端なような気もします。
    山手線で活動する探偵というのが現実的かどうかはともかくキャラをみがけばもっとオモシロイ作品になると思います。続編があるよ

    0
    2019年11月19日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん―凸撃忌女即身仏事件―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    一巻、二巻にくらべるとページ数が少ない構成ですが、これくらいが読みやすい分量かも。事件の人間関係も前作までほどの複雑さはなくすんなり読みこなすことができました。
    ただ犯人の毛利についてはちょっと唐突に登場した感がありますね。前半部分では「ナゾの人物」の節で(二回)登場する人物が同一でミワケンかとミスリードさせる構成になっていて、実は別々の人物であったということですよね。二巻では香音の担任の先生が実は犯人だったという”そうだったのか”感は今回はなかったかな。まぁ、登場人物が少なくその関係性もシンプルな反面、犯人に意外性を求めようとするとこういう展開にならざるをえないのかもしれませんね。

    0
    2019年11月16日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん―忌女板小町殺人事件―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    一巻で未解決だった左手切断連続殺人のつづきが描かれるのあと思いきやまったく別の事件を描く構成。
    善意のバトンリレーを殺人に利用するというストーリー、バトンがわたる4人の関係性がちょっと難しいかな、読んでて理解がが追い付かず前のページに戻りつつ読み込む必要があったのでもうちょっとシンプルさが欲しいようにも思いますが、圏内ちゃんがテンポよく謎を解明していくさまは爽快さがあり、一巻同様楽しめました。

    0
    2019年11月16日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん―忌女板小町殺人事件―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ひきこもりの「圏内ちゃん」シリーズ

    謎の連続殺人事件
    犯行動機がある人間たちにはアリバイがある
    いったいどうつながっているのか

    1作目は、あんまりなキャラ設定に違和感しかなく
    あまり楽しめなかったけれど
    2作目のコレは慣れたのか、かなりミステリとしても楽しめた。

    新キャラの小毬も強烈。
    圏内ちゃんの引きこもりの秘密、次回作でわかるのかしら

    0
    2019年11月10日
  • すずらん通り ベルサイユ書房 リターンズ!

    Posted by ブクログ

    前の話が全く思い出せない(-_-;)。まぁそれでも読めるんだけど。ノブエがわからん。キャラ立ちしてる話で決して嫌いではないのだが…。この人の話としては残酷さが少なくて読みやすかったかな。オスカル店長があんまり活躍しなかったのが残念。しかし、この主人公、絶対ミステリ作家にはなれないと思う(-_-;)

    0
    2019年11月07日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    極度の対人恐怖症で引きこもり
    だけどネットでは誰かとつながっていたい。
    圏外では生きられない

    そんなヒロインが連続殺人事件の謎に迫る

    実際の事件でも、公表されない犯人を
    ネット民たちがつるし上げ、暴き出すってのはよくあるけど
    こうやって小説で読んでみると、不気味だなぁ

    圏内ちゃんの性格にはついていけない・・・(笑)

    0
    2019年10月27日
  • 殺戮ガール

    Posted by ブクログ

    前半はなかなか進まなかったけど、後半は勢いよく読めた。
    次の作品に続くのかな?
    たまに時間軸がわからなくなる時があった。

    0
    2019年09月05日
  • 死神医師

    Posted by ブクログ

    ほんのみせコトノハの店主・有路さんに選書いただいた作品。初七尾。連作短編集。まあ割と楽しめはしたんだけど、サラサラ〜って読めちゃってあまり入ってこないからやはり短編集は嫌いだ。星三つ。

    0
    2019年08月31日
  • 特選 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    【収録作品】秋吉理香子「神様」/井上真偽「青い告白」/友井羊「枇杷の種」/七尾与史「それは単なる偶然」/谷津矢車「札差用心棒・乙吉の右往左往」 
     「どんでん返し」と銘打たれてしまったために、意外なオチにならないのが残念。

    0
    2019年06月05日
  • 特選 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    悪くは無いけど、どんでん返し感は薄かったか?
    でも、作品そのものは、どれも面白い。
    今回はどれが1番かなー。
    「神様」は、先を読んださらにその先があってよかった。
    このシリーズは毎回楽しみなので、次が出たら必ず
    また読むのだ。

    0
    2019年05月06日