【感想・ネタバレ】おんな与力 花房英之介 ： 2のレビュー

鳴神響一

頭脳明晰、剣も達者な美男与力・花房英之介には誰にも言えぬ秘密がある。それは、死んだ双子の兄に成りすました“おんな”であること。北町奉行の番方与力となった英之介は上柳原町で起きた火付けと押込の真相を追っていた。その最中、幼なじみの熱田雄之進が火盗改役の同輩を殺めた罪で捕らえられてしまう。友の無実を信じ奔走する英之介はやがて黒幕の端緒を摑むが……。華麗に痛快、おんな与力シリーズ第二弾！

[ブクログ · ★★★☆☆]

幼馴染を救うため、犯人を捜す。

刑事がやってはいけないことでも
この時代なので大丈夫、な方法。
そしてまた、別の人間を作り上げています。

一応前回からの事件は、両方とも終了。
平和にできた、というところでしょうか？
別の意味で、大変になった最後、でしたがｗ

[ブクログ · ★★★☆☆]

第１巻から始まった事件は解決を見る。
放火、押し込み、嫌がらせと立ち退き。
調べていくと一つの大きな企みが。

時に深川芸者、時に女剣士に変装しながら捜査をする志乃こと花房英之介。亡くなった父親から助けを依頼された船宿の女主人と幇間。

[ブクログ · ★★★☆☆]

202104/シリーズ2作目。前作で消化不良で終わったとこが回収され解決巻といったかんじ。盛り込んだ設定や、茶ら平のように極端なキャラ付けされた登場人物達も過剰に感じるとこはあるけど、シリーズもののお膳立てがすみここからさらに面白く化けそうな気もする。