金子浩のレビュー一覧

  • 黒い夏

    Posted by ブクログ

    昨今の社会情勢から、てっきり自主規制がかかったのかと思っていた、
    ケッチャムの久々の新刊!
    なんの理由もなく、キャンプ場に来ていた二人の少女を撃ち殺したレイ。
    刑事のチャーリーとエドは、最初から彼を疑っていたが、証拠がなく逮捕できなかった。
    4年後。
    レイは麻薬とセックスに明け暮れるだけで、特に何も起こさない。
    チャーリーは、レイがボロを出すようにプレッシャーをかけるが……
    あらすじだけだと、割とおとなしめ。
    ……いやー、やっぱり初っ端から狂ってました。
    後味も悪いし(いいのないけど)
    今までと比べて、登場人物が多い。
    全体の3分の2くらいまでは、それぞれの生活や、
    暗い過去も含めて、キャラク

    0
    2009年10月04日
  • 冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

    Posted by ブクログ

    海外作家の短編集をあまり読んだことないけれど、スティーヴンキングみたいな作品がいくつかあってワクワクした。
    表題作と聞いてくれる、未見あたりが好み。

    0
    2026年04月08日
  • 隣の家の少女

    Posted by ブクログ

    ただひたすらに暴力的な描写が多く、被害者である姉妹以外の全ての登場人物に対し怒りが湧いてくる。
    結末も僅かに溜飲が下がることがあるが胸糞要素満載です。
    興味本位で手にしましたが、本書を読んで得られたものはあまり無い気がします。
    徹底的に絶望する状況なのに被害女性の凛とした強さは目を見張るものがあり、そこだけは強く引き込まれました。

    0
    2026年04月02日
  • オフシーズン

    Posted by ブクログ

    先人のおかげで序文という盛大なネタバレを回避できました。感謝。
    適度に魅力的なキャラ、絶妙な場面転換、ゴア味の強いグロ描写。そして「そのまま訳されてるなあ」と感じる素朴な文章。「もう少し意訳してくれても…」と思う部分もあるが、原文が丁寧だからだろう、読んでいて間取りや情景が思い浮かぶ。
    キャラのメンタリティを語るのと同じテンションで怖気を振るうような光景の説明を始めるが、その淡々とした語り口のおかげであまりショックを受けずに読み進められる。

    フィクションを楽しむ時はいつも感じる「これから一体どうなるんだ?」はなかった。代わりに「こいつらにどんな未来があるというんだ?」という思いで一気に読んで

    0
    2026年03月31日
  • 冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

    Posted by ブクログ

    胸糞悪い代表のケッチャム氏。
    数年振りに読みたくなりまして。
    これは胸糞度低めだったし、短編集だから読みやすい。
    『二番エリア』が一番お気に入り。

    0
    2026年01月21日
  • 絶滅の牙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    象のとある学者が意識のバックアップをする。
    →遺伝子工学で復活したマンモスにアップロードされる。
    どういう存在になるのか、想像し難かったです。とはいってもSFというジャンルの割にはさらっと読めました。人間の心理も興味深いかたちで描写されています。

    0
    2026年01月15日
  • 絶滅の牙

    Posted by ブクログ

    マンモスを蘇らせその一頭に人の意識を移植して…という設定にくらわされて読み始めた。
    内容としてはまずまず。
    密猟と種の絶滅の問題について考えさせられる物語について考えさせられる物語。

    0
    2026年01月12日
  • 火星無期懲役

    Posted by ブクログ

    SFとミステリーの融合したような作品でした。前半はなんだこれというワクワクした設定でどうなるのか楽しみながら読めました。途中からはなんとなく先が読めてしまい残念でした。主人公以外のキャラも立っており一人一人が個性的で性格もわかりやすく楽しめました。

    0
    2025年12月26日
  • 絶滅の牙

    Posted by ブクログ

    遺伝子工学で復活させたマンモスを進化させて象を作る??
    群れの維持のためにリーダーの象に象学者の意識を移植する??
    保護区の維持のため金持ちに資金提供を求めてマンモス狩りをさせる??

    う~ん 不思議な世界観の物語でした

    0
    2025年12月11日
  • 宙の復讐者

    Posted by ブクログ

    遥かなる未来。人類は時空を歪曲する“シャドウスペース技術”を開発し、銀河系へと進出した。そして異星種族連合“マジョダ”と出会う。マジョダの創設者マジョ•ジ人により地球は140億人の住民とともに滅亡させられた。
    最後の生き残り“ガイア•ステーション”の女戦士•ヴァルキアは、仲間とともにマジョダへの復讐のため、厳しい訓練を続けてきた。チームリーダーとして最強の戦士に成長したヴァルキアだったが、彼女は思いもよらない部署に配属されることになって…。

    久しぶりに“SFらしいSF”を読み、一気読みでした【ヒューゴー賞受賞作】
    主人公ヴァルキアが、過去の自分の独白ではヴァル、今の自分キアと(書き分けられて

    0
    2025年12月10日
  • 絶滅の牙

    Posted by ブクログ

    ①象を保護する生物学者の意識をアップロードする
    ②遺伝子工学でマンモスを復活する
    ③生物学者の死後、①を一頭のマンモスにダウンロードする
    発想が面白い。でも、内容は思想が強めで、SFを楽しもうと手に取った自分にはちょっときつかった。

    0
    2025年12月10日
  • 冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

    Posted by ブクログ

    表題作の「冬の子」は、食人族の恐怖を描いたケッチャムの代表作「オフシーズン」とその続編「襲撃者の夜」の間に起こったエピソード。

    電車に乗り合わせた男の抱える箱の中身に興味を持ってしまった少年とその家族に起こる不条理を描いた「箱」は大傑作。

    「歳月」は、歳を取らなくなった女性と年下男性のラブストーリー。切ないハッピーエンド。こんなのも書けるんですね。収録されている「永遠に」と対になっているように感じられました。

    ケッチャムを連想させるエログロ作家の主人公が、ファンミーティングで詰められる「三十人の集い」は、これぞケッチャムという内容と結末。ゾクゾクしました。

    中にはハズレもあります。全1

    0
    2025年11月29日
  • 隣の家の少女

    Posted by ブクログ

    両親の事故でルース一家に引き取られたメグとスーザン。
    ルースのメグに対する残虐極まりない虐待がエスカレートして、ルースの子供たちも加わり虐待が加速していく。
    ディヴィット(語り手)がメグを助ける手立てを少しずつ模索するけど、いよいよギャーな展開。
    そもそも救いを求めてケッチャムを読むのは間違いだけど、虐待シーンよりもメグの狂ってく描写がムムム。

    0
    2025年11月13日
  • 絶滅の牙

    Posted by ブクログ

    SF。中編。
    "遺伝子工学で復活したマンモスに、人間の意識をデジタル移植"という設定が素晴らしい。
    が、ストーリーは正直あまり好きではなかった。
    主人公ダミラの視点は面白いが、象牙ハンターや大富豪一行の視点には魅力を感じず。
    個人的には、マンモスたちの生活の描写をもっと見たかった。
    科学者が象を救うために設計したすべての技術が、最終的に象を滅ぼした、という話が興味深い。
    自然や動物の保護について、考えさせられる一冊。

    0
    2025年11月09日
  • 隣の家の少女

    Posted by ブクログ

    残酷、グロテスク、正視に耐えない、気が滅入るというか摩耗して立ち上がれなくなる。

    この衝撃、この残滓。小説として素晴らしいのは分かるが、あまりにも、という作品。

    ただ舞台となった時代や書かれた時代より、現代の方が、この立場の女性の追い詰められた状況や精神にも思いを寄せることが可能になっているはずで、そこにも考えを巡らせる必要が、今の時代の読者だからこそあるようには思う。

    0
    2025年08月31日
  • 冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

    Posted by ブクログ

    雑誌のホラー特集で見かけて読んでみたが、勝手に想像していたホラーとは違い、急に理不尽や暴力がこんにちはする世界観だった。
    特に暴力との距離が近い!

    訳者のあとがきで各話の解説がされているが、実際の事件や、筆者とその知人の体験がもとになっている話があると知り、更にぞっとするおまけつき。

    短編集なのでいろんなバリエーションの恐怖を堪能できる。老いや病への恐れも作品に昇華しているところが珍しいと感じた。

    0
    2025年08月11日
  • オフシーズン

    Posted by ブクログ

    普通に序文から読んだら、サラッとネタバレしていた。
    なのでこれから読む人は、序文はすっ飛ばした方がよい。
    前半は登場人物たちのあれやこれやが描かれていて、後半一気に怒涛の展開。エログロ炸裂。

    主人公だと思っていたあの人が、とか、助かると思ってたこの人が、とか、まさかのあの人も、な容赦ない結末。

    ひたすら痛そう。
    最初にあっさり死ねた彼はラッキーだと思う。

    0
    2025年08月06日
  • 冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

    Posted by ブクログ

    どの作品にからも手に取れず形にはなっていない嫌な感じや不安などの負の雰囲気がプンプンと漂っていて、読んでいて心の平衡がグラグラと揺さぶられるのだが続きが気になって頁をめくる手が止められなかった。

    個別の作品では「永遠に」の妻の考え方と夫の行動が、「未見」の期待通りだが引き込まれる展開がよかった。

    0
    2025年08月06日
  • 隣の家の少女

    Posted by ブクログ

    ひどい…
    女子高生コンクリート事件も、きっと、こんな心理状態だったんだろうな
    少年たちは、心が麻痺してくると、止まらない。
    そして、映画キャリーに出てくるババアのメンタルも、こんな感じだろうな…

    0
    2025年08月05日
  • 隣の家の少女

    Posted by ブクログ

    朝の通勤時に読むものではない。気が滅入る。
    今まで読んだ本の中で一番最悪で残酷なお話だった。
    文章も読みやすく情景もありありと浮かぶし、先が気になるからどんどん読み進められるのに、人にお勧めできない本。

    0
    2025年07月30日