金子浩のレビュー一覧

  • われらはレギオン1 AI探査機集合体

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    ネタバレ

    初めて目にした時から読みたかった作品。
    1巻の時点で、
    「機械での人格のエミュレート」、「蘇り」、「自己の複製(コピー)」、「外宇宙探査」、「宇宙空間での戦闘」、「(人類以下のレベルの)知的地球外生命体」、「(人類以上のレベルの)(おそらく敵性の)知的地球外生命体」、とアイディアを出し尽くしたんじゃないかというくらいの盛りだくさんの内容で、最初から最後までダレることなく面白い。

    主人公のボブには共感する部分が多く、どんな状態でも前向きで楽しんでいる様子や常に頭を使っている点は自分も同じだろうと思って、イライラすることなく読んでいられた。
    明るく前向きとは言っても、目が見えない(カメラがオフラ

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    2024年02月27日
  • 隣の家の少女

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    鈴木に誕プレでもらって読んだ。

    導入がワクワクした。そっから昔話に入ったはじめのころの話で子供の綺麗さとか無邪気さを感じて導入部分との乖離が良かった。そっから事件の内容に進んでいくのも良かった。
    けど事件内容の後半の方は現実離れ感が強くて^^って感じになった。
    主人公の立ち回りとか、流される雰囲気どうこうに関する感想は特にない。
    それよりも導入から事件に触れるくらいのところが一番よかった。
    あと,主人公のあの立場でよくも導入の言葉が言えたなと^^
    パフォーマンスのように自分を否定してそうでしてなさそうな雰囲気がすこ

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    2023年10月18日
  • 襲撃者の夜

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    「オフシーズン」の続編。食人族再び。

    前作で全員死んだと思われていた食人族の一人が生き残っていて、新たな一族を率いて、再び襲撃に。前作ほどのインパクトはかけるけれど、それでも十分に恐ろしい。

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    2025年12月03日
  • マザーコード

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    500ページ越えの長編なのに、読む手が止まらないくらい面白かった。タイミングがいいのか悪いのか、コロナウイルスの蔓延と重なったせいで余計に身に迫るような恐ろしさを感じるけど、だからこそ今このコロナ渦の時に読むべきだとも思う。現実のウイルスよりも人間が意図的に作ったバイオ兵器の方が容赦の無い結果を生み出していたので、コロナが本当に茶番や陰謀などの誰かの計画だったら、現実も人類滅亡するのかもしれない…と考えると、なかなかにゾッとする。
    後半というか終盤はもうエピデミック云々よりもロボットと人間の繋がりというか、母と子供の絆みたいな方向に行き、それはそれで面白かった。少子化がどうの毒親がどうのと言わ

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    2023年01月16日
  • 地下室の箱

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    「ディズニーは絶対にジャック・ケッチャムの小説を映画化しない。」スティーブン・キング

    「ケッチャムはキング氏が間違っていることを望んでいる」帯文

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    2022年04月22日
  • 隣の家の少女

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    この本を読むと相当心を抉られる…。
    エログロな内容なので決して万人には薦められないが、ホラーが好きな方であれば読んでみてもいいような気も。
    だめな人は本当に受け付けないと思うけど、少しでも受け入れられる人なら、残酷な内容なのに続きが気になってページを読み進めてしまうと思う。
    自分はただただ作者の語り口に魅せられるばかりだった。

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    2021年12月21日
  • われらはレギオン1 AI探査機集合体

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    人類が他星系へ進出するための現実的な考察、方法論が描かれていて、非常に面白く読めました。いわゆるシンギュラリティを迎えた後は、他星系探索などにおいて時間的空間的制約を乗り越えるためには、人類の活動はある程度AIにまかせるようになるのではないかと感じました。主人公たちの愉快な性癖なども親しみを増してくれると思います。

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    2021年10月24日
  • 火星無期懲役

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    先に読むのは”火星の人”にして。

    こちらは、秋に片足残したくらいの
    平日、仕事切り上げた午後。
    そぼふる雨に吹かれながら読むのがいい。

    3億キロの距離も、
    幾分かは近くなっている様な心持ちは
    私だけか。

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    2021年07月05日
  • 物体E

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    エンタメ作品としては優秀。個人的には満点をつけたい。

    全体を通して海外の吹き替えドラマを見ているような雰囲気があり、
    皮肉のきいた台詞やユニークなキャラクターなどそれが随所に感じられる。

    本書はそのキャラクター作りがとても上手い。
    主人公や同僚たち、元恋人にいたるまで、丁寧かつ大胆に描写されている。
    なので俗っぽい動機やぶっ飛んだ行動に、ツッコミを入れながらも納得ができる。
    スリルがありハラハラさせられる展開もさすがだ。

    とても楽しく読ませてもらった。
    あらすじを読んで惹かれた方は、ぜひ読んでみてほしい。

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    2020年06月24日
  • われらはレギオン3 太陽系最終大戦

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    三部作の最終巻。ボブ達は500人くらいに増えて、冒険したり、恋愛したり、地球を防衛したり、お節介をしたりと忙しい。あとがきでは、このシリーズで新刊も予定されているらしい。これだけ魅力的な世界を作ってしまったら、色々と書きたい話も出てくるだろうと思う。

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    2019年09月14日
  • われらはレギオン1 AI探査機集合体

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    3部作か…ついていけるかなと不安になりつつも購入。でも大丈夫でした。相当面白いですこれ。完全にわたし向け。今2巻目めを読んでいます。どう展開していくのかとても楽しみ。

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    2019年07月10日
  • 火星無期懲役

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    本作の特徴を箇条書きにすると以下の通りだと思う。
    ・SF
    ・ミステリ
    ・火星
    ストーリーを一言でいうと、生きているうちに刑の見込みがない囚人を即席でトレーニングし、火星に送り込んで、NASAの正式な探査チームが到着する前に、恒久的な火星基地を建設させる。
    こういうものです。

    そして、これをNASAから請け負っている企業があって、その企業が所有している幾つかの刑務所から囚人を選び出しているのです。

    これっておそらく、欧米では旧来、囚人を訓練して軍人とし、戦争に送り出すという習慣があるから発想されるのかな。日本ではないですよね。
    しかし囚人、しかも死刑囚とか途方もない懲役刑(これも日本ではない

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    2019年06月03日
  • 無伴奏ソナタ〔新訳版〕

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    「エンダーのゲーム」を代表作に持つSF作家の短編集。同著には「エンダーのゲーム」の短編版も収められているので、著者の作品未経験者には入りやすい一冊かもしれない。

    外国のお伽噺から残酷フィルターをとっぱらったかのような作品がとにかく上手い。人体が欠損しまくる話が特に面白く、「王の食肉」と「無伴奏ソナタ」はここ数十年間のSF短編の中ではトップクラスに面白かった。

    是非、荒木飛呂彦に漫画化してほしい「四階共用トイレの悪夢」などバリエーションのある理不尽さが書けるのも凄い。

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    2019年04月09日
  • われらはレギオン2 アザーズとの遭遇

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    今年のSFで
    一番面白いんじゃない?(SF自体そんなに読んでないけど)
    事故で死んでAI(電子頭脳)になって、滅亡しかけている地球から、新たな惑星開発の使命を受けて探索し続けるボブとボブのクローン達の
    文字通り群像劇
    謎の敵が現れ宇宙戦争モノになるかと思いきや
    地球の人類滅亡すべき党の残党対策に追われたり
    サイボーグ開発、新たな星でのファーストコンタクト(歓迎されないことが多い)
    出会いや別れなどなど盛りだくさんで進む。

    「老人と宇宙」「火星の人」を読んでからだとさらに楽しめます。
    10月が待ち遠しい…

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    2018年07月10日
  • われらはレギオン1 AI探査機集合体

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    「老人と宇宙」「火星の人」のいいとこ取りをしたようなユーモアありの本格SF って感じで読み進めてたら、あとの解説でまんま上記に二作の名前が出てきて苦笑い。サクサクっと展開していく感じがいいし、マルチタスクのボブ達の掛け合いが面白い。
    三部作でそろそろ二作目が出るけど
    三作目が出る頃には読み直さないいけなくなりそう
    どのボブがボブだか…

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    2018年06月27日
  • われらはレギオン1 AI探査機集合体

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    うん、うん、これこれ。
    人類ほぼ絶滅。なのにいがみ合い。
    救いの船の奪い合い。
    人間のデータ化もこんな風に書いてほしかった。これですよ。
    そしてスタートレック的な宇宙戦争。
    最高。早く続きが読みたい。

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    2018年04月13日
  • 強行偵察 宇宙兵志願 2

    tab

    購入済み

    面白く読めました

    設定はありきたりなんだけれども面白く感じさせる筆力は素晴らしい。
    楽しめる作品です。

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    2017年06月05日
  • 無伴奏ソナタ〔新訳版〕

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    『エンダーのゲーム』の前身と思われる同名タイトルの短編を含む11の短編集。もしかしたらこの作家は短編の方が上手かもと思うような、クオリティの高いものばかりでした。

    本のタイトル作について。
    生後6ヶ月で受けたテストで見せた音楽への“天才性”により、クリスチャンは音楽の<創り手>となることを定められる。
    彼は両親から引き離され、自然の中で聞こえる鳥の歌や風の歌、雷の音、つららから落ちる水滴の音、リスの鳴き声といった音楽を与えられた<楽器>のみで奏で、そして<聴き手>はそれらに聴き入る。
    <創り手>であるクリスチャンは<聴き手>になることは許されないのであるが、ある時一人の<聴き手>がクリスチャ

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    2016年03月13日
  • ねじまき少女(下)

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    近未来のバンコクを舞台にした物語の下巻。エミコたち「つくられた生き物」と、もとからいる人間とで構成される街では、あやうい均衡を保ちながら政治闘争が繰り広げられ、その均衡がついに崩れることに。生き残りを図る人々を描く下巻では、物語が進むにつれ、アンドロイドを開発した日本人の意図が明らかになります。上巻でエミコは、受けた教育と自分の中にあるものとの間にずれを感じていました。エミコの葛藤が何だったのか、読者はようやく知ることができます。真実が明らかになり、報いを受ける段になっても、顔色ひとつ変えない。こうした日本人の描き方からは、とらえどころのなさ、ある種の不気味ささえ、国際社会が抱いているように思

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    2015年03月20日
  • ねじまき少女(上)

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    (((o(*゚▽゚*)o)))
    化石燃料が枯渇し、カロリー(遺伝子操作で創られた動物たちの運動力)がエネルギー主体となった世界。
    遺伝子バンクと穀物の覇権を争い、しのぎを削る社会。
    新人類として創られながら、その能力の高さ故に恐れられ、科学者たちに生殖能力を奪われ様々な制約を与えられた奴隷「ねじまき」。
    世界観、ストーリー構成ともに秀逸!

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    2014年11月03日