鳴神響一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前作が2編編成という形だったので、それで終わりかと思いきや、あっさり新刊が出た。
しかも、織田と上杉の過去の序章から始まるという形で。新章突入なのか、これまでの事件より、少し事件自体が社会派となっており、かもめ★百合の出番も少なめ。
茅ヶ崎や藤沢で連続して起きた爆発事件。
実的な被害は少ないものの、犯人がSNSで犯行声明を出した為、夏希にも捜査本部への参加要請がされる。
どこで事件が起きても、所轄も含め、登場人物が変わることのない、このシリーズ。
なので、捜査本部に突如現れた、夏希の秘書を買って出た捜査一課情報係の真夕の存在は最初から違和感…
ラストまで読んでも、予想通りの展開で、何故そこまで -
Posted by ブクログ
ネタバレう~ん、警察ものということで読んでみましたが、今一つ、という印象。とにかく前半のスピード感のなさが読んでいて退屈でしたね。後半、爆破事件の犯人が登場するあたりからはいくぶん持ち直して、臨場感も出てきましたので、±ゼロで標準的な星3つとしました。
主人公でタイトルにもその名を冠する真田夏希のキャラはヒロインとしてあまりにも平板、脇役たちも濃いキャラの人物がおらず力不足は否めません。
警察ものですが、主人公の真田の仕事を離れたプライベートを描くシーンではおしゃれなイメージが強調されていて、物語のトーンとそぐわない感じです。
こうなると犯人のキャラだけが唯一強烈に見えてきますすね。とはいえ色々 -
Posted by ブクログ
天才ハッカーの誘拐事件を扱った「デンジャラス・ゴールド」のサイドストーリー。
これまでの作品でも度々活躍して来た警察庁の織田と、根岸分署の上杉の同期コンビが同じく同期で公安部の北条がフランスで行方不明になった為、彼を探しに世界中を巡っていくうちに、夏希がかかわった誘拐事件に結びつく。
これまでとは全く色合いの違う作風になっており、次から次へと国を変え、テロ組織の魔の手から逃れる展開にハラハラドキドキ。
夏希が追っていた犯人でもある、テロ組織「ディスマス」の正体と誘拐事件の全容が明かされる。
本来、警察小説でもかなりライトな感じで描かれているが、今作はラストもこれまでと違い、少し悲しい終わり方。