【感想・ネタバレ】バリ3探偵 圏内ちゃん―凸撃忌女即身仏事件―(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

有名忌女(=既婚女性)のガリガリ遺体発見をきっかけに、かつてない盛り上がりを見せるネット掲示板「忌女板」。容疑者はある“糖質制限ダイエッター”。忌女たちがネットとリアルで徹底的なスネーク(尾行)を敢行する一方、圏内ちゃんは忌女板に隠された奇妙なサインを見つけて――。天才コミュ障探偵、AI(人工知能)と対決!? おどおどしつつ大胆不敵に前代未聞のバトル勃発!

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Posted by ブクログ

いよいよ、圏内ちゃんの秘密が
語られるのか?
今回は、圏内ちゃん降臨が少なくて
さみしかったぞおおおおおおおおお

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2016年12月10日

Posted by ブクログ

バリ3探偵圏内ちゃん第三弾。

即身仏って想像するだけでぞっとするのですが、そんな事件でもいつも通りに盛り上がる忌女たちって怖い。
それもネット上だからでしょうね。
現実でもそうだと思いますが、リアルじゃないから強気になれる。
わずかな言葉で、大衆を誘導できてしまうのもネットの怖さ。

警察さえも出し抜く圏内ちゃんの推理力というか情報収集能力はすごい。
今回もさすがでした。
途中でヒントっぽいものがあって気付けましたが、そこまでは完全にミスリードに引っかかってました。

ラストは意味深な終わり方で。
続きが気になります。

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2023年09月04日

Posted by ブクログ

忌女同士の仲間思いな団結が、過去に事件を起こした宗教の元信者で筋トレに励むネオチューバーを犯人として晒す等も含め、圏内ちゃんはともかく普段はネットリンチとかをしている人たちだと思うと複雑だった。素直に読みすぎて騙された点や、圏内ちゃんのスマホのギャルみたいなAIアプリが終盤で繋がるところが爽快だった

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2018年10月10日

Posted by ブクログ

今回は圏内ちゃんはわりとおとなしめ。その分、忌女たちの醜悪さが目立つ。今回はターゲットになるのが忌女ですが、一面においてはそれむむべなるかなって感じ。

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2016年09月04日

Posted by ブクログ

ガリガリに骨と皮ほどに痩せた、忌女の遺体が発見された。
犯人は「即身仏」を作ろうとしたのか?!

「やられたら100倍返し!」
忌女たちの暴走が始まる

今回は1作目を読んだときと同じ、イヤな感じ。
これじゃネットリンチそのもの
ネットの力と間違った正義感って怖いなぁ

自作はいよいよ「圏内ちゃん」となった原因に迫るらしい。
まだ出てないけど(笑)

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2019年11月27日

Posted by ブクログ

一巻、二巻にくらべるとページ数が少ない構成ですが、これくらいが読みやすい分量かも。事件の人間関係も前作までほどの複雑さはなくすんなり読みこなすことができました。
ただ犯人の毛利についてはちょっと唐突に登場した感がありますね。前半部分では「ナゾの人物」の節で(二回)登場する人物が同一でミワケンかとミスリードさせる構成になっていて、実は別々の人物であったということですよね。二巻では香音の担任の先生が実は犯人だったという”そうだったのか”感は今回はなかったかな。まぁ、登場人物が少なくその関係性もシンプルな反面、犯人に意外性を求めようとするとこういう展開にならざるをえないのかもしれませんね。

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2019年11月16日

Posted by ブクログ

がりがりに痩せた遺体が発見された。
即身仏を作ろうとして失敗、の廃棄? と囁かれる。

ネットが世間を動かすほどに炎上するのも凄いですが
違ったら掌返し、というのも凄い。
ものすごく、俗物的な感じです。
一応大人の対応、を口にしてみていますが
それでも暴走は止まらない。
そして…という状態。

1人だけ、ではなく、その家族の生活も壊すので
疑いがあるときは、ここまで動かなくても
よさそうな感じがしますが。
そもそも、最初の教団に強制捜査の時点で
有力者のお嬢さんがいたからと言って
よく許可がでたものだ、と。
裏返せば、権力万歳?w

化学が進み、AIが出てくる。
そんな生活を今まさに進もうとしていますが
こんな学習をされたら、殴って壊したくなります。

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2018年07月31日

Posted by ブクログ

 シリーズ三巻目、あんまり面白くないんだけど惰性で読んでる。
 この作者は他のシリーズで出てくる人や物がちょいちょい出てくるので。

 棒掲示板の既婚女性板の忌女(既婚女性)のガリガリ死体発見を皮切りに、忌女板はかつて即身仏作成を目的として解散したカルト宗教を犯人だとやり玉に挙げて炎上する。
 さらには、ネット上の有名人でありながら元信者の男を犯人と決めつけて、男の家の周辺はスネーク(張り込み)される。

 そんななか、カルト宗教の清算団体にデモをしに行った忌女数人が行方不明となり、そのうちの一人が、同じくガリガリ死体で発見される。
 忌女板の神探偵、圏内ちゃんは犯人の行方を追おうとするが。

 ん~、まだ続きそうなのでしばらくお付き合い。

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2017年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は忌女の行動の度が過ぎてた。
圏内ちゃんが根拠もない噂に乗るような人じゃなくて良かった。疑いだけでこんなに事がでかくなるなんて、やっぱりネットは怖い。
次回は圏内ちゃんの過去に迫るのかな?楽しみです。

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2017年02月28日

Posted by ブクログ

○即身仏事件に対して人工知能とともに戦う
刑事・汐見坂と小鞠、瀧口のチームは、ガリガリの状態で殺されたと思われる遺体の見聞にあたっていた。状況は数年前に流行した「ヘプタ教即身仏事件」を思わせていた。
「ヘプタ教即身仏事件」とは、ヘプタ教に入信した信者がマインドコントロールを受け財産を寄付していたと思われる問題で、一般市民も押し掛けた大騒ぎになった。そのときに押し掛けた女性のうち7名が行方不明となり、後日生きてはいるが骨と皮だけに近い状態で見つかったのだという。

今回の殺人は、そのときの状態に、極めて似ている事件なのだという。

今回殺されたのはカトキヨこと加藤清子。ブログを運営していて、立派な忌女であったため、忌女板も荒れていた。
圏内ちゃんがいさめるのに対し、三十名ほどが突撃してしまうが、後日そのうち3名が行方不明になったことがわかり、警視庁や圏内ちゃんは慌てる。

やがて一人の容疑者である、元ヘプタ教信者のネオチューバ―・ミワケンが浮上し、忌女板は盛り上がり、特定班が動き出し、ミワケンをこき下ろしにかかるが…

圏内ちゃんが今回は本当に外に全く出ない安楽椅子探偵っぷりを発揮する。
また、人工知能アプリのソノコさんから始まる、AIとの対決も見もの。人工知能が進むと、ここまで人間を支配することもできるのかもしれない。
今回は人工知能にヒントをもらったようなものだが、それでも圏内ちゃんのカンの鋭さは誰にも負けない。

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2016年10月25日

Posted by ブクログ

相変わらずえげつない殺し方が登場する。そしてその被害者が忌女たちだったことから彼女らの壮絶な戦いが始まる。今回の圏内ちゃんはチョッと引き気味。その代わり肉食系新人女刑事が大活躍する。やはり本シリーズは警察小説の方向に進むのかと思いきや、圏内ちゃんが圏外ちゃんを志向し始めた。次巻はどうなるのか。中継局ちゃんになるのか?

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2016年08月30日

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