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Posted by ブクログ
神保町はすずらん通りにある新刊書店が舞台のミステリ、第二弾。
いわゆる“書店もの”とはちょっと方向が違っている。
本好きな人たちが本への愛や薀蓄をこれでもかと語る傾向にあるのが書店ものの特徴だと思っているけれど、この本屋さんの場合、結局最後には、
「今日のベルサイユ(書房)はたいへんな人ですこと!」
ということになってしまうのだ。
今回は5枚の写真を追ううち、消去法と芋づる式に(芋はつながっていないのだが)いくつもの真相を探り当てることになり、最後は怒涛の展開となる。
読者は必死で手繰り寄せる芋づるに様々な形の実がなっていることに驚きながら、最後に「ギャッ!」と言って手を離すことになる。
続編は、このストーリーを忘れないうちになるべく早く出していただきたい。
そして、例によって、登場人物の名前の元ネタを想像してニヤリとしてしまった。
しかし、書店の名前がベルサイユであることに意味があるのか???
店長は店長室にこもったまま、自分のところの書店員はおろか、現職の警察官まで動かしてしまうところがさすがである。
はたきで首をはねるところや、引き出しの中にしまってあるとうわさされるギロチンを、一目見てみたいものだ。
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