松浦弥太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ中目黒古書店「カウブックス」の店主にして「暮らしの手帖」の編集長松浦弥太郎。
古本屋の社会的地位をぐっと持ち上げたパイオニア的存在。
男性だし、年下だし…とちょっと小ばかにして、教訓めいた言葉にも耳を貸すつもりなかったけど、いやなかなかいいじゃん、この人。解説の光野桃さんも書いてたけど、女性的視線も持ってるんだよね。だから「暮らしの手帖」か…。
短編小説あり、本の紹介あり、エッセイありでとってもお得で中身の濃い一冊。もっと彼のことを知りたくなりました。
「毎日何かを十年」の章が好きだな。
「とにかく毎日(一生懸命じゃなくても)十年続けたらものになるんだ。」毎日はかけ算になる。今日やって、明日もやれば4倍。また次の日もやれば8倍になる。毎日でなくて間があいてしまうと足し算になってしまう。
本当はこの言葉は吉本隆明氏からの引用。
でも多くの本を読み、心に響いた言葉や話を私たちに提供してくれる松浦氏もすごいと思う。
彼の場合の毎日はギターと文章を書くこと。私の場合は…英語と料理かなぁ…あれ、ものになってないぞ。 -
Posted by ブクログ
とてもよかった。おもしろかった。
只、自分が学んでいるフランス語と中国語をやたらおすすめしていたのがちょっと気になった。
私の個人的な意見としては、自分の好きな文化や国の言葉を覚えるほうが長続きするのではないかと思った。
それが、アラビア語でもインドネシア語であっても。
たしかに、英語と中国語とフランス語を覚えておけば、世界中楽しめるというのは納得なんだけどね!
やっぱり、私は行ってみたい国の言葉を学びたいです。
それから、村上春樹とロバート・ハリスのことにも触れていて、私はどちらも好きな作家なのでとても嬉しく思った。
もちろん、松浦弥太郎の書くエッセイは大好きだ。 -
Posted by ブクログ
仕事と生活をごちゃまぜにして、そこから日々を過ごすためのすごくシンプルなコツを引出す。表紙がすべてかもしれない。一番大事なのは、「思考の時間を確保すること」だ。考えているつもり。これが自分を悩ませる。純粋に考える時間をつくることが、逆説的に時間を効率良く使うことになると思う。そして、思考するためには、真っ白な紙を一枚自分の前において、1時間描いてみて、そして考える。それが、例えば仕事は完成したものしか出さないという、具体的な事例に繋がっている。中途半端な叩き台は、読む人の時間を奪い、さらに自分で考えられない言い訳にすぎないという。これはその通りかもしれない。絶対カフェをやるんだというのは、考えていない証拠。それで、何を実現し、誰を幸せにするのかというところがスッと出てくるかだと。夢の実現のために、「信頼」をしっかりとつくってゆくことが大事で、そのためには、やっぱり「考えること」が根本にあるんだろうな。プレゼントもそうだし、イベントもそうだし、「徹底的に考えた」結果であれば、きっと喜んでくれる。やるべきことを徹底てきに「考える」から、安心したやることリストができる。日々を大切にすごすこと。そのために何が必要か、改めて分かる本である。