【感想・ネタバレ】ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年06月13日

ドS美少女刑事と若手男性刑事のコンビもの
犯人の動機が見えない連続殺人を追う
一連の殺人犯が分かった後に本当のミッシングリンクが明かされる
犯人の勘違いが、事態を複雑怪奇なものにして真相を隠してしまう
猟奇マニアの美少女刑事だけが核心に迫る
事件はシリアスだが、ドS美少女が作品をユーモラスミステリー...続きを読むに変換しています

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月21日

チンピラの荒木浩文とキャバ嬢の宮坂由衣(1人目と2人目)が殺され、その由衣を結婚詐欺ではめようとして金を要求された佐々木佑哉(3人目)が殺され、その金を調達するために結婚詐欺ではめようとした佐原伸子(4人目)が殺され、佐原の部下でいじめられていた九条保奈美と九条に好意を抱きつつ九条と同じく佐原が苦手...続きを読むな課長の松浦健一郎(5人目と6人目)が殺され、松浦の奥さんの松浦妙子が殺され、3年前にヤマワに派遣社員として勤務していて社員との間でトラブルを起こして3ヶ月ほどで辞めた(佐原ととくに揉めていた)畑山哲平(7人目)が一連の放火事件の前に死んでいたことが分かり、佐原の歯を治療したあと佐原からのクレームに悩まされていた歯科医院長の岩波哲夫(8人目)が殺され、岩波歯科医院と取引していて、岩波からパワハラを受けていた歯科技工士である鳥海尚義(9人目)が殺され、鳥海の友人であり飲酒運転をして救急車を止め前園遊真を結果的に死に至らしめた西川英俊(10人目)が遊真くんの祖母である前園時枝に殺されてしまい自身も自殺するという因果関係はまさにタイトル通り、「風が吹けば桶屋が儲かる」であった。しかし事の真相はオーナー院長の息子の跡取りで対した能力のない高梨清彦医師の医療ミスによって死んでしまった篠塚隼斗ちゃんの母親である村越早苗(旧姓は篠塚)が、遊真の母親である前園凛子が高梨の医療ミスを隠蔽してることを手紙で知ったために報復として、息子の遊真くんが遊んでいるときに鏡で目に光を当てて落下させて死に至らしめ、その車で救急車を塞ぐために衝突事故を起こし(衝突相手が西川)、そのことを凛子が西川のせいだと勘違いしたことから起こったのだった。凛子が村越の仕業だと知ったとき、元凶は高梨にあると考え高梨を殺して、当時隠蔽した自分も自責の念にかられて焼身自殺した。凛子が生前残していた因果関係を記したメモを見た時枝が娘と孫を亡くした悲しみと怒りから、娘が選んだ焼身自殺と同じ苦しみを与えるため、一連の放火殺人事件を起こしたのだった。最後に黒井マヤが代官山にさりげなく告白めいたことをしたことに驚いた。とにかくこんなに因果関係が絡まっている事件は初めてでとても面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年08月06日

最初に読んだ時はビビりました笑
しかし、読んでいるうちにハマってしまう。そんな作品でした。
わたし的には、このぐらいグロくても全然平気だったのと、本当にグロいというのが伝わってくる表現の上手さ!そこに感動しました。
七尾与史さんは凄い。

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Posted by ブクログ 2015年08月31日

このドラマを見てから、小説の方も読みたいなと思い読んだら、やはりすごく面白かった。ドSの黒井さんに振り回される代官様はドラマでも小説でも可愛くて愛くるしい。でも、もう少し恋愛要素があってもいいのかなと思った。

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Posted by ブクログ 2013年10月02日

ドS刑事と言うよりは猟奇的な感じ。な黒井マヤと部下代官山の周りでおこる殺人事件。殺される人たちには必ずリンクされているなにかがある謎の殺人事件。

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Posted by ブクログ 2022年01月05日

これ読んだの2回目な気がするけど、全くストーリーを覚えてなかったから楽しめた。怪奇現象のような殺人だったけど、最後は上手くまとまっていて上手いな、と感心した。

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Posted by ブクログ 2021年12月31日

中山七里さんのご盟友?ということで、七尾先生、とりあえず読んでみました。連続殺人(風が吹けば桶屋が…)もどこまで続くのか?と思いきや、真相が分かったときの虚しさがたまりませんでした。マヤのキャラには正直??ですが、面白かったです。

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Posted by ブクログ 2021年11月01日

ユーモアミステリーと言う事期待してなかったのでくが、あまり赤川二郎的ではなく 面白く読めました。中々謎解きでした。只主人公はミステリアスでシリーズ物で徐々に分かっていくのでしょう。題名も意味ありげ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月26日

次々と人が殺されるし殺され方が中々にエグい…最初の方に殺された人は可哀想…ってかよくそこまで遡れたなと思う…

しかし…読み終わって何か考えさせられたな…
バタフライ・エフェクトね…

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Posted by ブクログ 2019年08月18日

全体的に読みやすいんだけど、ミステリー好きとしては意見が別れる作品なのかも。
シリーズ物ということで続きが気になるという意味では個人的には好きなのかも。
結構無理矢理感はあるかな。

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Posted by ブクログ 2017年10月17日

美人ドS刑事とイケメン刑事コンビが連続放火殺人事件を追っていくお話。
登場人物が次々登場するのにスイスイ読める。
細かい伏線も多いので見逃さずちゃんと読むことをおススメ。
風が吹けば桶屋が儲かる説ってタイトルの軽さと内容の重さがだいぶ離れているのでそこもさすがです。

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Posted by ブクログ 2017年04月06日

マヤはフィクションのキャラとしては面白いんだけど、刑事なのにこの行動は許されるの…?という疑問が終始まとわりついて離れず。
なので最後にツンデレっぷりを見せられても可愛さが半減してしまったのが少し残念。
そして相対的に代官山君は語り手で出ずっぱりなのに個性なさ過ぎてイケメンという事さえ忘れ切っていて...続きを読む、最後でそう言えばそうだったとやっと思い出したり。

それでもサブタイトルである風が吹けば桶屋が儲かる、バタフライエフェクトな事件の仕組みとその描き方は素直に面白かった。
人が死に過ぎてはいるけれど、全ての真相が繋がった時は読み手として爽快な気分になりました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月01日

シリーズ1作目。話は非常に面白い。真犯人が誰か最後まで分からず、ぐいぐいと読ませる部分は良かった。2作目と同じでその部分はプラス面。ただし、2作目ほどではないがヒロインの黒井マヤの悪趣味な設定と性格、筆者の人の悪意をさらりと書く点は読んでいて少し不快に思った。悪い行いは自分に返ってくるという点では同...続きを読む意できるけど。グロい描写も2作目ほどではないがあるので嫌いな方は要注意。感想はこんなところです。

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Posted by ブクログ 2015年11月01日

ちょっと事件が残酷すぎますやね。完全赤の他人だもん、半分以上は。バタフライエフェクトの線引きはどこなの?

でも、テンポよくサクッと読めて楽しめました。

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Posted by ブクログ 2014年10月04日

久しぶりの読書(・・;)
それぞれの事件がどう繋がっていくのか気になり一気読み!
都市伝説?とはいえ、世の中すべて、風が吹けば桶屋がもうかるのかも。
マヤと代官山の今後も気になるのでシリーズ読まなければ(o^^o)

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Posted by ブクログ 2014年01月23日

20140123 テンポが良いのでどんどん先に進む。次から次と引っ張られる。シリーズを続けて読みたくなる。

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Posted by ブクログ 2013年11月04日

清々しいほどの猟奇的ドS。
帯を見て読んで納得^_^

ブラックユーモアな本として、
面白くて、さらりと読むのにゎ最適な一冊(^_^)★

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Posted by ブクログ 2023年08月03日

「死亡フラグ」でバナナの皮やカレーで殺人という不思議なミステリーを書いた七尾さん。今回は「ドS」というキャラクターのお嬢様デカと、振り回されるイケメンデカの組み合わせ。
このお嬢様は警察庁のナンバーツーの黒井次長の娘で巡査部長の黒井マヤ。相方は8才上ながら巡査の代官山脩介。マヤから「お代官様」と呼ば...続きを読むれたことから、周囲も皆このお代官様に。
次々と起きる焼殺事件。ここでマヤは死体好きの本領を発揮し、死体から歯などを隠し取り、コレクションをするという所業。死体好きなことから、犯人の目星が付いたのに誰にも言わずに、その後も起きる殺人後の死体を漁ることに嬉々としている。
各章の時間軸が連続していないようで、行きつ戻りつして混迷を極める。10人以上の殺人が行き着く先は、まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」状況。犯行の原点はマヤかと思わせつつ違ったようだ。
ユーモア・ミステリーということらしいが、相変わらずの奇想天外な展開に呆れつつ読んでしまった。

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Posted by ブクログ 2023年07月28日

死亡フラグがたちました!の作者でもある七尾さんのシリーズ作品。ドラマ化されていたのを知らずに購入しました。
タイトル通り、1番最後に謎が全て繋がって謎が回収されていくので、テンポ感というより最後までずっと頭を悩ます物語でした。
ドS刑事というので如何程のものかと思って...続きを読む臨んだのですがドSいうより口の悪い世間知らずな変わった女の子、というかんじ笑

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Posted by ブクログ 2021年06月14日

ドS刑事、ってタイトルから想像してたのとは違ってたけど、正直とても面白かった。 謎が解けると副題の意味もなるほど!って感じで。 マヤさんがもう少しキャラたってるともっと楽しめたかなー。続編もあるみたいなので期待。

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Posted by ブクログ 2018年07月09日



『死亡フラグが立ちました』の著者の一作。
中盤辺りまで、なんの変哲もないあまりにもオーソドックスなミステリだと飽き始めていたが、ミッシングリンクものだと気付いてからは中々面白い。
負の連鎖。負の感情のカオス理論。
バタフライエフェクト、つまり風が吹けば桶屋が儲かる理論で殺人事件が繰り広げられる。...続きを読む
ドSでツンデレな猟奇マニアの超美人デカという設定でなければ、かなり暗いハードなミステリだったんだろな。
しかし、現実に負の感情のバタフライエフェクトに陥ると果てがないよな。

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Posted by ブクログ 2017年04月06日

女性刑事を主人公にした物語は多い。
男社会の警察の中でも周囲にまけずに生きていける強さがある。
強烈な個性を放つ主人公たち。

「ドS刑事」の主人公・黒井マヤは、それら数多の女性刑事の中でも飛びぬけて変り種のキャラクターだろう。
彼女の中には正義などどこにもない。
猟奇殺人をこよなく愛し、事件現場か...続きを読むらはひそかに被害者たちが遺した遺留品を記念品としてこっそりくすねる。
犯人の目星がついてもすぐには逮捕をしない。
次なる事件、次なる犠牲者を期待しているから。
マヤに気に入られ、刑事としてコンビを組むことになった代官山はごく普通のまともな感覚の持ち主だ。
Sっぷりを発揮し、代官山を追いつめ、ときにいたぶって楽しんでいるマヤ。
構えることなく気軽るに読むことができた。
機会があれば続編も読んでみたい気がする。

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Posted by ブクログ 2017年04月01日

なんて言うか容赦ないと言うか、すでに内容がドSというか。でもテンポ良すぎて(その上陰惨なのになぜか笑えて)最後まで目が離せないというか…すごいの一言に尽きます。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年11月16日

先にドラマを見ていたので、ぜんぜん違うことに若干違和感があった。そもそもキャラクター設定が違いすぎ。
ただ、原作のキャラクターだとドラマ化はできないので、まあ、仕方がないかな。それくらい異常なキャラクター。
あと究極のツンデレ。

そこそこ楽しめたけど、シリーズを読むかは微妙。

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Posted by ブクログ 2016年05月26日

久々にゆる〜いミステリ読んだ!

ゆるいけどなかなか伏線との兼ね合いがしっかりマッチして綺麗に終わるのは読んでてスッキリ!いい気持ちでした^_^

キャラ設定はベタな感じはするけど、こんなもんかなぁー?とも。続きもあるみたいなので読みたいところです!!!!のんちゃん買ったかなぁー????

今流行り...続きを読むのユーモアミステリという感じ!!!!!全然シリアスじゃないのも、なんだか新鮮でしたー!大体刑事が、あーまた死んだーみたいな雰囲気なので、私的にとてつもなく軽く受け流されており、そんな感覚すらも新鮮でした!!!

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Posted by ブクログ 2015年11月19日

評判どおり、本のタイトルからは予想もつかないきちんとしたストーリーだった。
ものごとには必ず原因がある…とたどっていき、過去に遡っていき、その原因のもととなった全ての人間に復讐するという発想は面白かった。
バタフライ・エフェクト(バタフライ効果)というものは、初めて知った。
そして、事件解決後の真実...続きを読む
4分の1くらい読んだところで止まらなくなり、一気に読んでしまった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年05月28日

【ドS刑事シリーズ1】残忍な放火連続殺人事件発生。美人だが口が悪く性格に難ありな黒井マヤ巡査部長とコンビを組まされた代官山脩介巡査が事件をおう。シリーズ1作目。黒井マヤは思っていたドSとは違っていたが、代官様とのコンビは面白い。「死体に萌える」猟奇趣味ありということで中身は、だいぶ猟奇的(笑)ドラマ...続きを読むは設定もイメージもちょっと違うので別物として楽しもうと思う。小説のイメージは栗山千明。栗山千明版のマヤ様見てみたい。

「新浜松駅に向かう遠州鉄道は平日の午前中のわりにそこそこ混雑していた。」

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Posted by ブクログ 2014年02月19日

読みやすいので一気に読めた。ドSではないな。
でも、なかなかうまくつながっていて楽しめました。
バタフライ・エフェクト。

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Posted by ブクログ 2014年01月24日

連続放火殺人事件を二人の刑事が追うユーモアミステリー。
人がバンバン死ぬけど、ユーモアミステリーなため凄惨さはない。
ドS刑事と書かれているものの、実際は単に口が悪くワガママなだけという印象になるのが残念。

事件の真相は「そんな無茶な」というレベルだけど、まぁ笑って許せる程度。

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Posted by ブクログ 2013年10月12日

面白かったけど、どの辺りがドSなのかがよくわからなかった。マヤちゃんと代官山さんの掛け合いは、ほのぼのしてて良かった。ただ、犯人が分かってるのに…って所は、個人的には納得いかないかも。

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