佐久間宣行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルだけ見ると「ポジティブでいこう」系の自己啓発本に見えるが、中身は真逆。
この本で扱う“ごきげん”は、無理に明るく振る舞うことではなく、ネガティブを正しく扱う技術に近い。
ネガティブを避けるのではなく、武器にする。
最悪を想定するからこそ作戦が立てられ、準備ができ、成功確率が上がる。
大事なのはネガティブの有無ではなく、自分がどんなパターンで落ち込み、どう立て直せるかを知っていること。
一方で、ポジティブには落とし穴がある。
根拠のない前向きさは努力を鈍らせ、かえって失敗につながる。
この現実的な視点がとても良い。
さらに面白いのは、自分にはネガティブを活かし、他人にはポジティブで -
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Posted by ブクログ
★3.5
印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P21】小さな仕事でも、だれかが必ず見ていてくれる。
だれかが評価してくれる。
だれにでもできる仕事を、いかに「自分にしかできない仕事」にして、瀋陽を貯めてチャンスに変えるか。どうすれば「よくある雑務」を「自分の仕事」にできるのか。
その問いが、仕事をおもしろくする。
【P35】相手の立場を想像したら、とにかくすぐ決断して動いたほうがいいに決まっている。できるかぎりの想像力を持って、誠意を持って対応するのだ。
【P117】「悪い失敗」は、仮説がない挑戦の結果、もたらされたもの。
「いい失敗」は、仮説を踏まえた挑戦の先にある -
Posted by ブクログ
佐久間さんの番組は苦手だけど、オールナイトニッポンゼロが好きな兄から勧められて拝読。
前半部分、沢山メモした。
これから社会に出る人に勧めたい本になった。
書いてることは、基本のことが多く、
どこかで聞いたことはあるけど、実行出来ていないことが多かった。
今の仕事と想像しながら読んだ。
わたしは、2年前に転職活動したがうまく行かず、それからまた2年経っている。
まさに、3年目のときで、佐久間さんが機嫌をつけて頑張りと書いていたように、コロナ禍で職を失い、未経験の福祉の職に就き、人の命に携わるのが怖く、がむしゃらな3年間だった。
そして、異業種に転職したかったが、
というか、元の職種に戻ろう -
Posted by ブクログ
「ごきげん」とは、メンタルが安定していて、ブレない軸がある」という状態。
この状態をキープしておけば、人間関係がスムーズになり、ストレスを軽減できます。
ごきげんを保ち続けるヒントを教えてくれる本です。
① 自分の中にあるネガティブな感情や思考に気づいたら、蓋をするのではなく心の声に耳を傾け、闇落ちする前にちゃんとケアしてあげましょう。
② ネガティブ思考とごきげんは、両立できる。
ネガティブは敵ではなく、むしろ人生を伴走する相棒と考える。
自分がネガティブに陥るパターンを把握し、そこからメンタルを整える手段をどれだけ持っておくかが大切。
③ 悩みは、自分の本質・本心・欲求を知ることのでき -
Posted by ブクログ
佐久間さんは自分を客観的に見れる人だな。
客観的にみて、自分がどれだけごきげんでいられるかを考えて、
不機嫌になる前に自分で自分をメンテナンスする。
私も取り入れたい技術だわ。
自分が何をすればご機嫌でいられるかを知る、
ってここ最近の私の課題かも。
↓取り入れたいと思ったこと↓
・ごきげんでいられる選択を重ねていく。
・人の失敗に寛容でいる
・仕事仲間を友達でないと意識する
・礼儀を持って適度な距離で接し、なあなあな関
係にならない。あえて距離を取る。
フレンドリーだけどドライ。
・小さなご褒美をちりばめる。
・ご褒美のエリアを広げる。
自分の近所だけではなく思い切って新幹線