Posted by ブクログ
2017年04月06日
マヤはフィクションのキャラとしては面白いんだけど、刑事なのにこの行動は許されるの…?という疑問が終始まとわりついて離れず。
なので最後にツンデレっぷりを見せられても可愛さが半減してしまったのが少し残念。
そして相対的に代官山君は語り手で出ずっぱりなのに個性なさ過ぎてイケメンという事さえ忘れ切っていて...続きを読む、最後でそう言えばそうだったとやっと思い出したり。
それでもサブタイトルである風が吹けば桶屋が儲かる、バタフライエフェクトな事件の仕組みとその描き方は素直に面白かった。
人が死に過ぎてはいるけれど、全ての真相が繋がった時は読み手として爽快な気分になりました。