金子浩のレビュー一覧
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遥かなる未来。人類は時空を歪曲する“シャドウスペース技術”を開発し、銀河系へと進出した。そして異星種族連合“マジョダ”と出会う。マジョダの創設者マジョ•ジ人により地球は140億人の住民とともに滅亡させられた。
最後の生き残り“ガイア•ステーション”の女戦士•ヴァルキアは、仲間とともにマジョダへの復讐のため、厳しい訓練を続けてきた。チームリーダーとして最強の戦士に成長したヴァルキアだったが、彼女は思いもよらない部署に配属されることになって…。
久しぶりに“SFらしいSF”を読み、一気読みでした【ヒューゴー賞受賞作】
主人公ヴァルキアが、過去の自分の独白ではヴァル、今の自分キアと(書き分けられて -
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表題作の「冬の子」は、食人族の恐怖を描いたケッチャムの代表作「オフシーズン」とその続編「襲撃者の夜」の間に起こったエピソード。
電車に乗り合わせた男の抱える箱の中身に興味を持ってしまった少年とその家族に起こる不条理を描いた「箱」は大傑作。
「歳月」は、歳を取らなくなった女性と年下男性のラブストーリー。切ないハッピーエンド。こんなのも書けるんですね。収録されている「永遠に」と対になっているように感じられました。
ケッチャムを連想させるエログロ作家の主人公が、ファンミーティングで詰められる「三十人の集い」は、これぞケッチャムという内容と結末。ゾクゾクしました。
中にはハズレもあります。全1 -
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Posted by ブクログ
10話からなる短編集
この中でより心に残っているは
パショ
イエローカードマン
そして表題作の
第六ポンプ
パショは
新しいものを取り入れて変わっていくことに抵抗感があり新しいものを取り入れない人の顛末
知識が持つ絶大な力
対立していて不穏な空気が漂う場面はあれど
ガツガツしている雰囲気は一切なく
穏やか過ぎていく日常を感じたお話
イエローカードマンは
これは個人的に凄いなと思ったのは
昔大繁盛をしていた商売をしていたのに理不尽にすべてを奪われた一人の老人が
身体の動きが鈍くなる中けがをしても仕事をもらおうとしている様が
なんだか他人事とは思えなかった
そして
第六ポンプ
やっぱり知識 -
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Posted by ブクログ
私はスプラッター映画は本当に苦手なんですが、文字になると大丈夫なのです。食人族とかワクワクしちゃう。
残酷描写で名高いケッチャム先生なので、めちゃくちゃ期待して読みました。グロすぎて途中でギブアップしたらどうしよ~とか思っちゃったりして。
結論…全然余裕でした!
内容はこの手の作品にはよくある展開なのですが、ラストの救いようのなさには唸らされる。いわゆる約束事のような展開が通じない。助かった!良かった!という爽快感はなく、この後もこの登場人物たちは生き続けなくちゃいけないんだなぁという絶望感を感じました。そこがいちばん残酷。
グロ耐性がある人は読んでみてもいいかも!
あとがきが面白いのでぜ