七尾与史のレビュー一覧

  • 死亡フラグが立ちました!

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    映画レビューのYouTuberとしても著名な著者のデビュー作。「このミステリーがすごい大賞」の最終選考に残ったことで話題になった。文体が今風な感じで読みやすい。”本格ミステリ”を期待するとがっかりするだろうが、そういうタイプの読者はタイトルを見ただけでスルーするだろう。期待以上に楽しめた。一部で批判の多いオチも素直にクスリとさせられた。続編も読んでみようと思う。

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    2023年10月05日
  • 無邪気な神々の無慈悲なたわむれ

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    いや、だめだって
    こういうホラー、何年振りだろう
    最近読むホラーといえば人が怖い、だったけれど
    わかりますよ、子どもって無邪気で、そして残酷
    その遊び方、どうなの?っていうことも平気でしたりするのは知ってます
    久しぶりに苦手な方のホラーを読みました
    怖くてかなり斜め読みしました
    あぁ、夜とか思い出しそう

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    2023年09月29日
  • トイプー警察犬 メグレ

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    トイプードルの警察犬・メグレが犯人を嗅ぎ当てる。けれど犯人であるという事しかわからないので、それを立証するために女性警察官が捜査するっていう構図。ミステリー的な、トリックを暴こうとか犯人を予想する、みたいな読み方はできない。ドラマとかで受けそうな話。

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    2023年09月05日
  • 無邪気な神々の無慈悲なたわむれ

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    ネタバレ

    ハラハラして面白かった。
    情景描写がもうちょっと深ければ、もっと没入して楽しめたかも。
    個人的には、島の土着信仰や隣島の研究施設についての興味が大きかったので、そのあたりへの深掘りがあればワクワクが増してうれしかったかな。

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    2023年09月03日
  • 偶然屋

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    面白かった
    いわゆる陰謀モノを連想します。それが身近で起こるのが偶然屋という感じ!
    全てが仕組まれているのでは?
    という設定が面白い!
    そして、この偶然屋という職業設定が良いですね。

    弁護士試験に挫折した主人公里美が就職した先は偶然屋!
    「アクシデントディレクタ」として、社長の油炭と女子中学生のクロエの3人でクライアントのために様々な偶然を仕込んでいきます。

    そんな3人が大きな流れに巻き込まれていくという展開!
    途中、途中で設定が変わって、登場人物が変わってしまい、どういうこと?
    と思っていたら、最後はなるほどと全部つながりました。
    まさに陰謀モノと思われる展開へ!

    エンターテイメントと

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    2023年08月22日
  • 死亡フラグが立ちました!

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    面白かった
    漫画ライクなストーリ展開。コメディタッチでライトで楽しめました。
    伊坂ワールドを連想させる物語展開。

    「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、ジョーカーのカードが送られ、24時間以内に偶然の事故のようにして殺される。
    死神は実在するのか?特ダネライターの陣内は先輩の本宮、ヤクザ、ヤクザの弟分とともに、死神の正体に迫っていきます。

    この偶然の事故のように殺される設定が面白い。
    いろんな物語が最後集約されていきますが、はちゃめちゃな展開が楽しめます。

    ドタバタエンターテイメントとして割り切って読みましょう(笑)

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    2023年08月06日
  • ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件

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    どSと言いながら、前作では死体マニアの方に振れていたが、今作ではやっと本領発揮。殺人犯を追い詰めて言葉でなぶり続け、同僚への銃撃と犯人への自殺を引き出すという荒技。
    タイトルの「朱に交われば」の事件は、次々と起きる首切り殺人。犯人も変わったり、死亡したり、中々忙しい。元々の原因は、どうやら宗教が絡むよう。この事件も凄惨で気持ちがスッキリしないが、何とか読み切れるのは新キャラの浜田警部補が居たからこそ。キャリア組で大学出たてなのに、年上の黒井マヤ巡査部長と代官山巡査よりも上となる。これが全く使えない刑事で、現場で失敗をしてはマヤになぶられ、暴力を振るわれ大怪我をする。どMなのか、嬉々として従う姿

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    2023年08月04日
  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

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    「死亡フラグ」でバナナの皮やカレーで殺人という不思議なミステリーを書いた七尾さん。今回は「ドS」というキャラクターのお嬢様デカと、振り回されるイケメンデカの組み合わせ。
    このお嬢様は警察庁のナンバーツーの黒井次長の娘で巡査部長の黒井マヤ。相方は8才上ながら巡査の代官山脩介。マヤから「お代官様」と呼ばれたことから、周囲も皆このお代官様に。
    次々と起きる焼殺事件。ここでマヤは死体好きの本領を発揮し、死体から歯などを隠し取り、コレクションをするという所業。死体好きなことから、犯人の目星が付いたのに誰にも言わずに、その後も起きる殺人後の死体を漁ることに嬉々としている。
    各章の時間軸が連続していないよう

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    2023年08月03日
  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

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    死亡フラグがたちました!の作者でもある七尾さんのシリーズ作品。ドラマ化されていたのを知らずに購入しました。
    タイトル通り、1番最後に謎が全て繋がって謎が回収されていくので、テンポ感というより最後までずっと頭を悩ます物語でした。
    ドS刑事というので如何程のものかと思って臨んだのですがドSいうより口の悪い世間知らずな変わった女の子、というかんじ笑

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    2023年07月28日
  • 偶然屋 2 ~闇に揺れるツインテール~

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    ネタバレ

     偶然屋1とは作風が異なる。ミステリー要素が強かったんだけど、この小説にはそんなこと期待してなかった。「偶然を演出する仕事」はどこへやら〜。まぁ、内容は好きだけどね。

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    2023年06月16日
  • 全裸刑事チャーリー

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    すごく言いにくいけど…面白かった!
    ヌーディスト法が施行され、警視庁で初となる全裸の警部・通称チャーリーと相棒の七尾(ヌーディストでない)がヌーディストが絡む事件を解決する短編15話。最高にバカバカしくて笑える(褒めてます)衝撃作。
    文庫本の表紙、めちゃくちゃオシャレになってる!と思ったら…ちゃんとチャーリーがいるではないかw

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    2023年06月10日
  • 偶然屋

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    読む機会があり、拝読。
    サスペンスものは普段読むことが無いので、どうなのかなぁ?と思ったけど、
    一気に3分の2まで読んだほど。

    感想は面白かった。
    以前読んだ本にも、サイコパスな登場人物が出てきたが、
    どうしてそうゆう発想が出てくるのかと思うほど、
    恐ろしい存在。

    読んでる時に、少しメンタルが弱かったので、
    起きてる現実に対し、
    裏を考えすぎてしまった。

    最近、人と接していて、大人になると。
    と言っても、成人超えて、もう14年以上経つが、
    みんは本音ではなく、その場しのぎでその言葉を選んでる人が多いのか、、、
    と思った。
    本音ではなく、ただ、今その人に会う声かけをしてる。
    私は今まで、そ

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    2023年06月03日
  • 偶然屋

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    恐かったー…
    偶然を装って実は、って陰謀論でよく言われるやつだけど、ここまで緻密に描かれるとあるかもって思ってしまうよね。
    続きも読みます。

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    2023年05月02日
  • 死亡フラグが立ちました!

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    ミステリ初心者にもおすすめできそうなキャッチーで漫画のような展開のあるお話でした。
    少しコメディ感もあり、気持ちの良いテンポで読みやすかったです。
    個人的にはもう少し裏切られたいな、と感じました。

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    2023年04月07日
  • 死亡フラグが立ちました!

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    1日で読み終えた。なかなか読みやすい作品。1億円の行方だったり、南山宇美とデザイナー石川隆康との関係の踏み込みが甘い気がした。
    風が吹くと桶屋が儲かる的な作品と解説にあったけどまさにそんな感じ。うまいこと表現すると思った。
    まぁよろしいかと思いますが、星3つ

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    2023年03月12日
  • 偶然屋

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    偶然屋というタイトルが気になった。一回1人の作家にハマるとその作家の作品ばっか読んでしまうきらいがあるため、最近多い。

    偶然という響きと、規模、スケールが大きくなってはいるが基本的なところは普段の私たちもしているのではないか。相手の表情、行動から、この人はこんな性格で、このように声掛けをすれば、こういった行動をとってくれるのではないか。
    というような具合でうまくいかないことも多いが、上手くいくことを願い日々接する。

    ただ、この作品内での偶然は規模が遥かに大きく、少し背筋が凍ってしまった。自分の行動全てを疑ってかかってしまいそうになる。
    リアリティがあるのと同時にレベルが違いすぎる内容のため

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    2023年03月07日
  • イーヴィル・デッド 駄菓子屋ファウストの悪魔

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    ネタバレ

    七尾与史の作品ということで思わず手に取ってしまった。

    内容としては、色々と抱える少年少女がそれぞれの悩みを克服して一致団結していくという鉄板な内容だったが、それゆえに読みやすく分かりやすいためスラスラと読み進めることができてしまった。

    個人的に意外だったのが、七尾与史の殺人等、深刻?深くなってしまう内容をコミカルに描くような物ではなく、ちゃんと深掘りしていった。
    何となくそんなイメージがあったので意外に感じたのだが、それとは関係なしに面白い作品だった。

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    2023年03月07日
  • イーヴィル・デッド 駄菓子屋ファウストの悪魔

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    ネタバレ

    古の悪魔が巻き起こすファンタジーホラー

    昭和時代の駄菓子屋ファウストのゲーム機「イーヴィル・テッド」をクリアした子供たちが、心霊スポット「本坂トンネル」で姿を消す怪現象に、哲太含め、中学生がその謎に挑む。

    仲間の龍太郎を助けるべく、ゲームと心霊スポットとの関係を調べていくうちに、信仰から作り出されたある村の怨念に気づく。

    自らを犠牲にしつつ、仲間を助けに行く少年たち!

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    2023年02月12日
  • ドS刑事 二度あることは三度ある殺人事件

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    「ラノベかな?」と思えるほどの、キャラ立ち。
    ちょっとしつこいくらい、キャラ立ちのための表現がでてくるけど、まぁドリフのスッ転ぶやつみたいなの?と思えば、スルーできるレベル。

    で、ミステリー要素に関しては、最後にずいぶんドタバタとパタパタと畳まれてしまったなぁという印象。
    最初の事件発生から徐々に謎が明らかになっていくまでの流れは楽しめたので、後半が残念。
    ちゃんと、私の好きな「どんでん返し」要素もあるのに消化不良感が……

    ここらかネタバレですが




    プロローグで犯人も動機も、分かってもうてますやん。
    読んでる途中でそのことに気づけちゃうので、なんかなぁ……
    いや、その上で「どんでん返

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    2023年01月13日
  • ドS刑事 二度あることは三度ある殺人事件

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    「これから殺戮ゲームを開始します」
    と黒井マヤを名指しし、次々と事件は起こるー。
    シリーズ7作目。今回は面白かった。
    事件の真相が意外すぎて全然予想出来なかった。

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    2022年12月18日