七尾与史のレビュー一覧

  • 偶然屋 2 ~闇に揺れるツインテール~
    シリーズ第2弾。

    スーパー中学生クロエの過去の話は面白かったけど、前作よりも偶然屋要素は弱くて、仏の影はチラつくもののまだ踏み込みきれない感じ。

    さらにディアブロのことにまで風呂敷が広がってしまって、いつか回収されるんですよね…?笑

    日常と荒唐無稽さのバランスが七尾作品っぽい!
  • 僕は沈没ホテルで殺される
    タイの雰囲気の描写が細かく、凄く作り込まれた作品だと感じた。
    肝心のミステリの部分で少し物足りなさがあったが、世界観は真に迫った説得力だった。
  • 偶然屋
    はて…あの時のトラブルは本当に偶然だったのだろうか…?
    と疑いだすと怖くなるミステリ。途中までは割と出来の良い作品だったが、最後がグダグダでいまひとつの評価。
    ルワンダの虐殺にヒントを得た人間の集団心理実験的な話はまあなくもないかなぁとは思うが、いくら何でも小説で読者を思うがままにコントロールして犯...続きを読む
  • 全裸刑事チャーリー
     良い意味で馬鹿馬鹿しい作品。ジャンルはユーモアミステリー…だと思う…。やたらと股間の主張が激しい社会情勢の日本が舞台であり、ヌーディストであるいぶし銀のベテラン刑事チャーリーと非ヌーディスト(服を着る)である新人刑事の七尾のコンビによる活躍がコンセプトだが、チャーリーの並々ならぬヌーディストでいる...続きを読む
  • 死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡!? 殺人事件
    有り得ない設定ではあるものの本宮さんというスーパーな人間性がパロディー感を醸し出して笑いが出てくるストーリー。さくさく気軽に読める本。
  • 偶然屋
    対象者に気づかれないほどにさりげない演出を施し、クライアントの依頼に応える『偶然屋』。その依頼の裏にある隠された展開がとてもミステリーしてて面白い。章を追うごとにゾクゾクが増し、最終章では緊張感が高まる。人間の怖さを存分に味わえた。
  • 死亡フラグが立ちました!
    面白い、だけれどもミステリーとしては
    間違いなく「これじゃない」感がものすごく強いです。

    ある姿が消えてしまった人間が
    キーとなるある作品。
    そいつがすべての災難の権化なのですが
    はっきり言って無理がありすぎるのよね…

    キワモノ系に入るやつです。
    読めるけどまあいろいろ無理がある系。
  • 失踪トロピカル
    スッと読めた。グロ耐性がありすぎるのでもっともっとと思ってしまった。でも十分グロい。タイには多分一生行けないだろう。
  • 僕は沈没ホテルで殺される
    結合双生児とか奇形胎児のホルマリン漬けとかドラッグ依存者とか犬とかチワワを食べるのが好きな奴とか。。。気持ち悪くて読めないかもとか思ったんだけど。。なんだかんだ内容は楽しくて最後まで読んでしまった‼︎
    バックパッカーが滞在先で起きる連続殺人事件を追いかけていく話⭐︎滞在先のメンバーの個性が豊かすぎる...続きを読む
  • 死亡フラグが立ちました!
    映画レビューのYouTuberとしても著名な著者のデビュー作。「このミステリーがすごい大賞」の最終選考に残ったことで話題になった。文体が今風な感じで読みやすい。”本格ミステリ”を期待するとがっかりするだろうが、そういうタイプの読者はタイトルを見ただけでスルーするだろう。期待以上に楽しめた。一部で批判...続きを読む
  • ドS刑事 事実は小説よりも奇なり殺人事件
    ん~( ̄~ ̄;)何だかいろんな要素が控えめだった気がする(-.-)代官様が不在だと、こうなっちゃうのかな?(・_・)
  • 無邪気な神々の無慈悲なたわむれ
    いや、だめだって
    こういうホラー、何年振りだろう
    最近読むホラーといえば人が怖い、だったけれど
    わかりますよ、子どもって無邪気で、そして残酷
    その遊び方、どうなの?っていうことも平気でしたりするのは知ってます
    久しぶりに苦手な方のホラーを読みました
    怖くてかなり斜め読みしました
    あぁ、夜とか思い出し...続きを読む
  • トイプー警察犬 メグレ
    トイプードルの警察犬・メグレが犯人を嗅ぎ当てる。けれど犯人であるという事しかわからないので、それを立証するために女性警察官が捜査するっていう構図。ミステリー的な、トリックを暴こうとか犯人を予想する、みたいな読み方はできない。ドラマとかで受けそうな話。
  • 無邪気な神々の無慈悲なたわむれ
    ハラハラして面白かった。
    情景描写がもうちょっと深ければ、もっと没入して楽しめたかも。
    個人的には、島の土着信仰や隣島の研究施設についての興味が大きかったので、そのあたりへの深掘りがあればワクワクが増してうれしかったかな。
  • 偶然屋
    面白かった
    いわゆる陰謀モノを連想します。それが身近で起こるのが偶然屋という感じ!
    全てが仕組まれているのでは?
    という設定が面白い!
    そして、この偶然屋という職業設定が良いですね。

    弁護士試験に挫折した主人公里美が就職した先は偶然屋!
    「アクシデントディレクタ」として、社長の油炭と女子中学生のク...続きを読む
  • 死亡フラグが立ちました!
    面白かった
    漫画ライクなストーリ展開。コメディタッチでライトで楽しめました。
    伊坂ワールドを連想させる物語展開。

    「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、ジョーカーのカードが送られ、24時間以内に偶然の事故のようにして殺される。
    死神は実在するのか?特ダネライターの陣内は先輩の本宮、ヤクザ、...続きを読む
  • ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件
    どSと言いながら、前作では死体マニアの方に振れていたが、今作ではやっと本領発揮。殺人犯を追い詰めて言葉でなぶり続け、同僚への銃撃と犯人への自殺を引き出すという荒技。
    タイトルの「朱に交われば」の事件は、次々と起きる首切り殺人。犯人も変わったり、死亡したり、中々忙しい。元々の原因は、どうやら宗教が絡む...続きを読む
  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件
    「死亡フラグ」でバナナの皮やカレーで殺人という不思議なミステリーを書いた七尾さん。今回は「ドS」というキャラクターのお嬢様デカと、振り回されるイケメンデカの組み合わせ。
    このお嬢様は警察庁のナンバーツーの黒井次長の娘で巡査部長の黒井マヤ。相方は8才上ながら巡査の代官山脩介。マヤから「お代官様」と呼ば...続きを読む
  • ドS刑事 事実は小説よりも奇なり殺人事件
    ドS刑事シリーズ第8段。と言いながら、ドS度はかなり薄くなってますね。ミステリーとしても、まあまあB級としてはよくまとまってると思いますね。殺人も、最初に大量殺人があるだけで、次々に死んでいくというわけではなく、事件の真相を突き止めていく過程を丁寧に表現しています。
    さて、ドS刑事シリーズはこれで読...続きを読む
  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件
    死亡フラグがたちました!の作者でもある七尾さんのシリーズ作品。ドラマ化されていたのを知らずに購入しました。
    タイトル通り、1番最後に謎が全て繋がって謎が回収されていくので、テンポ感というより最後までずっと頭を悩ます物語でした。
    ドS刑事というので如何程のものかと思って...続きを読む