七尾与史のレビュー一覧

  • 殺戮ガール

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    "お笑い芸人になりたい"といった一見普通の女の子も抱く夢を持つ中、
    何度も殺人を繰り返し他人になり変わったりしながら生きる殺戮を日常的に行う女の子のお話
    ストーリーに凄く引き込まれるし、
    リアルにいたら怖いけどありえなくもなさそうで……
    ページをめくるたび新たな事が分かってくるので面白いし、テンポよく読める

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    2025年11月13日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん(新潮文庫nex)

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    すごく面白かった!
    ネットの感じもリアルで設定もしっかりしていて
    中に入り込みやすかった。
    展開がもどかしいところと気持ち良いところを満遍なく散りばめてあって
    一緒に謎解きをしているようで。
    あれ?って思って違和感に気づいた時、
    鳥肌も立ったしすごいなーと感じた。
    読み応えあるのにスルスル入ってきてよかった!

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    2025年11月10日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    「七」にまつわる七人の作家さんたちの「七つの大罪」をテーマにしたアンソロジー

    ほっこり系から背筋が凍る系のミステリーまで、かなり幅広く楽しめました。

    個人的には「色欲」がテンポよく読めて、各所でくすりと笑わせてもらえて楽しかったです。

    初めて触れる作家さんも多くて、気になる方が増えました(^^)

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    2025年10月29日
  • 殺戮ガール

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    女殺人鬼の夢はお笑い芸人。
    これだけで、読むしかないという気持ちにさせられた。
    ブラックユーモアミステリー。

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    2025年10月15日
  • 偶然屋

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    ネタバレ

    雰囲気は、伊坂幸太郎「陽気なギャング」シリーズ。ただ、内容はかなりミステリー色が強く読み応えがあった。
    過去と現在が入り混じるストーリー構成で、背景の描き方が濃くて話に入り込みやすいと感じた。

    人の心に小さな小石を投げ入れ、その波紋の広がり方を高いところから見物するような某人物の言動に、一々嫌悪感を覚える。人の心の壊した方なんていとも簡単にできるのだ、と嘲笑するような…。
    心底恐ろしい。

    その人物の先が気になるので、続編は必読だろうなぁ。

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    2025年10月13日
  • ドS刑事 二度あることは三度ある殺人事件

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    ネタバレ

    このシリーズはよく読むけど、伏線がしっかりしてるので読み応えがある
    今回は殺人犯が2人でてきたが、最後に一気に伏線が回収された感じ。
    名前や顔がコロコロ変わるのでちょっと頭の中がごちゃごちゃなったけど、面白かった。

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    2025年10月09日
  • すずらん通り ベルサイユ書房

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    本屋さんのミステリー!実際の本も架空の本も出てきておもしろかった。
    事件性があるものが多くてレモンが可愛く見える!
    コースターを置いておくのが犯人らしいって最後まで読んで思った。
    のぶえの話、ぞっとした。

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    2025年09月09日
  • 偶然屋 2 ~闇に揺れるツインテール~

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    シリーズ2作目。今作はミステリー要素よりもアクション要素がグッと増えた一冊。
    その時に流行ったドラマと映画がパロディ的に使われているのも楽しめる要素の一つ。
    まだまだ、謎が残されているので続編が出るといいなと。

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    2025年08月27日
  • 七つの大罪

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    表紙のタイトルと作家さんの名前を見て、絶対おもしろいやつだ!と読んでみたら、やっぱりおもしろい!
    最近のアンソロジーは本当に豪華だよね。

    『罪の名は傲慢』では古手川さんが、『最初で最高のひとくち』では葉村晶が!!
    まさかこんなところで会えるの思わず、ストーリー以外の部分でも満足度が高かった。

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    2025年08月23日
  • 偶然屋

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    日常生活の中で起こる偶然が実は偶然じゃなかったら!!実際に誰かの意思で動かされていたとしたら恐すぎる。
    メインキャラクターとは別に各章最後に全く関係のない人達が出てくるけど、最後に向けてしっかりと伏線回収されましたよ。
    読み応え充分で面白かった。

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    2025年08月19日
  • 七つの大罪

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    普段読まない作家さんの筆致が新鮮で楽しく、好きな作家さんはますます好きになる、競作短編集ならではの旬な楽しみ方ができる一冊でした。

    最後の若竹七海は、ちょうど葉村晶の新作を読んだばかりなのもあり嬉しくて。夢に出てきそうなサイコっぷりが最高。中学の頃に読んだ新井素子を思い出したりしたのでした。

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    2025年08月11日
  • 七つの大罪

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    面白かった。
    特に「最初で最高のひとくち」は小説を読むならこれくらい常軌を逸した物語は大歓迎。話の内容に引きづられずにかなり軽い表現で物凄い事を描きながら、後味悪くさせずに結末に向かうのが良い。

    「15分」も面白い。
    罪の意識が希薄なだけに、3人を殺害した計画性を嬉々として読者に伝える。週刊誌記者のインタビューで馬脚を現すのだが、結末の15分が絶妙。

    「手の中の果実」や「父親は持ってるエロ本」は、いい話風であり大罪とは意味合いが少々違うか…。

    読みやすい短編集で大罪に対する解釈もそれぞれであり、あっという間に読める面白い小説だった。

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    2025年07月25日
  • 偶然屋

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    とっても面白かった。身の回りの偶然は作り上げられたものなのか、また人の偶然は自分で作れるものなのか。
    伏線回収も多く、登場人物も多かったので、メモしながら読んだらより理解しやすいかなと思った。
    ハラハラする場面では話言葉だけで短くテンポよく読めるのでスピード感から来る臨場感や緊張感があった。

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    2025年05月12日
  • 死亡フラグが立ちました! カレーde人類滅亡!? 殺人事件

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    非科学的なことは信用してないけど、科学的に説明がつかないだけって解釈はロマンがあって面白いなって思う。人生面白がるもんが多い方が楽しいよねん

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    2025年04月05日
  • 死亡フラグが立ちました!

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    学生時代にドハマリして買い漁った先生のデビュー作!久々に読み返したけどやっぱり手が止まらなくなっちゃう。これに関わらず最後に全てが上手くまとまるところが、リアリティはないかもしれないけど創作の良さ!って感じで好き。

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    2025年04月05日
  • ヴィヴィアンの読書会

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    読書会に集められたメンバー達に突き付けられたタイムリミットは3時間。
    それまでに自分を殺した真犯人をみつけだしてほしい。
    スピーディーに進むストーリーに一気読み間違い無し。
    サクサク読めるけど、しっかりと面白い作品。

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    2025年01月30日
  • 偶然屋

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    面白かった。読みやすいけど、登場人物が多いので「この人誰?」ってなりました。
    話の雰囲気は明るいけど、ミステリー部分はかなり重く、死者も多かった。色々トリックがあるけど話の途中で出てくるので分かりやすい。

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    2025年01月29日
  • 殺戮ガール

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    想像以上に鳥肌ものの掘り出し物でした^_^

    七尾与史さん著『殺戮ガール』の概要と感想になります。

    概要です。
    女子高の遠足でバス一台が山中で消失した。想定外の出来事に警察は行方を探すが、バスが見つかったのは十年後。しかも遺体が一体足りない不可思議な状態。そして、とある放火事件を捜査していた刑事は被害者が探偵事務所に一人の女性の素性を探ってほしいと依頼をしていたと知り、その女性を事件の関係者として捜査する。しかし女性は幾度となく他の女性と入れ替わって日常を過ごしていた奇妙な経歴の持ち主と知る。果たして全ての出来事は偶然なのか?

    感想です。
    冒頭から不穏さが漂う本作は、多くの人の語りによって

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    2024年08月02日
  • 殺戮ガール

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    ネタバレ

    まさか最初のシーンのバスの中でお笑いを披露した辛島ミサがバス失踪事件の犯人だとは予想外過ぎたのと理由が破天荒であっけらかんとしてしまいました笑

    殺戮ガールというタイトルに相応しい位の事件を起こしている辛島ミサが整形や名前を変えて住む場所も点々として刑事の捜査を難航させて最後の最後に奇想天外な結果で終わってしまいます。
    序盤は登場人物が変わる場面がいくつかあって少し分かりにくい部分がありますが中盤辺りから続きが気になってページをめくる手が止まらなくなりました。

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    2023年08月19日
  • 全裸刑事チャーリー

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    ※以下全文、称賛してます。悪しからず

    くだらなさが綺麗に構築された日常って感じ。伝わるだろうか、このバカバカしさだけでは終わらない感覚が。
    表面上だけ見れば、男の子が喜びそうねで終わる。実際、そんな楽しみ方も全然ありだ。
    でもだからこそ、是非とも小説苦手な中学生男子に小説を楽しむきっかけとして手にとってほしい。短編なのも、ハードルが低くて打ってつけだ。
    “おふざけ”を、プロ作家が丁寧に構築した世界に落とし込み、違和感なく溶け込ませ、生き生きと描いたのだ。絶賛しないわけがない!

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    2023年07月26日