鳴神響一のレビュー一覧
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結婚願望の強い、高学歴の、専門職の心理職特別捜査官。
このモデルは、面白い設定である。
なぜ、結婚願望が強いのかの分析も欲しいが。
脳科学の分野に踏み込んだのは、おばあちゃんの死に対して
泣くことができない自分の不思議がきっかけだった。
そして、仲良くしていた従姉妹からの絶交にあった。
愉快犯的な爆破魔と対峙する。
なぜ?という追求と 警察が 直接交渉する。
最初のテロ組織を語るところが、なんとも言えない巧妙さ。
ネット社会の犯罪が、複雑さを増して行く。
脳科学からの推察が、プロファイリングの手法。
初めは、ネット住民は、犯人に共感を持つ。
警察をやっつけるというのが、目的への共感。
ネット -
Posted by ブクログ
真田夏希シリーズで、不自然に唐突に登場した新たな登場人物、一条汐莉。
織田の特命で、直属の部下であることから、何かあるなぁ、と思っていたら、新シリーズで登場。
2025年1月に実際に全国に通達された「仮装身分捜査実施要領の制定について」の内容を受けて、一警察官である汐莉が身分を装って、企業に入り込み、事件を解決していくシリーズ。
神奈川県警が舞台なので、登場人物はいつも通り。
偽基地局によるスマホ乗っ取り事件の内定のため、偽基地局の関連会社に潜入するが…
親会社からの調査とのことで、会社に潜入するのだが、何となく緊張感がない気がするのは、私だけなのだろうか?
夏希のシリーズ同様、突然事件が解決 -
Posted by ブクログ
なかなか終わりのないシリーズ。
いつも展開が同じで、「もう読まない」と言いつつ、これまで欠かさず、読んでる。
もはや、面白くて読んでるって言うより、習慣になってる。
神奈川県警に送られて来た謎の脅迫メッセージ。
財務官僚を殺害すると言う主張一辺倒で、何の取引の要求もない。脅迫メッセージだけで、事件性がないことから、最初は織田部長と二人の管理官、そして夏希だけで、対応に当たるが、実際に殺害予告されていた財務省官僚が殺されてしまう。
そして、犯人と思われる人物も自殺という最悪の展開。被疑者死亡で解決したかと思った事件だったが、またしても、同様のメッセージが神奈川県警に届く。
次のターゲットは社会派