【感想・ネタバレ】すずらん通り ベルサイユ書房のレビュー

あらすじ

ミステリ作家を目指す日比谷研介は神保町すずらん通りの「ベルサイユ書房」でアルバイトを始めた。そこは男装の麗人・剣崎瑠璃子店長、“カリスマポップ職人”の美月美玲など、濃いキャラの書店員ばかりが働いていた。しかも穏やかなバイト生活と思っていた研介の前で、次々と不可思議な事件が発生し……。気鋭のミステリ作家が贈る破天荒にして新たなる書店ミステリ!

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本屋さんのミステリー!実際の本も架空の本も出てきておもしろかった。
事件性があるものが多くてレモンが可愛く見える!
コースターを置いておくのが犯人らしいって最後まで読んで思った。
のぶえの話、ぞっとした。

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2025年09月09日

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面白い。
キャラも好きだし、書店の周りで事件が起きていったり、他の作品に出てくる人が出てきたりして楽しい。
続編が楽しみ。

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2019年11月16日

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娯楽本なので、かなり低年齢が読んでもわかりやすい書き方をしている。
実際にベルサイユ書房が存在していたら日参したい本屋だ。

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2015年04月22日

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さくっと読めて面白かった〜
殺人とかも出てくるけど、それを追ってる訳じゃないから重たくもなくて読みやすかった。
本屋さんのポップって可愛くて、目を惹き付けられて、ポップで買ってみようってなるから今回のお話を読んでより注目して見てみようって思った〜
ベルサイユ書房の続きも見てみたいなぁ

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2025年01月26日

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神保町の書店が物語の舞台。個性豊かな登場人物や神保町ならではの古書やカレーの話なども出てきます。

私も本が好きで書店に立ち寄ることが多いですが、ポップに惹かれて手に取ることも多いので、本書の中で書店さんのオリジナルのポップがいろんな人たちのご縁を結ぶきっかけになっているのも面白かったです。

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2024年01月16日

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一度、目にすればたちどころに心を虜にしてしまう強烈な魅力を放つポップ広告。ベルサイユの書房に一際光彩を放つこのポップ。描くはポップの名手、美月美玲。手腕を見込まれベルサイユに引き抜かれた。穏やかで静かな挙措中にも秘めたる才知があり、全てお見通しの洞察力に息を呑む。魅力的すぎるヒロイン、スリリングな展開、圧巻のラスト。間違いなく当たり。極上のエンタテインメントに脳天から痺れされられた。

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2019年03月02日

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ネタバレ

おもしろかったー。
これも、ラノベ?

主人公や「ベルサイユ書房」の人たちはそれぞれ「濃いキャラクタ設定」なはずなのに、キャラクタ性が説明調でしか描かれないので、人物描写が浅くて残念。

キャラクタをつくりこむ、っていうのは、読み手が勝手にいくらでもそのキャラクタをつかって二次創作できちゃうようなことなんだとおもう。
ちゃんとつくりこまれたキャラクタは、だれでもそのキャラクタを扱えて自在にアレンジできるんだよね。

そういう意味では主人公とその周辺の重要キャラは「よわい」んだけど。
その他の、もろもろの事件にからむ登場人物たちの設定にはいろいろと深みがあって、それでこの小説をものすごいおもしろいものに仕立ててる。

ミステリ作家志望の主人公が、就職もせず、バイトも転職。
それで店長が『ベルサイユのばら』のオスカルみたいな男装の麗人(資産家の令嬢)の「ベルサイユ書房」ではたらくことになったんだけど。
そこにはカリスマポップ店員がいて、その人が書くポップは出版社が媚びてくるほど売り上げを伸ばすし、ほかにもいろんな人にいろんな影響を与えちゃうすごい「力」がある。

その書房で売られる本が鍵となって、いろんな事件が起こる。
その「事件」にからむ人たちがいろいろおもしろくて。
それに、この事件の鍵となる「本」が、ほんとに読んでみたくなるほど、どれもすごいおもしろそう。

これ、シリーズ化を望む人もおおいみたいだけど、わたしもシリーズ化希望。
この作家さんは、森村誠一さんの小説講座の受講生なんだって。

さいきん、こういう小説教室に通ってた作家さんの話をいくつか見聞きするようになった。
小説って学校で習うものなのー、って、わたしはびっくりしたんだけど、わりとそういうのフツーなのかも。

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2017年09月25日

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ネタバレ

サブキャラが個性的でおもしろい。特に剣崎店長!表紙の絵から受けるイメージそのままで、お金持ちのお嬢様で元宝塚、男装の麗人でフェンシング達人で仰々しい言葉遣いで部下に檄を飛ばす。いいキャラだわ〜。今回はあまり活躍しなかったから次回作があるならもっと活躍してほしい。あとカレーが食べたくなった。

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2016年06月20日

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はじめて読んだ作家さん。とてもキャラクターが濃くて、ぐいぐいと読みすすんだ。
ノブコの話などイマイチすっきりしないなぁと思っていたら、『桜の往復書簡』ではほろりとさせられた。
全体的に満足です。

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2015年12月24日

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ネタバレ

やはり書店ものは面白いし、七尾与史は読みやすい。
相変わらずキャラが立っていて、漫画チックである。
でも、店長、見かけが派手な割には何もしていないなあ~(笑)
ある程度まで読むと先が読める謎解きが多いけれど、楽しく読めるからよし。

…本好きは巨乳って、お約束になりつつあるのでしょうか?

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2016年07月27日

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新刊書店が舞台のミステリー。しかし、この書店、殺傷事件があったり、毒物事件があったりなかなかヘビーです。でも面白かったので、続編をお願い致します。

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2015年09月27日

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思ってた以上に面白かった。
ノブエ事件が恐ろしい。ノブエの本を読んだ書店員の感想が絶妙で、怖いけど読んでみたくなりちょー、リアルだった。
でも、贅沢を言えばきちんと解決してほしかったなー。
研介はあれでは作家デビューできないでしょ笑

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2015年09月01日

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書店ミステリー。初の七尾さん作品。大好きな書店と、いつかはいきたい神保町にワクワクしながら読めました♪

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2015年06月28日

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神保町のすずらん通りにあるベルサイユ書房のお話。副店長のポップは人を動かす力がある。ポップで売上が上がるとかすごい!そのベルサイユ書房で様々な事件が起き、解決していくという素晴らしい洞察力。主人公が平凡過ぎて作家デビューも出来ないのが面白い(笑)

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2015年05月23日

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書店やら出版社やらの名前、キャラ設定などなどに、不思議なセンス…と思いながら読み始めるも…面白い!これは何が起きてるの?どういう結果になるの?とワクワク、ドキドキ。こういう書店に行きたい!本屋と言う空間が好きな私にはたまらない「ベルサイユ書房」。やはり本屋通いはやめられない

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2015年05月13日

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長編ぽい章立てですが、連作短編風の作りですね。いわゆる書店ミステリー。書店にちなんだ謎や、出版業界全体を含んだ謎など、色々な謎を用意してますね。本に毒を仕込むとかちょっと思いつかなかったなぁ。
舞台が神保町で実在のお店も登場するので、現地を知っているとより楽しめます。

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2015年05月10日

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神保町すずらん通りにあるベルサイユ書房を舞台とした書店ミステリ。
カリスマポップ職人である美月美玲の活躍により事件を解決していくのだが、男装の麗人・剣崎瑠璃子店長の活躍が今ひとつよく判らない。キャラの設定はかなり立っているのだが、それ相応の役回りはしていないと思う。

面白い本なのだが、残念ながらカバーイラストはいただけない。手にとってはからカバーイラストの雰囲気で買うのをためらった。もう少しなんとかならなかったのかな。

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2015年04月18日

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男装の麗人の店長とカリスマポップ職人のいるベルサイユ書房にバイトとして入った、ミステリー作家を目指す研介。そのベルサイユ書房で起こる事件の数々にポップが重要な役割をする。本を巡って起こる事件の数々はバリエーション豊富でとても楽しめた。店員だけでなく客のキャラクターも良く、ミステリー小説で勉強している現役刑事・津田がお気に入り。神保町が舞台で、実在の店も出てくる。一度は行ってみたい神保町!研介、ミステリー作家を目指す割に鈍すぎないか?と思うがそこはご愛敬。
続編もぜひ、読んでみたい。

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2022年10月24日

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ネタバレ

個人的にはあまり読んだことがないタイプの小説だった。
次々と事件が起こり、一応それなりの解決はみるんだけど
まだまだ疑問は残るというか、裏があるんじゃないかと思わされる。
特に杳として知れない殺人鬼の行方は非常に気になる。

続くのかなぁ。

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2020年09月15日

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神保町のことに詳しかったらもっと楽しめたな、と少し悔しく思う。作品自体は面白かったです。日常ミステリだと思い込んでいたら、刑事事件発生。カリスマポップ職人である美月さんの感の良さには驚き。ミステリ作家ならではの研介の発想も悪くなかった。キャラの濃さでは剣崎さんが断トツかな。剣崎さんが登場する度にニヤニヤしてしまいました。また、実際に存在する作家さんや作品の名前を少し変えて話に出しているところがお気に入りです。

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2017年02月04日

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ポップ書き。気になる。他人とは思えない仕事内容だけど、なぜにあんなに鋭いのか。しかし、外食でカレーが食べたくなる一冊。キャラの濃い店長さん中心の話かと思ったら、そうではなかった。なんだか、続編が出そうだなぁ。まさか!の流れもあり、楽しめた。

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2016年01月22日

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現代日本、作家志望の主人公が東京神保町のベルサイユ書房でバイトしながら色々な事件に巻き込まれ、解決したりしきらなかったり、というミステリ連作集。タイトル、表紙に池田理●子先生的なアレは入っているが、展開の大筋には殆ど関係なし。話はそれぞれ読みやすい。そして物凄くカレーにステマされた。ああ美味しそう。

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2015年12月16日

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ネタバレ

 ミステリ作家を目指す研介は大学卒業後に就職せずに神保町の古書店でバイトをしていたが、ある日突然の閉店の憂き目にあう。

 そこで次のバイト先として選んだのがすずらん通りのベルサイユ書房だった。
 古書店と違って新刊本を扱う本屋に慣れずに忙しい毎日を過ごす。

 男装の麗人で実はとある大企業の令嬢の店長、
 人と人をつなげるカリスマポップ職人といった濃い店員たちが働くベルサイユ書房だったが、事件が起きた。

 ベルサイユ書房のポップで人気に火が付いた小説の作家のサイン会で、サインを求める人の列にナイフを持って作家に襲い掛かった女がいた。
 さらに「読んだら死ぬで」のポップとともに毒物が塗られた本が置かれる事件が起きる。

 ここはベルサイユ書房、事件が起きる一方で、人と人とがつながる不思議な本屋だ。


 というわけで、七尾与史が書籍流通業界の裏を描く、お仕事ミステリ。
 作者の体験もいろいろあるんだろうなぁ。

 内容、あんまり面白くなかったけど神保町が魅力的に描かれている。
 あそこをゆっくりうろつくと、何故か「この本欲しい!」という本に出会える不思議な町なのは確か。

 神保町のカレー屋巡りもいいよね。またうろつきたくなった。

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2015年11月01日

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神保町の古書店街にあるお店にアルバイト店員で入った主人公の日比谷研介。彼はミステリー作家を目指しています。そこにはベルサイユのばらのオスカル擬きの男装の剣崎店長やカリスマポップ描きの美月さん、森永・グリコ事件を扱った元刑事、売れ行きの良いこの本屋でサイン会をするベストセラー作家などが登場。
実在の事件と本に関するエピソード、売り出し中の作家の小説を巡る出来事が錯綜し事件は起こり、解決の糸口を研介も探ります。
七尾さんの作品なので、もっとトンデモ系かと思いましたが、それなりの推理で事件は収束します。ご自分も小説にベストセラー作家としてちらっと登場させる辺りは七尾さんのご愛敬ですか‥

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2015年08月05日

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ネタバレ

書店POPミステリ

死亡フラグはちょい下品でドS刑事は読んでないけど
ちょい下品くだらないなぁ(笑)ミステリ(なんだそりゃ)
がこの人の作風なのかな?

けっこう面白かった
行きたくなったしポップみたい
こんな魔法みたいなポップがかけたらいいなぁ
目下修行中。。。

主人公が凡人すぎて作家デビューできなそう(笑)
店長カッコイイ

本屋さんに行きたくなった

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2015年05月13日

Posted by ブクログ

言葉には人を動かす力がある。
活字には人を動かす力がある。
感動には人を動かす力がある。
未来に導く力がある。

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2015年04月23日

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