七尾与史のレビュー一覧

  • 死なせない屋

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    医師免許国家試験4浪が決定した良太は、謎の美女・神楽に『死なせない屋』のアルバイトにスカウトされる。

    序章と中編2編。
    序章での『死なせない屋』の在り方は面白くて期待したけど、中編2編は依頼人を殺し屋から守るという普通の展開だったのが残念。
    シリーズ化を想定してのキャラクター、続編がありそう。

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    2020年09月22日
  • ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件

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    読みやすかった。
    クビを切り裂く連続殺人事件を追うお話。
    今回はモンスターどころじゃない頭のおかしい女が次々登場。
    それにしても・・・浜田キャリア刑事すごすぎ。
    最後の解説に中山七里氏登場でビックリ。
    今作もグングン一気読みできる一冊でした。
    おススメ。

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    2017年10月18日
  • 失踪トロピカル

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    読後感の悪い小説を探していて出会った一冊。
    南国の香りが漂うタイトルからは想像もつかないスプラッタ。
    途中で、微笑みの国タイが気の毒になってきた。
    うーん、いろんな意味で「ムカつく」作品だった。

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    2017年10月05日
  • 死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡!? 殺人事件

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    死亡フラグシリーズ第2弾

    数百年前、ドイツから逃れ日本に渡ってきた魔女の子孫。
    そしてそれを代々守る人々。
    目標は「世界のリセット」
    彼女を追いつめる異端審問会の男の子孫が11月に生まれる

    それを阻止するために、魔女たちはすべての11月生まれる子供と母親の抹殺を決意する

    トンデモ話なんだけど、ついつい引き込まれてしまうの面白さ。
    人工知能のケビくんと、死亡フラグを教えてくれるスマホアプリ(笑)
    これあったらどんな犯罪も楽々だね(笑)

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    2017年07月25日
  • ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿

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    もうちょっと深く掘り下げて欲しい系。
    皿まで舐めちゃうほど美味しいとはどれほどか・・・。
    続くんだろうか??

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    2017年06月18日
  • 僕はもう憑かれたよ

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    25歳の誕生日、自分の部屋で一人で過ごしていた真知のところに見知らぬ男が部屋を訪ねてきた。
    美門玲二と名乗るその男性は、なぜか真知のことをいろいろ知っていた。
    その後、治療のため訪れた歯医者で真知と美門は、偶然再会するが―。

    タイトルの出オチ感が半端ない小説。

    事故で恋人の裕三を失った真知と、裕三に憑りつかれた美門の二人の視点が交互に描かれながら話が進んでいきます。
    二人はお互いの事情を知らないので相手の真意を計りかね、すれ違う展開となるのですが、読んでいるこちら側としてはそのややこしさにヤキモキしました。

    真相は結構シンプルでしたが、そこに至るまでの真知と美門のすれ違いやそれぞれ別々に

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    2017年05月06日
  • ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件

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    ドS刑事シリーズ2作目。
    第1作目よりもパワーアップした黒井マヤが帰ってきた。
    拳銃を手にした犯人を相手に罵倒三昧。
    けっして説得して投降させようとか、隙をみて逮捕しようとか、刑事らしい気持ちは欠片もない。
    代官山が目の前で撃たれそうになっても、マヤの攻撃の手は緩まない。
    犯人の全人格、全人生を否定し、なじり続け、犯人の精神状態が疲弊しつくすまで追いつめ、ついには犯人が自らを撃つまで追い込んでいく。
    もう、ドSなんてレベルじゃない。
    悪魔の所業といっても、言い過ぎじゃないと思うのだけれど。
    それでも、マヤが優秀な刑事であるには変わりはない。
    一見、繋がりのないように見える連続殺人事件を追いかけ

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    2017年04月11日
  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

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    女性刑事を主人公にした物語は多い。
    男社会の警察の中でも周囲にまけずに生きていける強さがある。
    強烈な個性を放つ主人公たち。

    「ドS刑事」の主人公・黒井マヤは、それら数多の女性刑事の中でも飛びぬけて変り種のキャラクターだろう。
    彼女の中には正義などどこにもない。
    猟奇殺人をこよなく愛し、事件現場からはひそかに被害者たちが遺した遺留品を記念品としてこっそりくすねる。
    犯人の目星がついてもすぐには逮捕をしない。
    次なる事件、次なる犠牲者を期待しているから。
    マヤに気に入られ、刑事としてコンビを組むことになった代官山はごく普通のまともな感覚の持ち主だ。
    Sっぷりを発揮し、代官山を追いつめ、ときにい

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    2017年04月06日
  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

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    なんて言うか容赦ないと言うか、すでに内容がドSというか。でもテンポ良すぎて(その上陰惨なのになぜか笑えて)最後まで目が離せないというか…すごいの一言に尽きます。

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    2017年04月01日
  • ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件

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    ワカマツカオリさんの絵が好きで手にしたら、スプラッター系が苦手な人間にとって、想像力が苦痛でした(泣)謎と緊張感が最後まで仕掛けてあって、話は読みたい、でもこの血とか汚物とか痛いのとか嫌ーーー(泣)(泣)(泣)と。でも読むのは止められない。うん、ドSだ。

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    2017年04月01日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん―凸撃忌女即身仏事件―(新潮文庫nex)

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     シリーズ三巻目、あんまり面白くないんだけど惰性で読んでる。
     この作者は他のシリーズで出てくる人や物がちょいちょい出てくるので。

     棒掲示板の既婚女性板の忌女(既婚女性)のガリガリ死体発見を皮切りに、忌女板はかつて即身仏作成を目的として解散したカルト宗教を犯人だとやり玉に挙げて炎上する。
     さらには、ネット上の有名人でありながら元信者の男を犯人と決めつけて、男の家の周辺はスネーク(張り込み)される。

     そんななか、カルト宗教の清算団体にデモをしに行った忌女数人が行方不明となり、そのうちの一人が、同じくガリガリ死体で発見される。
     忌女板の神探偵、圏内ちゃんは犯人の行方を追おうとするが。

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    2017年03月28日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん―凸撃忌女即身仏事件―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回は忌女の行動の度が過ぎてた。
    圏内ちゃんが根拠もない噂に乗るような人じゃなくて良かった。疑いだけでこんなに事がでかくなるなんて、やっぱりネットは怖い。
    次回は圏内ちゃんの過去に迫るのかな?楽しみです。

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    2017年02月28日
  • ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件

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    1作目ほどのひねりはない
    トリックはやや複雑だけど、穴多し
    人の推理を推理するという変わった設定や、悪趣味な登場人物はそのままに2作目

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    2017年02月12日
  • 妄想刑事エニグマの執着

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    ちょっと突き抜け具合が足りないかなぁ。女の感と言いつつ、2話目では比較的まっとうに操作してたりするし。女の感、でもオカルトじゃない、ってあたりが縛りになっちゃったのかも。
    アーバンレジェンドが出てくるあたり、この作品も他の七尾ワールドと地続きですが、他のキャラが出たりはしないので、比較的繋がりは緩やかですね。

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    2017年02月07日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん―忌女板小町殺人事件―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    最終的には小鞠さん好きになれるように描かれているけれど、私は最後まで小鞠さんのことを好きになれなかった。これから好きになれるだろうか。今回も前回同様に、時間軸の違うストーリーが交互に書かれていた。前回は何となく繋がりは見えたけれど、今回は繋がりが見えなくて、どう繋がっていくのかドキドキしながら読み進めていきました。ラストは全てが見事に繋がってお見事。

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    2017年02月04日
  • すずらん通り ベルサイユ書房

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    神保町のことに詳しかったらもっと楽しめたな、と少し悔しく思う。作品自体は面白かったです。日常ミステリだと思い込んでいたら、刑事事件発生。カリスマポップ職人である美月さんの感の良さには驚き。ミステリ作家ならではの研介の発想も悪くなかった。キャラの濃さでは剣崎さんが断トツかな。剣崎さんが登場する度にニヤニヤしてしまいました。また、実際に存在する作家さんや作品の名前を少し変えて話に出しているところがお気に入りです。

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    2017年02月04日
  • ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿

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    女子にとってランチは今日という日を生き抜く希望、この言葉に全力で同意。
    毎日贅沢は出来ないけどお昼に美味しい物食べるって思っただけで頑張れる!
    古着屋さんが何者なのか不明なままなので、続きが出る予定なのかな?
    皿を舐めてしまうくらい美味な生姜焼き、私も食べたい…。

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    2017年01月20日
  • ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿

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    警察食堂で働く料理人 古着屋の絶品料理が不可思議な事件を解決に導くミステリー。作中に出てくる数々の料理は読んでいても想像できないものが多くいったいどんな味かするのかと想像してワクワクした。個人的には取り扱った事件のうち二つ目は真相を考えると気分が悪くなってしまった。主人公の性格は共感できる部分があった、また古着屋のある意味ミステリアスな性格は引かれるものがあった。続編にも期待!

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    2017年01月02日
  • トイプー警察犬 メグレ 神隠しと消えた殺意の謎

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    実際の置き去り事件に似せてある。メグレは目立ってない。偶然が重なりすぎ。他作品とのリンクはサービスかな?

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    2016年12月09日
  • トイプー警察犬 メグレ 神隠しと消えた殺意の謎

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    シリーズ2作目です。

    本作品は、犯人の臭気を嗅ぎ分けられる、
    嘱託警察犬のトイプードル「メグレ」が、
    迷宮入りしそぅな事件の犯人を嗅ぎ分け、
    事件を解決に導いていくお話ですが…、

    お話の面白みは、
    メグレによって指摘された犯人の物証と自供を、
    訓練士と刑事のコンビが、どぅ暴いていくか?、
    だと思ぅのですが…、

    肝心の訓練士と刑事のコンビが、
    ドS刑事の作者さんにしてはね、
    いまいちキャラ立ちしておらず、
    お話ともども、尖がった部分が感じられなぃ…。

    特に、本作品では、
    お話(事件)の構成や質は上がっている一方、
    コンビネーション・プレーはほとんどなく、
    前作と比べてみても、±0といぅ感

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    2016年11月19日