七尾与史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はて…あの時のトラブルは本当に偶然だったのだろうか…?
と疑いだすと怖くなるミステリ。途中までは割と出来の良い作品だったが、最後がグダグダでいまひとつの評価。
ルワンダの虐殺にヒントを得た人間の集団心理実験的な話はまあなくもないかなぁとは思うが、いくら何でも小説で読者を思うがままにコントロールして犯罪を犯させるというのは都合が良すぎる。最後にやっちまった感じでした。
確かにアクシデントは演出しようと思えば出来るだろうし、実際にそういう場合もあるだろう。だが、あの時のトラブルはもしかして誰かの罠?!とか、この身に起きた不幸は実は仕掛けられたものでは?!などと言い出すと万事が怪しく見え、日常生活など送れなくなってしまう。この手の話は都市伝説と笑い飛ばすのが正解。もちろん偶然屋なんているはずもない。信じちゃいけませんよ。
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これでもう大丈夫。
人間は一度疑ったことでもそうでないと納得すると、二度と疑わないものです。
もしかして偶然屋っているかも?と思った人も「そうだよね、そんなのいるはずないし」と納得してくれたはず。
偶然屋なんていませんよ、もちろん。
(о´∀`о)ニヤリ -
Posted by ブクログ
面白かった
いわゆる陰謀モノを連想します。それが身近で起こるのが偶然屋という感じ!
全てが仕組まれているのでは?
という設定が面白い!
そして、この偶然屋という職業設定が良いですね。
弁護士試験に挫折した主人公里美が就職した先は偶然屋!
「アクシデントディレクタ」として、社長の油炭と女子中学生のクロエの3人でクライアントのために様々な偶然を仕込んでいきます。
そんな3人が大きな流れに巻き込まれていくという展開!
途中、途中で設定が変わって、登場人物が変わってしまい、どういうこと?
と思っていたら、最後はなるほどと全部つながりました。
まさに陰謀モノと思われる展開へ!
エンターテイメントとして楽しめます。
続編があるようなので、これまた期待します。 -
Posted by ブクログ
どSと言いながら、前作では死体マニアの方に振れていたが、今作ではやっと本領発揮。殺人犯を追い詰めて言葉でなぶり続け、同僚への銃撃と犯人への自殺を引き出すという荒技。
タイトルの「朱に交われば」の事件は、次々と起きる首切り殺人。犯人も変わったり、死亡したり、中々忙しい。元々の原因は、どうやら宗教が絡むよう。この事件も凄惨で気持ちがスッキリしないが、何とか読み切れるのは新キャラの浜田警部補が居たからこそ。キャリア組で大学出たてなのに、年上の黒井マヤ巡査部長と代官山巡査よりも上となる。これが全く使えない刑事で、現場で失敗をしてはマヤになぶられ、暴力を振るわれ大怪我をする。どMなのか、嬉々として従う姿が可愛い。最後はマヤになぶられた犯人の巻き添えで殉職・・?
取りあえず3冊を購入したので、あと1冊頑張ろう。 -
Posted by ブクログ
「死亡フラグ」でバナナの皮やカレーで殺人という不思議なミステリーを書いた七尾さん。今回は「ドS」というキャラクターのお嬢様デカと、振り回されるイケメンデカの組み合わせ。
このお嬢様は警察庁のナンバーツーの黒井次長の娘で巡査部長の黒井マヤ。相方は8才上ながら巡査の代官山脩介。マヤから「お代官様」と呼ばれたことから、周囲も皆このお代官様に。
次々と起きる焼殺事件。ここでマヤは死体好きの本領を発揮し、死体から歯などを隠し取り、コレクションをするという所業。死体好きなことから、犯人の目星が付いたのに誰にも言わずに、その後も起きる殺人後の死体を漁ることに嬉々としている。
各章の時間軸が連続していないようで、行きつ戻りつして混迷を極める。10人以上の殺人が行き着く先は、まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」状況。犯行の原点はマヤかと思わせつつ違ったようだ。
ユーモア・ミステリーということらしいが、相変わらずの奇想天外な展開に呆れつつ読んでしまった。 -
Posted by ブクログ
読む機会があり、拝読。
サスペンスものは普段読むことが無いので、どうなのかなぁ?と思ったけど、
一気に3分の2まで読んだほど。
感想は面白かった。
以前読んだ本にも、サイコパスな登場人物が出てきたが、
どうしてそうゆう発想が出てくるのかと思うほど、
恐ろしい存在。
読んでる時に、少しメンタルが弱かったので、
起きてる現実に対し、
裏を考えすぎてしまった。
最近、人と接していて、大人になると。
と言っても、成人超えて、もう14年以上経つが、
みんは本音ではなく、その場しのぎでその言葉を選んでる人が多いのか、、、
と思った。
本音ではなく、ただ、今その人に会う声かけをしてる。
私は今まで、そんなふうに言ってくれるんだ。優しいなぁ。と
シンプルに思ってたけど、
でも、それってその場しのぎの言葉なのかなぁと思った。
だから、話していて、
あ、今はこの人そのものの感情が出てるんだ。と感じるようになった。
この本読むと、変に敏感過ぎてしまって、少し苦しくなった、
こんなふうに思うようになって、またさらに人と接するのが苦手になったなぁ、、、
久しぶりに読むサスペンスものは面白く、結構読みやすい作品でした。
あとがきに、映画『第三の男』の各場面を彷彿させるものや、『キック・アス』『es』を思わせるものもあるらしく、観たいと思った。