七尾与史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
がりがりに痩せた遺体が発見された。
即身仏を作ろうとして失敗、の廃棄? と囁かれる。
ネットが世間を動かすほどに炎上するのも凄いですが
違ったら掌返し、というのも凄い。
ものすごく、俗物的な感じです。
一応大人の対応、を口にしてみていますが
それでも暴走は止まらない。
そして…という状態。
1人だけ、ではなく、その家族の生活も壊すので
疑いがあるときは、ここまで動かなくても
よさそうな感じがしますが。
そもそも、最初の教団に強制捜査の時点で
有力者のお嬢さんがいたからと言って
よく許可がでたものだ、と。
裏返せば、権力万歳?w
化学が進み、AIが出てくる。
そんな生活を今まさに進もうとし -
Posted by ブクログ
25歳の誕生日、自分の部屋で一人で過ごしていた真知のところに見知らぬ男が部屋を訪ねてきた。
美門玲二と名乗るその男性は、なぜか真知のことをいろいろ知っていた。
その後、治療のため訪れた歯医者で真知と美門は、偶然再会するが―。
タイトルの出オチ感が半端ない小説。
事故で恋人の裕三を失った真知と、裕三に憑りつかれた美門の二人の視点が交互に描かれながら話が進んでいきます。
二人はお互いの事情を知らないので相手の真意を計りかね、すれ違う展開となるのですが、読んでいるこちら側としてはそのややこしさにヤキモキしました。
真相は結構シンプルでしたが、そこに至るまでの真知と美門のすれ違いやそれぞれ別々に -
Posted by ブクログ
ドS刑事シリーズ2作目。
第1作目よりもパワーアップした黒井マヤが帰ってきた。
拳銃を手にした犯人を相手に罵倒三昧。
けっして説得して投降させようとか、隙をみて逮捕しようとか、刑事らしい気持ちは欠片もない。
代官山が目の前で撃たれそうになっても、マヤの攻撃の手は緩まない。
犯人の全人格、全人生を否定し、なじり続け、犯人の精神状態が疲弊しつくすまで追いつめ、ついには犯人が自らを撃つまで追い込んでいく。
もう、ドSなんてレベルじゃない。
悪魔の所業といっても、言い過ぎじゃないと思うのだけれど。
それでも、マヤが優秀な刑事であるには変わりはない。
一見、繋がりのないように見える連続殺人事件を追いかけ -
Posted by ブクログ
女性刑事を主人公にした物語は多い。
男社会の警察の中でも周囲にまけずに生きていける強さがある。
強烈な個性を放つ主人公たち。
「ドS刑事」の主人公・黒井マヤは、それら数多の女性刑事の中でも飛びぬけて変り種のキャラクターだろう。
彼女の中には正義などどこにもない。
猟奇殺人をこよなく愛し、事件現場からはひそかに被害者たちが遺した遺留品を記念品としてこっそりくすねる。
犯人の目星がついてもすぐには逮捕をしない。
次なる事件、次なる犠牲者を期待しているから。
マヤに気に入られ、刑事としてコンビを組むことになった代官山はごく普通のまともな感覚の持ち主だ。
Sっぷりを発揮し、代官山を追いつめ、ときにい