【感想・ネタバレ】刑事特捜隊「お客さま」相談係 伊達政鷹のレビュー

あらすじ

エース刑事の左遷先は「苦情処理」係!?

元捜査一課のエース刑事、伊達政鷹は異動先に初出勤したものの、
挨拶の機会を逸していた。
老朽化した神奈川県警中村町分庁舎の別棟が、
まるで病院診療科の待合室のように騒々しいのだ。
どうやら、複数の人たちが何らかの順番待ちをしているらしい。
気を取り直し、胸に「巡査長・小笠原亜澄」と記された
IDカードを下げた女性に声をかけたが、
それも六十歳くらいの男が派手な音を立ててドアから入ってきたため、
邪魔されてしまう。
神保長治と名乗るその男は、
亜澄を捕まえるなり、口論しはじめたではないか。
相談受付の予約日時に間違いがあったようだ。
対応できる人員がおらず、困り果てた亜澄は、
ろくに異動申告も終えていない政鷹に神保を押し付ける。
訳も分からず相談を受ける羽目になった政鷹に、
「うちの娘が自殺なんてするはずないんだ」
神保はそう声を荒らげた。
娘の眞美は8ヶ月ほど前、箱根の芦ノ湖に浮いた
亡骸となって、見つかったという。
「あっちの特四」と掃き溜め扱いされ、
「県警お客様相談室」と皮肉をもって呼ばれる、
刑事特別捜査隊第四班の、
一癖も二癖もある刑事5人が難事件に挑む!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

短編集と思って読み始めたら長編で、一気に読めた。ストーリー的にも納得感があり、このシリーズの次作を読んでみたいと思った。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

警察への苦情受付から、ほんのわずかの違和感を手掛かりに再捜査をするお話。舞台が場末部署なので、キャラのクセが強い。
神奈川県警、トィンクル、北海道出身などなどのキーワードが出てきます。このシリーズは夏希のシリーズにつながるのかな?

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2021年03月28日

Posted by ブクログ

05月-22。3.5点。
神奈川県警捜査一課のエリート、分室(苦情受付)へ左遷される。自殺した娘の再捜査の依頼を受け、調べてみると。。

芦ノ湖を舞台にした、人情味ある捜査。面白い。
上手くまとめた。次作も期待。

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2021年05月24日

Posted by ブクログ

脳科学捜査官シリーズがページ数の割に次々と事件が起こるのに対し、こちらは回り回ってやってきた苦情の対応から地道に捜査する話なので、ややテンポがゆっくりな上に本筋と関係の薄いエピソードがいくつかあるのと相棒の亜澄があまり好きになれない状態で終わってしまいました。

脳科学捜査官シリーズと同じ神奈川県警が舞台なのでそのうちリンクするのか楽しみです。

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2021年03月09日

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