冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選
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冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選

1,320円 (税込)
599円 (税込) 12月31日まで

2pt

3.9

スティーヴン・キング絶賛!
ケッチャムは、短篇も凄かった。
モダン・ホラー界の鬼才が贈る珠玉の19作。
『オフシーズン』の後日譚他、ブラム・ストーカー賞受賞の
「箱」「行方知れず」を含む、日本独自編集の傑作選登場。

『隣の家の少女』で知られるホラーの巨匠ジャック・ケッチャムは、短篇小説の名手でもあった。『オフシーズン』と『襲撃者の夜』のあいだを埋める恐怖体験を描く表題作ほか、ある箱を覗いてから食事をいっさいとらなくなった息子の姿を描く「箱」と、ハロウィンの夜に子供たちを受け入れようとする女性の物語「行方知れず」のブラム・ストーカー賞短篇賞受賞作2作を含む、日本独自編集の計19篇。現実的暴力と幻想的恐怖の果てに生まれる、静謐で哀切きわまる詩情。孤高の鬼才の精髄をご堪能あれ。

(収録作品)
収録作品
冬の子
作品

オリヴィア:独白
帰還
聞いてくれ
未見
二番エリア
八方ふさがり
運のつき
暴虐
三十人の集い
歳月
母と娘
永遠に
行方知れず
見舞い

炎の舞

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冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ケッチャムのいろんな面をたっぷりと味わえる短編集。
    一話一話は短いのに長編と変わらないずっしりした読後感。

    ケッチャムを読むのは我慢大会か耐久レースに似ていて、なんでわざわざお金払ってメンタル痛めつけてるんだろう、と首を捻ることもあるのですが、この本も読み終わるのにすんごい時間がかかった。

    ジャ

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    これだけ旺盛に短篇も仕上げていたのだから本国には当然、我々の目に触れていない未邦訳の作品もたくさんあるのだろう。中には結末で首を傾げるような作品もあるが、目につくのはオフビートな日常に突然起こる暴力と、気づくと地獄にいるような展開である。表題作はそれが特に際立っている。
    死後、皆がケッチャムの事を忘

    1
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    家族や人間の繋がりを奇怪な世界観で描く! ホラーの巨匠、ジャック・ケッチャムの短篇集 #冬の子

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ホラー作家、ジャック・ケッチャムの短編集です。恐怖で震えあがるって作品というより、じわっと心に沁み広がっていくような作品ばかり。

    奇怪な世界観を背景にはしているものの、描

    0
    2025年04月26日

    Posted by ブクログ

    ゾクっとするホラーではない。
    非現実的というわけではなく、日常の延長にありそうな、ちょっと嫌な感じ。
    とくに好きだったのは、最後の「炎の舞」。
    森の中でいろいろな動物たちが弱肉強食の摂理に反し、焚き火を囲んで輪になって踊っている。
    恐怖を抱いた男たちが銃に弾を装填するけれど、子どもと女たちが輪に加わ

    0
    2025年03月30日

    Posted by ブクログ

    スティーブン・キング好きならとオススメされた初ケッチャム。ホラーやバイオレンス、ゾンビ、サスペンス、ミステリーなどいろんなジャンルの作品集が19もあるので感情が忙しかった。一番のミステリーは、著者のポストカードが特典?で入っていたこと。

    0
    2025年03月19日

    Posted by ブクログ

    表題作の「冬の子」は、食人族の恐怖を描いたケッチャムの代表作「オフシーズン」とその続編「襲撃者の夜」の間に起こったエピソード。

    電車に乗り合わせた男の抱える箱の中身に興味を持ってしまった少年とその家族に起こる不条理を描いた「箱」は大傑作。

    「歳月」は、歳を取らなくなった女性と年下男性のラブストー

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    雑誌のホラー特集で見かけて読んでみたが、勝手に想像していたホラーとは違い、急に理不尽や暴力がこんにちはする世界観だった。
    特に暴力との距離が近い!

    訳者のあとがきで各話の解説がされているが、実際の事件や、筆者とその知人の体験がもとになっている話があると知り、更にぞっとするおまけつき。

    短編集なの

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    どの作品にからも手に取れず形にはなっていない嫌な感じや不安などの負の雰囲気がプンプンと漂っていて、読んでいて心の平衡がグラグラと揺さぶられるのだが続きが気になって頁をめくる手が止められなかった。

    個別の作品では「永遠に」の妻の考え方と夫の行動が、「未見」の期待通りだが引き込まれる展開がよかった。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2018年に物故したジャック・ケッチャムの短篇集3冊(未訳)から、翻訳者の金子浩氏が19篇をセレクトした日本オリジナルの傑作選。暴力や死、オフビートなお馴染みの作品世界はもちろんのこと、超自然的要素や幻想味に満ちたものなど、この作家の違った顔も堪能することができる。

    大雪の続いた2月の夜、父子の住

    0
    2025年03月01日

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