【感想・ネタバレ】死亡フラグが立ちました!のレビュー

あらすじ

『このミス』編集部が驚愕した話題作です!“死神”と呼ばれる暗殺者のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される――。特ダネを狙うライター・陣内は、ある組長の死が、実は“死神”によるものだと聞く。事故として処理された組長の死を調べるうちに、他殺の可能性に気づく陣内。凶器はなんと……バナナの皮!?【死亡フラグ】とは、漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」という。

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Posted by ブクログ

学生時代にドハマリして買い漁った先生のデビュー作!久々に読み返したけどやっぱり手が止まらなくなっちゃう。これに関わらず最後に全てが上手くまとまるところが、リアリティはないかもしれないけど創作の良さ!って感じで好き。

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2025年04月05日

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ネタバレ

死神や死亡フラグという今まで取り扱ったことのない内容の作品で新鮮だった。物語の半分くらいで事件が解決したようにみえ、この先どう続くのだろうと思ったがまさか死神の正体まで暴けるとは思わなかった。さまざまな人物が出てきてそれぞれでストーリーが進むが物語が進むにつれてきれいにつながり伏線の回収も見事だった。総じて死神というつかみどころのないテーマを最後にはすっきりとさせてくれる新鮮な小説だった。

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2022年08月22日

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正体不明の殺し屋死神を追うストーリー。
登場人物達のキャラ立ちがしっかりしていてスラスラ読み進めることが出来た。
ラストに向けてのまとめ方も良く面白かった。

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2022年06月02日

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 ファイナルデスティネーションという映画が好きな方にはお勧めです。死神と呼ばれる殺し屋が「死」を宣告するトランプのジョーカーを送りつけます。そこから24時間後には死神が仕掛けた罠により必ず死にます。その張り巡らされた罠をどのようにして回避し,生き延びていくのか。主人公含むグループは奮闘しながら死を回避する為に動きます。果たして誰も死なずに死神を追い詰めることは出来るのか。死神目線でのストーリーが今度出るなら読んでみたいと思いました。

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2024年08月06日

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テンポが良くて全く退屈することなく、最後までずっとわくわくしっぱなしだった。
結構人が死ぬけどあんまり暗い雰囲気にならないのは確実に魅力的すぎるキャラクターたちのおかげ。本宮さんと陣内くんのコンビ大好きです!!

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2024年06月21日

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重要そうなキャラがあっさり死んでビックリしているうちになんか、駆け抜けてったミステリ?
コミカルさが下敷きされてて手軽に読むのに丁度良い感じ

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2024年05月13日

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わからなすぎず、わかりやすすぎず、私のミステリー好き具合にはちょうどよくフィットしてくれる作品。
文章も読みやすくて、一気に読んじゃいました。

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2024年01月03日

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題名が。。死亡フラグって。。と思って読むの一度断ったけど、読み始めたら楽しかった‼︎死因がバナナの皮とかありえないだろって突っ込みたくなるシーンは多々あったり、途中から結末の予想はついちゃうけど。。ストーリー展開よし‼︎元宮さんはじめそれぞれのキャラもよし‼︎題名や表紙がなんか残念な感じだけど。。笑。楽しかった⭐︎

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2023年09月22日

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七尾与史さんの原点である1冊。
あり得ない設定、至るところギャグだらけ、グロい描写。とまあ、これだけだといかにも三流ミステリーなんだけど、展開のテンポ良さ、筋の巧みさがあるから、二流くらいにはなっている(失礼だけど、ギャグだらけの時点で一流ではないわな)。なかなか面白く読めました。

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2023年08月06日

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表紙に描かれたバナナの皮がヒント。
直接手をくださずバナナの皮でターゲットを殺す死神(女優)と、失踪した少年(マネージャー)を、ゴシップ誌の記者が追い詰める!
浜名湖や舘山寺、三ヶ日、浜松駅前の描写がたくさん出できて面白かった。作者が静岡県出身らしい。

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2023年05月14日

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副題の「凶器は バナナの皮」に誘われて購入。
凄腕の殺し屋(死神)にかかるとバナナの皮も凶器になるというコメディーのような推理小説。
全く違う3つの話しが、過去や現在を行き来して最後は交わる。ちょっと混乱しかけるが、上手く繋がると成程なと思わせる。偶然も、あまり見事だと疑いが出てくる。妄想刑事の説は何度も否定されるが、確かに一つ一つを積み上げるとおかしいとなる。同じように主人公の先輩の本宮の推理と行動の切れ味に感心する。
最後の黒幕にちょっと驚くが、そこから敵の完全無欠の反撃が大活劇。映画のシーンを見ているようだが、結末が尻切れ蜻蛉のようで残念。続編があるようなので主人公と先輩は難を逃れたようだが・・。死神と黒幕は捕まったのだろうか?

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2022年07月30日

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死神なんて見つかるのかと思ったが、見つかった。こんな酷いことできる人(たち)がいるのか⁉︎と思いつつテンポの良さと明るさで一気に読んでしまった。いろいろ繋がった時爽快だった。

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2022年06月25日

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後書きにもある通り、良くも悪くも「B級」っぽい作品。
真実を突き止めようと立ち向かう警官たち、何としてでも松重さんを死なせない様奮闘する主人公たち、ターゲットは決して生かしておかないジョーカー、賛否は分かれるものの、最後まで疾走感ある終わり方で終始ハラハラしながら読み進められる。

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2022年03月16日

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ネタバレ

殺し屋・死神からジョーカーのカードが送られてきたら必ず24時間以内に死ぬという都市伝説に、崖っぷちライターが(超優秀な先輩の力を頼りまくって)挑む!

次から次に途切れなく事件が発生、登場人物もどんどん増えていく。ギリギリ最後まで「どうなるの、これ?」という展開。コメディときどきシリアスもうまく馴染んでいる。ラストはもうちょっと…続きものだから続きを読めってことかな?

タイトルは聞いたことがあったんですがこれは面白い。女優・松嶋八子というネーミングとかおバカ部分は相当におバカですけど。

表紙がパーフェクトにネタバレしているミステリは初めてでした(笑)こういう作品は世の中にあってしかるべき。真面目な作品ばかりでもつまらないですし。

2019年にドラマ化されてたんですね。知らなかった…。ツイッターでときどき原作者さんが「いいね」をくださるので読んでみました。

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2022年01月21日

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面白かったです。出てくる登場人物が皆個性的で楽しかったです(*^^*)
最後の方色々なことが起こりすぎて、ええええとなりました(笑)

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2021年10月22日

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予想通りのゆるいミステリー。でも、計算ずくで殺人者が迫って来るのが面白かった。
「さよならドビュッシー」のこのミスに応募された作品ということで、本当に当たり年だったんだなぁと感じました。最後、二人がどうなったかちゃんと書いてなかったし、もう少し書き慣れたこの作者を読んでみたいので、続きよんでみたいと思います。

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2021年09月07日

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ミステリーなので緊迫感のある場面が多いかと思ったらどこか締まらないコメディのような掛け合いになっている場面とのさじ加減で絶妙で面白い作品だった。

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2021年08月28日

購入済み

サクッと読めて面白かったです!
後半はアクションぽくて、映像化されそうな作品だなと思ったら、ドラマ化されていたんですね。
著者の他の作品も気になるなあ。最近のも読んでみたいと思いました

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2021年08月03日

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本宮さんが実は死神だと思ってた(笑)
この二人は生き延びることができるのかとっても気になる。

主人公は本宮さんがいないと即行フラグ回収していく気がする

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2021年12月30日

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映画ファイナルデットシリーズを彷彿とされる物語で、死神からジョーカーのカードが届くと24時間以内に死ぬ。その運命は変えられない。

無理がある設定ばかりで、もう少し過去について1人1人深掘りをして欲しかったです。
盛り上がる場面が少なくて、中弛みしてしまいました。

なので、ぜひ次のシリーズも読ませていただきます。

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2025年01月23日

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ネタバレ

ジョーカーのカードを送られたターゲットは24時間以内に「思いがけない何か」によって命を落とす。都市伝説のように噂される殺し屋「死神」。フリーライターの陣内トオルは死神について調べることに。組長の死の真相を追うヤクザの松重や、高校時代の先輩・本宮らと死神の正体を追う…。
陣内視点の他に、不倫女性の南山宇美、新人刑事の御室恵介視点、それ以外にも複数の視点が入り混じって進んでいく。途中まではこの人はどこで絡んでくるんだろうと読み進めていたが、終盤にすべてが繋がる。正直ちょっと話ができすぎていて違和感がある部分もあるような気もしたが、エンタメ作としてはいいのかもしれない。

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2024年09月27日

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ネタバレ

主人公が違う話が最後に一つになって、死神の正体を突き止める話。松重さんの死亡フラグが立ってから、どんどん話に引き込まれていった。偶然が重なって、亡くなるように仕向けているから、伏線回収をちゃんとやってくれるから面白い。けど、601号室の物語の結果をちゃんと知りたかったな。あと最後は結局、死亡フラグから逃げられるのかな?

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2024年09月21日

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よくある死亡フラグを題材にした1冊、ではありますがあんまり死亡フラグを立てまくってないなぁというのが正直なところ。現実感のない展開もなんだかなぁと思えますが、結果骨も折れずに楽しく読めました。

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2024年06月10日

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ネタバレ

どこか既視感があったのは、おそらく映像化された作品をみたんだと思う。でも多分本では読んでない。

ただ、そのためにおそらく犯人はそこだろうということがなんとなくわかってしまっていた。でもそのおかげか、伏線をしっかり伏線として認識しつつ読破できたかもしれない。風が吹けば桶屋が儲かるロジックは、ご都合主義とは言えなくもないけど、個人的にはその広がりやつどこがつながってくんのよってワクワクするポイント。

子ども時代のエピソードはさすがに無理あるとは思ったけど、今回は全体のつながりに一本。

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2024年05月06日

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ネタバレ

面白い、だけれどもミステリーとしては
間違いなく「これじゃない」感がものすごく強いです。

ある姿が消えてしまった人間が
キーとなるある作品。
そいつがすべての災難の権化なのですが
はっきり言って無理がありすぎるのよね…

キワモノ系に入るやつです。
読めるけどまあいろいろ無理がある系。

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2024年01月11日

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映画レビューのYouTuberとしても著名な著者のデビュー作。「このミステリーがすごい大賞」の最終選考に残ったことで話題になった。文体が今風な感じで読みやすい。”本格ミステリ”を期待するとがっかりするだろうが、そういうタイプの読者はタイトルを見ただけでスルーするだろう。期待以上に楽しめた。一部で批判の多いオチも素直にクスリとさせられた。続編も読んでみようと思う。

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2023年10月05日

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面白かった
漫画ライクなストーリ展開。コメディタッチでライトで楽しめました。
伊坂ワールドを連想させる物語展開。

「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、ジョーカーのカードが送られ、24時間以内に偶然の事故のようにして殺される。
死神は実在するのか?特ダネライターの陣内は先輩の本宮、ヤクザ、ヤクザの弟分とともに、死神の正体に迫っていきます。

この偶然の事故のように殺される設定が面白い。
いろんな物語が最後集約されていきますが、はちゃめちゃな展開が楽しめます。

ドタバタエンターテイメントとして割り切って読みましょう(笑)

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

ミステリ初心者にもおすすめできそうなキャッチーで漫画のような展開のあるお話でした。
少しコメディ感もあり、気持ちの良いテンポで読みやすかったです。
個人的にはもう少し裏切られたいな、と感じました。

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2023年04月07日

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1日で読み終えた。なかなか読みやすい作品。1億円の行方だったり、南山宇美とデザイナー石川隆康との関係の踏み込みが甘い気がした。
風が吹くと桶屋が儲かる的な作品と解説にあったけどまさにそんな感じ。うまいこと表現すると思った。
まぁよろしいかと思いますが、星3つ

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2023年03月12日

Posted by ブクログ

もっとふざけた内容かと思っていましたが、ちゃんとしたミステリーでした。読んでいる途中で貫井徳郎さんの乱反射を思い出しました。偶然なのか必然なのかという点で思い出したんだと思います。
途中までは良かったのですが、着地に失敗したように思いました。
最後の10ページくらいまでは星4くらいでしたけど、最後は不完全燃焼でした。
続きがあれば読んでみようかと思います。

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2022年10月17日

Posted by ブクログ

小説版B級作品
キャラの濃い登場人物、ふざけた設定やトリック、
それらを最後まで読ませるテクニックはすごい。
スピード感もあり読みやすい作品。
元は600ページ以上と倍の量があり、「長すぎる」と直したとのことで、元の作品も気になる。
南山宇美の話や、ラストの死神"たち"との会話はもっとあってもよかったと思う。

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2022年07月05日

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