感情タグBEST3
Posted by ブクログ
養子を迎えて一年の記念旅行に訪れた島は、子供を神と崇める土着信仰が根付く児宝島。
そこの旅館に着いたものの人の気配がなく、携帯電話や無線が使えず、まったく大人がいなかった。
役場、駐在所、すべて猟奇的と言わざるを得ないほどの無惨な殺されかたをした大人の死体が…
そして、近くの民家でも…
次々と刃物を手に襲ってくる子供たち。
いったい、どういうことなのか。
何も話すことなく、戸惑うことなく、躊躇することなく、不気味な笑みを浮かべて襲ってくる。
まるでホラーである。
衝撃的すぎて、わけがわからない。
復讐なのか、何かに操られているのか。
すべての大人は、殺されるのか。
Posted by ブクログ
いや、だめだって
こういうホラー、何年振りだろう
最近読むホラーといえば人が怖い、だったけれど
わかりますよ、子どもって無邪気で、そして残酷
その遊び方、どうなの?っていうことも平気でしたりするのは知ってます
久しぶりに苦手な方のホラーを読みました
怖くてかなり斜め読みしました
あぁ、夜とか思い出しそう
Posted by ブクログ
ハラハラして面白かった。
情景描写がもうちょっと深ければ、もっと没入して楽しめたかも。
個人的には、島の土着信仰や隣島の研究施設についての興味が大きかったので、そのあたりへの深掘りがあればワクワクが増してうれしかったかな。
Posted by ブクログ
子供に恵まれなかった辻村正樹・京子夫妻は、ある時交通事故を目撃し、そこで生き残った瑠偉を養子にした。
瑠偉を引き取ってから一年後、家族旅行で訪れた児宝島で子供ばかりしかおらず、大人が一人も居ない状況に不信感を抱いた。大人を探していると、島の子供達が息子の瑠偉に『聖彌様が呼んでいる』と、連れて行こうとする。聖彌とは、島の生き神様と呼ばれる子供の事で、またもや不信感を募らせる。大人を探しているうちに、残虐な殺され方をした大人を発見する。やがて夫妻はとんでもない事件に巻き込まれていき…
とにかくホラー展開がジェットコースターの様に次々と起こり、怖いけど一気読みでした。
追い詰められていく辻村夫妻と、一緒に児宝島へ渡った鶴見夫妻。そして惨殺された死体を発見していく絶望感。偏屈な灯台に暮らす源太郎と襲い掛かる子供達との戦いでハラハラしっぱなしでした。
ラストまであと数ページと言う所で、やっと終わるかに見えた戦いもゾッとする物でした。
敵が何故そうなったのかがハッキリ判らないからこその、ホラー感でした。
Posted by ブクログ
児宝島は子供を神と崇めた島であり、そこへ4人が行くことになった。隕石が落ちたことによる暴走なのか?子供達が島の大人達を次々と殺して回っている!
最後には助かったと思ったが、船の上で自分の息子に殺されてしまう!恐ろしい物語であった。