七尾与史のレビュー一覧

  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

    Posted by ブクログ

    ドS美少女刑事と若手男性刑事のコンビもの
    犯人の動機が見えない連続殺人を追う
    一連の殺人犯が分かった後に本当のミッシングリンクが明かされる
    犯人の勘違いが、事態を複雑怪奇なものにして真相を隠してしまう
    猟奇マニアの美少女刑事だけが核心に迫る
    事件はシリアスだが、ドS美少女が作品をユーモラスミステリーに変換しています

    0
    2023年06月13日
  • 偶然屋

    Posted by ブクログ

     その偶然は本当に偶然なのか——
    「偶然」を演出する職業、アクシデントディレクターが主人公の仕事。
     最初はたまたま軍手を買わせたり、「出会い」を演出したりする軽いことから物語が始まっていく。この段階では、コメディーなのかな? と思ってしまうが、ストーリーは思いがけない展開へ。
     「偶然」はすべて誰かが演出した「必然」なのかもしれないと考え始めると怖い想像が止まらなかった。本当にいい小説でした。続きも読んでみたい。

    0
    2023年06月05日
  • すずらん通り ベルサイユ書房 リターンズ!

    Posted by ブクログ

    こんな本屋があったら行ってみたい。
    登場人物みんなに特徴があり、キャラクターがしっかりあって面白い。
    いくつも出てくる謎をしっかり回収してくれるので読後感も良かった。

    0
    2023年03月23日
  • 死亡フラグが立ちました!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    死神や死亡フラグという今まで取り扱ったことのない内容の作品で新鮮だった。物語の半分くらいで事件が解決したようにみえ、この先どう続くのだろうと思ったがまさか死神の正体まで暴けるとは思わなかった。さまざまな人物が出てきてそれぞれでストーリーが進むが物語が進むにつれてきれいにつながり伏線の回収も見事だった。総じて死神というつかみどころのないテーマを最後にはすっきりとさせてくれる新鮮な小説だった。

    0
    2022年08月22日
  • ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チンピラの荒木浩文とキャバ嬢の宮坂由衣(1人目と2人目)が殺され、その由衣を結婚詐欺ではめようとして金を要求された佐々木佑哉(3人目)が殺され、その金を調達するために結婚詐欺ではめようとした佐原伸子(4人目)が殺され、佐原の部下でいじめられていた九条保奈美と九条に好意を抱きつつ九条と同じく佐原が苦手な課長の松浦健一郎(5人目と6人目)が殺され、松浦の奥さんの松浦妙子が殺され、3年前にヤマワに派遣社員として勤務していて社員との間でトラブルを起こして3ヶ月ほどで辞めた(佐原ととくに揉めていた)畑山哲平(7人目)が一連の放火事件の前に死んでいたことが分かり、佐原の歯を治療したあと佐原からのクレームに

    0
    2022年08月21日
  • イーヴィル・デッド 駄菓子屋ファウストの悪魔

    Posted by ブクログ

    初めて七尾与史さんの作品を読みました。
    一気読みしました!スカッとします。
    スティーブン・キングの作品を読んでいるようでした。
    主人公より年代が下になるものの、1980年代子どもだった私にとっても、懐かしく感じるものがたくさんあって、世界観に引きずり込まれました。
    ホラーものが好きで、色々読みますが、心霊現象や呪いだけが1人歩きして、そういう現象だけが悪く描かれているものは、苦手です。
    でも、この作品は「やっぱり人間が一番怖いよねー」と思わせてくれる作品です。
    主人公達の成長物語として、読んでも面白いですよ。

    0
    2022年06月14日
  • イーヴィル・デッド 駄菓子屋ファウストの悪魔

    Posted by ブクログ

    帯にホラーと書いてましたがマイルドなホラーで、私は少年少女の冒険物語として楽しみました。主人公達とほぼ同年代(私が3こ下くらい)なので、懐かしい舞台でした。展開が軽やかでドンドン先が読みたくなる、まさにノスタルジックでジュブナイルでホラーです。オススメです。

    0
    2022年06月14日
  • 死亡フラグが立ちました!

    Posted by ブクログ

    正体不明の殺し屋死神を追うストーリー。
    登場人物達のキャラ立ちがしっかりしていてスラスラ読み進めることが出来た。
    ラストに向けてのまとめ方も良く面白かった。

    0
    2022年06月02日
  • 偶然屋

    Posted by ブクログ

    初七尾与史。
    この幸運やあの不運が演出されたものだ、なんて、思い付きもしないのに、ほんとに偶然?なんて言ってしまうことが時々ある。自分で選んできた道、と思ってきたけれど、各岐路には何らかの『力』が作用していたはず。なるほど、面白い視点だな。偶然屋たちの爽快活劇だと目星をつけて読み進めると、彼らとは無関係な事件がひとつ、またひとつと綴られる。油断していた。すべてが一人のひとつの『力』で繋がれていたなんて!
    悪意を持ったホンモノの『偶然屋』の暗躍とその成果は、ある意味ホラーよりホラー。次巻を読まずにいられない。

    0
    2022年03月08日
  • 偶然屋 2 ~闇に揺れるツインテール~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    偶然屋の続編面白かったです!
    今作はクロエの過去と教育実習で仏と同じ班だった砂見の話がメインでした。
    人間は洗脳されると恐ろしい事件を起こす可能性があるんじゃないかと思ってしまう様な内容で最終的にどうなっていくのかが気になって一気に読みました。
    仏を捕えていないので第3弾もあるのではないかと思う終わり方でした!

    0
    2021年10月24日
  • 偶然屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    書店で偶然見かけてタイトルに惹かれて購入しました。
    里美がアクシデントディレクターとして様々な依頼に挑んで予想しない出来事が起こる展開が気になって楽しく推理しながら読めました。
    途中で登場人物(場面)が全く変わってしまったのが謎でしたが最終的に安倍川が全て関係していて話が繋がっていたのは目から鱗が落ちる様な感じでした(笑)

    0
    2021年10月10日
  • バリ3探偵 圏内ちゃん(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    通信圏内でしか生活できないHN圏内ちゃん。ある日ネット上で拾った些細な投稿から「左手を切断される連続殺人事件」に巻き込まれる。ネットに溢れるあらゆる情報や掲示板に集まる人達を駆使してジワジワ追い詰めていく。外出もままならない圏内ちゃんをあらゆる面でサポートするパートナー朔太郎の存在も良い。可愛い表紙であまり期待してなかったけど(←偏見)もっと早く読めば良かった。雰囲気はライトだけど、しっかりミステリー。シリーズ物なので楽しみ。

    0
    2021年09月28日
  • 偶然屋 2 ~闇に揺れるツインテール~

    Posted by ブクログ

    偶然を演出する「偶然屋」の続編。
    前作の最後はすごい展開だと思っていたが、本作もなかなか。クロエの過去や島の研修キャンプで起こる事件は、「高校事変」のテイスト。それがメインではないからページ数が少なめだったのは残念だが、それでも十分面白かった。ウトヤ島事件は映画(ドキュメンタリーではなく実話ベースの方)で観ていたので読んでて臨場感が伝わってきた。
    こんな展開になってしまうとさらなる続編に期待するしかない。そして映像化なんてこともありえるんだろうか。期待せずに待ってみたい。

    0
    2021年09月27日
  • 偶然屋

    Posted by ブクログ

    JR新宿駅で私鉄に乗り換えるために改札を出た時に、高校の同級生とばったり出会ったことがある。九州の片田舎にある高校を卒業してからかなりの年月が経っていたが、お互いに一眼見た時に同級生だと分かった。週末の大混雑した改札前だったので、出会う確率を考えると本当に低い確率だったのだろう。ばったり出会ったのも偶然ながら目が合ったのも偶然で、こういうことがあるだなとお互いに驚いたことを思い出す。

    それ以外にも、10年以上前に一緒に働いていた方と交差点でばったり会ったり、たまたま話をした相手と同じ出身校だったりと、世の中には「偶然」がいたるところに転がっている。また、偶然を装って誰かと再会するというのは、

    0
    2021年08月09日
  • 死亡フラグが立つ前に

    Posted by ブクログ

    短編集で、色々ちょこちょこと繋がってるから今までの『死亡フラグシリーズ』読んでたらめちゃくちゃ面白い!

    0
    2021年05月20日
  • すずらん通り ベルサイユ書房

    Posted by ブクログ

    面白い。
    キャラも好きだし、書店の周りで事件が起きていったり、他の作品に出てくる人が出てきたりして楽しい。
    続編が楽しみ。

    0
    2019年11月16日
  • 特選 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    どんでん返しを銘打っていて、騙されないと思っている読者をあっさり騙す本です。
    個人的には「神様」が好きす。
    「それは偶然」には本書自体が登場するというおまけまでついています。笑えました。
    シリーズになっているので、他も読んでみたくなりました。

    0
    2019年06月15日
  • 死亡フラグが立つ前に

    Posted by ブクログ

    死亡フラグシリーズ スピンオフ

    ・死亡フラグが立ちましたのずっと前
    ・死亡フラグが立つ前に
    ・キルキルカンパニー
    ・ドS編集長のただならぬ婚活

    死亡フラグ2作にまつわる過去や、死神の誕生など、前作を読んでるからこその面白さ満載。

    殺戮ガールも出てきちゃったりして、七尾ワールド全開で本筋より面白かったかも!?

    0
    2018年11月16日
  • 殺戮ガール

    Posted by ブクログ

    テンポよく読めた!けどラストがモヤモヤしまくる!…って、これ『死亡フラグ』シリーズと繋がってんの!?それやったらそうと、どっかに書いといて!ウチ、順番通りに読まな気がすまんタイプやねん!

    0
    2018年09月14日
  • 山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎

    Posted by ブクログ

    面白かった。関係ないと思っていたことが伏線で、それを次々と回収していく様が気持ち良かった。主要人物である、山手線探偵の霧村雨、小学5年生のシホ、自称作家の三木幹夫のうち、霧村については本作で何となくわかったが、シホと幹夫についてはまだ謎が多い。ラストで、そこの部分についての謎を置いていかれたので、次作が楽しみです。

    0
    2017年02月04日