【感想・ネタバレ】隠し味は殺意 ランチ刑事の事件簿2のレビュー

あらすじ

「絶対味覚」を持つ天才コック・古着屋護の手で、室田署地下食堂は、一般市民まで押し寄せる人気店へと生まれ変わった。「警視庁随一のグルメ刑事」國吉まどかと高橋竜太郎のコンビは、その美味を堪能しつつ、事件解決にも古着屋の腕を借りていた。そんな折、鵜飼鉄筋の社長・鵜飼光友が殺される事件が起こる。その背後に見え隠れする、カンボジアからきた外国人技能実習生の闇……。ランチ刑事コンビと天才コックが、その謎に挑む。大好評グルメ警察ミステリー、第二弾の登場!

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Posted by ブクログ

シリーズ第2弾。
「警視庁随一のグルメ刑事」まどかは、「絶対味覚」を持つ天才コックの料理からヒントをもらい事件を解決していく。
今回は外国人技能実習生の闇の話。
真面目なテーマで著者の思いがうかがわれた。

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2020年10月16日

Posted by ブクログ

ランチ刑事だけど、あまりランチに関係のない話になってしまってますね。外国人実習生の闇がメインテーマのようになっていますが、確かに闇が深い問題なんですよねぇ。

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

グルメ刑事の事件簿の2冊目。コージーのユーモアぶりは相変わらずだが、今回は警察ミステリーの要素が高い。外国人労働者問題を扱うなどシリアス感も出して来ている。謎のコックも捜査協力に一役買って出て存在感を示す。
事件解決のどんでん返しも有るもののラストに迫力が欠けるかも‼️次回作品が出るならキャラクターの持ち味をパワーアップして欲しいですね⁉️

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2021年07月09日

Posted by ブクログ

今回は外国人実習生が事件に絡む展開。日本の人口が先細りするなか、いかに労働力を確保するかという、いわば社会問題でもあるネタを織り込む構成です。
前作では短編集でいくつかの事件が扱われていた分、古着屋の活躍シーンが多かったのですが、今回は全編を通して一つの事件を扱う構成のためか、古着屋の料理が事件解決につながるシーンは少なかったです。
一方、ライトなノリは健在で肩の力を抜いて楽しむ読み物としては好適といえるでしょう。事件そのものは難しいトリックがあるというわけではないので、アタマを使わずにすみます。反面、難しいトリックを読みながら自分でも解いてみたい、主人公がトリックを解く面白さを期待する、という方には不向きな作品かと。
あと、物語の最後はちょっとばたばた感が目につきますね。犯人と目していた人物が死んでいることがわかったり、真犯人にたどりつくところもちょっとあっけないというか。じわじわと犯人に近づくという展開ではないので、物足りなさが残ります。

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2020年01月20日

Posted by ブクログ

ランチに命をかける勢いの女刑事とその先輩刑事が事件を追います。

外国人研修制度がテーマでしょうか。
課題の多い制度だと思いますが、事件よりそちらがメインのような…

事件の真相もランチからヒントを得ての解決も少しばかり取ってつけたような印象でした。

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2019年02月02日

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