ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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購入済み
相変わらずの面白さ
相変わらずおもしろく、読み始めたら止まらりませんでした。しかし、今作はなんかフワフワしたような、キレが無いような気がしました。意外性(驚き)を無理矢理作り出したために散漫になってしまったような。ですが書き方がうまいので読み始めたら夢中になります。次作があるなら早く電子書籍化してください!
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Posted by ブクログ
大どんでん返しは、リンカーン・ライムの
専売特許じゃ無かった。
いつもはリンカーン・ライムシリーズに時々出て来る
パーカー・キンケードが今回は主役。
よって逆に今回は、リンカーンがカメオ出演しています。
でも、冷静に考えてみると、このパーカー・キンケードものは、
リンカーン・ライムものと相似形ですね。
自分の分野では殆ど比類することなき才能を発する
(自分の分野以外はからっきしだけど)元法執行官と、
その元法執行官の相棒となる現役法執行官。
そういう相似形作品だからでしょうか。
シリーズ化はされていないようです。
ずいぶんと思わせぶりな終わり方なんだけどなぁ。 -
Posted by ブクログ
ディーヴァーにしては珍しい作品だと思うのが本書の初期段階。オーソドックスなスリル&サスペンスですか? 森の中の別荘を舞台に、二人の男女が惨殺されるシーンに幕を開け、そこに駆けつけた女性警察官が巻き込まれる。それだけではなく、殺人犯二人組の視点でも書き込まれる。追跡と逃走の森のなかの物語。まさにタイトル通りのオーソドックスな冒険小説『追撃の森』といったシチュエーション。これは本当にディーヴァーなのか?
ところがどっこい中盤に来て、どこかおかしいとなってゆく。意外なる展開。裏切りに満ちた展開。巻き込まれゆく、ヒロインの家族。一体、どうなってゆくのかがわからなくなる、追撃の終わり。予感は正しい -
購入済み
読み始めたら止まらない
1作目と比べるとちょっと劣るけど相変わらずのおもしろさで、読み始めたら止まらなく空き時間を見つけては読み耽っていました。そのちょっと劣る部分というのは、犯人は頭が良いという設定なのに、都合よくちょこちょこミスをするのが残念でした。しかしおもしろかったので3作目を続けて読みたいと思います。
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Posted by ブクログ
さすがディーヴァー、珠玉の一言。よくもまあこう、バリエーション豊かなサスペンスを惜しげもなく短編に…。どれもこれも、膨らませて長編にしたり、長編のプロローグにしたりできそう。短編だからこそ、スリリングさが増すって効果も歓迎だけど。
「通勤列車」と「監視」は、犯人もディテールも読めたけど面白かった。「のぞき」はええーっとなった(笑)。「一事不再理」「冷めてこそ美味」「遊びに行くには最高の街」は、復讐の甘さをじっくり味わえる好編( ̄ー ̄)。カタルシスっていいよねー。
ライムの短編は彼の得意とする、物証によるプロファクティングがうまくいかない事件。いいのかこのネタ短編で使っちゃって。結構オールス -
Posted by ブクログ
コンピューター犯罪。初めは??(゜_。)?(。_゜)? チンプンかんぷんで(。。;)
何回も用語解説を見ながら。
私なんか機械音痴ですからね、PCいじってても深~いことはさっぱり分からず。
今回も次々私の推理は外れていきました。
ミラー刑事の遺体が発見されたときだけは、自殺じゃないってわかりましたけど(*^_^*)
ショーンの正体は驚きでした!
まったく怖いことですね。
今に人間は機械によって支配されてしまうんじゃないかと、昔観た洋画を思い出してぞっとしました。
あのビショップ刑事とジレットの関係が良かったですね。
だんだん二人に信頼関係が出来ていくところはニマニマして読んでいました。