金子浩のレビュー一覧

  • われらはレギオン1 AI探査機集合体

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    トラックに撥ねられ自己増殖する宇宙船にされたSFオタクが地球文明を広げるため自己を播種して星々へ渡る。面白くない訳がないと思う。
    一人称の文体でずっとスタートレックと銀河ヒッチハイクガイドとファウンデーションの話を交えながら進む。カタいハードSFというよりかはギークのブログに近い軽妙な雰囲気で楽しい。

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    2026年10月04日
  • 第六ポンプ

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    作物全てを食い荒らす虫による遺伝子災害とその難民、石油が枯渇し企業のIP作物に支配されたカロリーパンク社会、人間が不老不死となった世界で人口維持のために違法の子供を撃ち殺す男、砂を食って生きるポストヒューマン兵士たちと犬。

    荒廃した未来とそこに生きる人間の汗と埃に塗れた生々しい生活が魅力。

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    2026年10月04日
  • 残り火 ジャック・ケッチャム短篇傑作選2

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    とても良い仕事だ。ケッチャムの未邦訳作品がまだある事に希望が持てる。彼はいなくなってしまった。それでもまだ、彼の作品に触れられるかもしれないからだ。
    傑作選とタイトルに入れているだけの事はある。どの短編も強烈で、脳みそのシワの中に血と暴力、絶望と冷徹さをじわじわと差し込んでくる。
    「日曜日」や「勇敢な女の子」、「残り火」は言わずもがなだが、個人的にベストは「ライフル」だ。サイコパスを独自の視点で描かせたらケッチャムは異様なまでの迫力を叩き出す。
    彼がこの作品群を遺してくれた事に、存在してくれた事に。良い仕事をありがとう。

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    2026年09月06日
  • 隣の家の少女

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    圧倒的に過去一胸糞悪い作品だった。
    胸糞悪いで有名な本作だが、噂以上に想像を遥かに超えてきた。

    ひっどい話だよ…これは。。。
    読んでてここまで救いがなく、胸糞悪い読書体験は初めてだった。目も当てられない仕打ち……
     暴力描写、精神攻撃、拷問、脅迫などなどの、ありとあらゆる残虐非道な行為が読み進めるたびにエスカレートしていく。読みやすいが故にスルスルと内容が頭に入ってきて読むに耐えない。。。

     1958年の夏。わたし(デイヴィッド)は隣の家に引っ越してきた美しい少女メグと出会う。両親を亡くしたメグとその妹は叔母のルースの家に預けられる。しかし、次第にルースによる残虐な虐待が始まり、それはどんどんエスカレートしていく一方で……。

     ルースを軸にその取り巻きの登場人物全員に不快感を覚える。当の主人公はメグに対する同情を覚えつつも、ルースの支配下の中では集団心理が働き、事態は一向におさまらない。傍観しているようで、加担してしまっているような状態があまりにも自然でリアルすぎる。
     罪から逃れてるようで、"傍観"という行為もどれだけ罪が大きいのかを思い知らされた。

     実際にあった事件をベースにしており、この世界のどこかであったり、過去に起こった有名な事件の背景には、今作のように残虐な行為が行われていたのだと思うと、読後に深く考えさせられた。。。
     軽い気持ちで人にはお勧めできないが、間違いなく実際に起こっている事でもあるため、鬱耐性がある人は読んでみるべきだろう。

    しばらく読後の喪失感が消えない、、、
    名作ではあると思うが、もう二度と読みたくない!!

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    2026年09月03日
  • 宙の復讐者

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    ネタバレ

     地球が銀河諸種族連合体に滅ぼされた後、艦隊から離脱した過激派が小惑星を基地にスパルタ風の軍事独裁国家をつくり復讐を果たそうとする。そこで育ち優秀な攻撃能力と復讐への信念を持つヴァルキアが子供を産む装置となるナーサリーに配属されることになり、小惑星を脱出。徐々に真実を認識し始める。
     始祖的な種族であるマジョ・ジ人の作った時空支配装置ウィズダムを乗っ取って、地球滅亡前に戻り宇宙を改変しようとする。
     途中までは今のアメリカを投影したディストピアだが、最後はタイムリープを繰り返し、昔ながらのスペースオペラ。

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    2026年08月29日
  • 漂泊の星舟

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    ただただストーリーが面白かった。
    ミステリーとSFが合わさっている宇宙船での話と学園物語の過去編の話で構成されている。
    AIや社会情勢、陰謀論など様々な要素が出てくるが主張が強すぎず、ストーリーを良い意味で盛り上げてくれる。
    アメリカと日本のハーフで2つの国での暮らしを経験している作者の実体験や感情が主人公を通して伝わってくるのも良かった。

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    2026年08月14日
  • 漂泊の星舟

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    ネタバレ

    日米ハーフの女性作家によるSFミステリー。ミステリーの要素の方が強め。
    ・地球温暖化が進み、沿岸部は水没、第三次世界大戦後の一時的平和の時代に、80人の女性クルーを乗せた植民宇宙船が舞台。突然の爆発により船長らが死亡、日米ハーブの代替要員の女性が原因・犯人探しに取り掛かる。
    ・デジタル拡張現実DARが24時間実装され、船のAIが操作。さらにAIが個人の介入してくるので、2001年かと思ったら、半分ほどでAIが犯人との説が出され、AIではないと判明。
    ・地球での対立、米/中、レーシスト、過激環境主義者等はそのまま船内にも持ち込まれる。
    ・12歳程度の少女800人が選抜され、10年間の教育・選抜の中で80人が選ばれる。この過程が交互の入るが、10年間の過程や主人公の葛藤はよくできている。
    ・謎ときにはなっているが、動機は不十分。

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    2026年07月10日
  • オフシーズン

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    色々言われるけど私は大好きです。
    同じ世界線らしい「冬の子」もすごく好きです。
    胸くそ悪い作品です。ほんまに。

    なんでこれが好きなのか自分でも説明できないです。

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    2026年06月23日
  • 無伴奏ソナタ〔新訳版〕

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    高校生の頃にでも読んでいたら人生観がガラッと変わっていただろうなというくらいの凄まじい影響力。
    アラサーだけどものの見方がかなり変わった。

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    2026年06月22日
  • 第六ポンプ

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    パオロ・バチガルピの短編集、ディストピア詰め合わせ。様々なタイプの「いやーな近未来」を集めた10編。
    資源は枯渇し食糧は汚染され、明るい未来は想像できなそう。でも、この世界観が好きな人にはたまらないですね。
    10編それぞれに考えさせられるポイントがあって(「やわらかく」だけちょっと毛色が違うけど)、なんか落ち込むけど嫌いじゃない。特に印象に残ったのは

    「砂と灰の人々」
    のっけから疾走感、なんか楽しい話始まったと思ったら。ゾウムシと共生し砂や石を食べ怪我をしてもすぐ再生する人類。そんな人々が初めて本物の「犬」と出会って大騒ぎ。

    「パショ」
    学問をおさめて故郷に帰ってきた青年、そんな彼を受け入れないおじいちゃん。これはどこでもありそう、なんかわかる。

    「第六ポンプ」
    舞台は出生率の低下と痴呆化が進んだニューヨーク。主人公は下水ポンプ施設の職員。これは何回かゾッとするポイントがあって、今後なくはないぞ!と身につまされてしまった。

    積んでる「ねじまき少女」も早く読みたくなりました。

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    2026年06月14日
  • オフシーズン

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    キングが推すだけあって、凄まじい本だった。著者は自分の伝えたいことを、読者に媚びることなく、見事に作品にしている。人生の理不尽さ、後悔、懺悔、偶然…善悪のつけようの無い「人間」というもの…。この本に書かれているような凄惨な出来事は、そうないかもしれないが、人生の理不尽さや、偶然に左右されるこの世の中は、普通に毎日生きていても、そうなのだと思う。きれいに終わるものだけではないのが、人生だ。…それにしても、怖かったぞ~。

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    2026年05月14日
  • 隣の家の少女

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    ネタバレ

    強く強く心に残ったけれど、名作だと思うけど、もう読み返したくない。

    ヒロインを虐待するチャンドラー一家も少年達も、ほとんどが(一人の悪ガキを除いて)「おかしくなってしまった、普通だった人たち」なのだということをしっかり描かれてるのがまた怖い。
    理解不能なサイコパスたちの凶行じゃなくて、今まで普通の一家&そこに集まる友達グループだった人たちが、ほんのちょっとの「ムカつく」「生意気」って感情から道を踏み外していく様子を、まさに一緒に道を踏み外しかねない少年の視点で見る胸糞悪さ。
    助けたいけれど堂々と立ち向かっていくことはできない、虐待されるメグを見ることを心のどこかで楽しんでしまう……っていう主人公の行動にはイライラするけど、果たして自分が主人公の立場だったら勇敢に立ち向かえるのか?私だったらきっと、怖くて堂々と戦えないと思う(さすがに虐待を楽しむとかは、ありえないと思いたい……)
    「主人公がヒーローの精神を持っている」ということ自体がお話に都合のいい奇跡で、そんな奇跡はこの作品の中では起こらないのだということを見せつけられた。

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    2026年05月09日
  • 第六ポンプ

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    表題作は去年一番読んだ。
    最初の変なマンションから降りるやつも好き

    ポップ隊はネトフリのラブデスロボットでアニメ化されてた

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    2026年04月10日
  • 襲撃者の夜

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    ネタバレ

     『オフシーズン』を読んだのはずいぶん前なので、引退した保安官チャールズや生き残って子どもを率いているウーマンなど全く覚えていないのだけど、かまわずに読み進むとめっちゃくちゃ面白い。怖い、面白い、続きが気になるとぐいぐい引き込まれる。前作に比べると残虐シーンはソフトだ。大惨事の修羅場に連続殺人鬼が紛れ込んでいるが無力なただの犠牲者の一人となる。

     前作だったら子どもも赤ん坊も犠牲になっているところで、怖すぎるから助かって本当によかった。

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    2026年04月06日
  • 無伴奏ソナタ〔新訳版〕

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    <ウォッチャー>は首を横に振った。「この世はあまりに完璧で、あまりに平和で、幸福に満ちあふれている。法律を犯した社会不適格者がうろつきまわって災いのたねをまき散らすのを許しておくわけにはいかない。一般の民衆は気楽な音楽をつくり、それ以上のものを知らない。彼らにはそれを学ぶ素質がないからだ。

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    2026年02月21日
  • 隣の家の少女

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    すんごい胸糞悪い(褒めてる)。
    電車の中で読みながら、何回顔を顰めたことか…
    なのに「凄い」と感じる小説でした。

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    2026年02月13日
  • 無伴奏ソナタ〔新訳版〕

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    残酷描写といえば、で、もうひとつ。

    オーソン・スコット・カードの短編集。ジャンルはSF。

    作者自身があとがきで「これらの短篇すべてで繰り返されているモチーフがある──残酷なまでの苦痛と、グロテスクなまでの醜悪さだ」というだけあって、そういった描写はかなり多いです。

    一方、1970年代までに書き上げられた作品群(寄稿の序文が1980年)は、心理的に歪んだところが少なく、凄惨であってもどこか素直で、不思議と読みやすい。複雑なコード進行やアレンジに頼らなくても名曲は名曲、そんな感じ。

    好きな作品

    「エンダーのゲーム」
    良く出来てる!同じタイトルの長編もある(映画にもなった)のは知ってるけどまだ読んでません。この短編で十分完璧じゃない?と思えるくらい好き。

    「王の食肉」
    羊飼いの造形がうっとりするほど美しい。でも、その対岸に際立つ残酷さ。彼がすることの、そしてその運命のおぞましさ。「Kingsmeat」という原題も「Kingsmen」を下敷きにしたであろうオシャレ感で、その洗練がまた、酷い。

    「無伴奏ソナタ」
    それがなくては生きられないものを求めて、求める度に罰される。それでも幸福だと言わなければいけない。そんな人生、そんな社会。
    作中に響く音や歌の美しさと、次々に降りかかる残酷さ。対比の中で主人公の一生が描かれる。
    悲しい話だけど、最後の一ページにわずかな救いがあり、そして、かすかな響きに耳をそばだてるような息遣いだけを残して、終わり。
    珠玉です。

    目新しくてカッコいいSFはどんどん出てくるけど、こういう、ある種ノスタルジックなものも、かなり好きです。

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    2026年02月13日
  • 冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

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    ネタバレ

    どの作品も楽しめた。
    得体の知れない不気味さがただよう表題作「冬の子」、底知れぬ孤独が浮き彫りになった「箱」、映画に人生が巻き込まれる「未見」、切っても切れない運命を共にする「母と娘」、生命力がうごめく「蛇」、わからないものを恐れる人類の歴史を思わせる「炎の舞」。
    特によかったのは以上の短篇だけれど、傑作選なだけあって全体のクオリティーが高かった。人間の持つ様々な感情が繊細に表現されていると思った。愛の表現がよかったし、その中での悲しみや苦しみ、生からの解放が一際きらめいて見えた。
    長篇もいずれ読みたい。

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    2026年01月06日
  • 絶滅の牙

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    マンモスに一世紀前にバックアップした象の専門家の意識をダウンロードするSF物語。
    さくっと読めるSFなので初心者にもオススメです。
    特に矛盾点もなくしっかりと最初と最後で伏線も回収されており読みやすい物語でした。

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    2025年12月20日
  • 冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

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    ケッチャムのいろんな面をたっぷりと味わえる短編集。
    一話一話は短いのに長編と変わらないずっしりした読後感。

    ケッチャムを読むのは我慢大会か耐久レースに似ていて、なんでわざわざお金払ってメンタル痛めつけてるんだろう、と首を捻ることもあるのですが、この本も読み終わるのにすんごい時間がかかった。

    ジャンルを超えた多種多様な物語が満載で、ケッチャム世界の奥行きの深さに恐れ入る。
    読み終わって改めて本当にすごい作家だったんだなぁと感嘆。まだまだ新作読みたかったなぁ…(合掌)

    以下、自分の忘備録のための読書メモ。
    ・冬の子
    「オフシーズン」と「襲撃者の夜」の間に当たる話だそうな。「オフシーズン」大好き。

    ・オリヴィア:独白
    日々耳にする殺人事件のニュースの向こう側には、こんな恐怖と絶望が存在するのか、と想像したらめっちゃ怖くなった。

    ・歳月
    残酷とやさしさがきれいに混ぜ合わされたお話。ハッピーエンドでよかった。

    ・未見
    これ、コメディだよね?

    ・帰還
    動物飼っている人ならババ泣きするの間違いなし。なんでそんなクソみたいな女と付き合っていたんだよ(怒)

    ・箱
    …の中身はなんじゃな。キング(バックマン名義)の「痩せ行く男」のように、アップルパイでも入っていたのかな…(そういえば昔これ読んで無性にアップルパイ食べたくなった)

    ・「二番エリア」「暴虐」
    どちらもケッチャムっぽいお話。

    ・行方知れず
    これも、ああケッチャムだなあと思うお話。読み終わって胸が痛くなった…相変わらず残酷。

    ・母と娘
    最後の波は呪縛に対する暗喩なのか、それともただの偶然か。本当に恐ろしいのはこういう状況に陥っている母娘が結構現実にもいるってことかもしれない。映像で観たらまた違ったダメージくらいそう。

    ・永遠
    ”死と腐敗こそが命を生み出す”このワンフレーズで、Endマークの後の展開が想像できる気がします。切ない…。
    (これを読んでいる途中でなぜかケン・リュウの「円弧」が無性に読みたくなった。どちらもテーマが永遠の命についてだから?)

    ・見舞い
    どんな切ないゾンビ話だよ!!!

    ・蛇
    こんな話も書くんだ~(驚)ちょっとキングっぽい印象。

    ・炎の舞
    最後の最後まで不穏な空気が抜けなくてびくびくして読んだ。多分ケッチャムだから…っていうイメージのせい。こういうオチもありなのか!!

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    2025年08月21日