あらすじ
「『ごきげん』というと、いつもニコニコしていて感じがいいとか、気持ちが弾んでいる状態、といったイメージがまず思い浮かぶかもしれません。けれど、僕の中ではちょっと違います。ごきげんとは『メンタルが安定していて、ブレない軸がある』という状態のこと。」（本書「序章 ごきげんの正体」より）
テレビプロデューサーとして地上波番組や配信コンテンツを数多くヒットさせ、さらにラジオパーソナリティにバラエティ番組ＭＣと、メディアのジャンルを超えて活躍する佐久間宣行。
日本のエンタメ界を牽引する著者自身も実は、元来のネガティブ思考、自分の弱さに悩み、不安を抱えながら生きてきた。だからこそ磨きあげられた「自分自身をごきげんにする技術」を、本書では余すことなく公開。
◎世間や友人をつい批判的に見て、結果自己嫌悪してしまいます。
◎ＳＮＳを見ると心が病みます。上手な付き合い方は？
◎やりたいことはあるのに行動力のない自分にがっかりします。
◎上司は仕事ができない人間です。考え方や仕事の進め方も合わなくてストレスが溜まります。
……etc. 雑誌『ＳＰＵＲ』での連載や講演会などで寄せられた悩みにもこれまでの経験と著者ならではの視点からズバリ“明朗回答”。自分の軸を整えながら生き抜くための珠玉のメッセージは必読。
仕事術でも反響を呼んだ著者がさらに視野を広げ、自身の人生をかけて検証した「メンタルをすり減らさず生きるための視点」を惜しみなく語り尽くす！
佐久間宣行（さくま・のぶゆき） テレビプロデューサー、ディレクター、演出家、ラジオパーソナリティ、作家。「ゴッドタン」「トークサバイバー！１・２」「インシデンツ１・２」「LIGHTHOUSE」などのテレビ番組、配信作品を手がける。「オールナイトニッポン０（ＺＥＲＯ）」の最年長パーソナリティの他、バラエティ番組のＭＣとしても活躍。著書に『佐久間宣行のずるい仕事術 ――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた』（ダイヤモンド社）など。YouTube チャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」は登録者数198万人を突破（2024 年６月現在）。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「ご機嫌になる」というと「ポジティブになること」と考えてしまうが、この本の中ではご機嫌＝メンタルがぶれないことだという。
佐久間さんの実体験なども踏まえた、ご機嫌になるための指南書。
なるほど、そういうことか！という発見もあり、
読み応えがあるのに、すらすら言葉が入ってくる。読むのにも時間がかからないところも良い。
仕事でもプライベートでもついついカチンときて機嫌が悪くなってしまう自分。
この本を読んで、いつもご機嫌でありたいと思った。
Posted by ブクログ
「ごきげん」とはメンタルが安定しブレない状態である、という定義に納得。体調管理のようにメンタルを整えるための具体的な技術が満載で、すぐに実践したいヒントを得られた。
Posted by ブクログ
佐久間宣行の本は以前にも読んだことがあるが、今をときめく放送作家も知らないところではいろいろと努力して、自分の仕事を精一杯こなしてきた土台があるから、みんなに信頼され慕われるポジションを勝ち得たことがよくわかる作品だった。友人たちのお話も掲載されていて、ほっこりできるエンディングだった。
Posted by ブクログ
メモ
仕事でチームになる人に対して、事前の噂とか、色眼鏡、思いこみを持たずに接している
心地いい、ごきげんな自分を推していくということが、何故か自分はそんなに優先できない、ということを感じました。
無意識や胸の奥にある社会や家族の刷り込み、思いこみがあるのか、観察して、少しずつ調整していけたらいいなと思っています。
Posted by ブクログ
佐久間宣行さんを人生のロールモデルにしたい！と思えるような一冊
ネガティブな感情を上手くコントロールして自分を律し、
自分と関わる人にはポジティブ思考で「褒める」を実践していきたい
Posted by ブクログ
佐久間さんとの出会いは、乃木坂46のオールナイトニッポンを聴いたあと、radikoを止め忘れて、トイレから戻って来たらゲラゲラ笑うとってもおもしろいおじさんが喋っていたから。
ちょうどオープニングテーマが流れて、それがオイラがめったに聴かない洋楽だったのにかっこいいと思ったこと。
それから毎週水曜日の深夜は乃木坂46のオールナイトニッポンから佐久間さんのオールナイトニッポン０までラジオずけ。（まぁたまに寝落ちもありますが、その時こそradikoのタイムフリーで笑）
ちょっと怖い表現かもしれないけど、佐久間さんの頭の中を覗いて見たかった。
そこにはオールナイトニッポン０でゲラゲラ笑っている佐久間さんとは違った佐久間さんがいました。
一読をお勧めします！
Posted by ブクログ
佐久間宣行プロデューサー著書の自己啓発本。
自身のメンタルをどのように扱っていくのか、佐久間さんの体験の元に分かりやすく解説してくれます。
堅苦しくなく、出世を目指すようなゴリゴリの内容でもありませんが、生涯自分らしくキャリアを積み重ねていきたい方におすすめしたいです！
文脈も柔らかいため、自分自身を自然と見つめ直すことができます。
私自身、メンタルがとても弱いので、この本を通して、「ごきげんでいれる」ように生きていきたいとおもいます。
Posted by ブクログ
ポジティブにずっといる事は難しい
不安やネガティブな感情がなくなることはない
視点を変えてネガティブからご機嫌になる
人の批判をしてしまうときは同時にいいところを見つける癖を付ける
聞く技術、相手がどういう気分になりたいか想像する
自分の意見や感覚を100%正しいと思わない
誰かを批判するときは自分に改善の余地がないのか精査する必要がある
ビジネスいい人を目指す、感情的にならない、迅速な対応など基本的なことをちゃんとやる
信頼関係のない状態での指摘を響かない、常に褒めて信頼関係を築き認められた人からの指摘は素直に聞く
部下のモチベーションをあげるためには誰よりも自分が行動して見せること、精神論や強要は逆効果
プライベートの好きを考える
あえて最悪のシチュエーションを想像する
自分の中で確立した再現性のある仕組みをつくる
過去の成功が今後も通用するとは限らない
相手の立場を考えて話す、どういう立場の人間に話すのか、相手により内容を変える、相手が何を求めているのかを考えることが大切
自分のやりたいこと、チームのための仕事を両立する
常に客観視しながら期待に応える
プロジェクトの決定をチーム内でしっかり言語化することで、目標に向けてやることが共有できる
人に対してはポジティブに！褒めること大事、褒めていると相手の弱点も見えてくる
関わった人に幸せになってほしい
Posted by ブクログ
芸人さんや働く人から支持があるのがよく分かる。こういう人と働くと学びが多いんだろうなと経験上思うし、こういうフラットな人を目指したい。今の環境だとついつい自己利益を優先しがちなんだけど、中長期的に人格を大切にしておく(人に対して誠実であること、ご機嫌であること) ことも大事だと改めて思った。あとは求められることと、自分のキャラクターをよく理解して仕事を進めていくことも大切。
Posted by ブクログ
ちょうど仕事で辛い時に出会った本。
ご機嫌とはポジティブシンキングであるべきものだと思っていたが常に「メンタルを安定させブレない軸を持つこと」が重要である。
ネガティブな思考も悪と思っていたが自分の心の声として捉えてそれの状態になった原因を把握しコントロールすること、そのため毎日の感情を一言でもいいので残してみようと思う。行動も自分の意志変えることができる、また辛くなったら見返してみたいと思える本
この本がロールモデル
ラジオをずっと追っていて、その考え方（深く知りたいと思って購入。
共感したり、真似したいと思う部分が多々あり、この本こそがロールモデルだなという読後感。ごきげんな自分を応援する感覚、という言葉が染みました。何に対してもフラットな感覚もすぐには無理でも近づきたいと感じました。読み返す一冊になりそうです。
Posted by ブクログ
佐久間宣行氏の自己啓発本。
一貫して印象的だったのは、自分や周りを客観的に見て、メンタルをコントロールするということ。
①自分を客観的に
自身も面倒くさがりな面もあり、
強制的に自分を動かすためのスケジュール管理や「ご褒美」を見える化するのは参考にしようと思った。
②周りを客観的に
「コント:嫌な上司」と設定するのは発想として面白いと思った。
エンタメ業界の実体験なども織り交ぜて、重くなく読むことが出来た。
Posted by ブクログ
ここ1年ほど著者の佐久間さんや「うじとうえだ」の上田さんのようなTV放送作家が作るYouTube動画が面白すぎて気になって買った本。
読む前はyutoriの片石くんみたいなスピ系の人なのかなと思ってたけど、ゴリゴリのゾス系だった。
この人たちの動画を見ると良いものを作るんだっていう執着？バイタリティ？を感じて自分も頑張ろって思える..笑
毎週朝方まで働いて長編の動画を出してきて、しかも裏方じゃなくて自分も演者として出ててほんとにすごい。。
かつAI切り抜きができるように動画を作ってるからtiktokや切り抜きとの相性も良くて、動画再生数の伸びがエグい。これ他のYouTuberはどうやって闘ってくのかなぁ...
本書にもあるけど、自分の意思で作品を創ってる自負があるから無限に働けるんだろうな。
かつ社会的な欲求や承認欲求じゃなくて、企画をより面白くするを原動力にしてるから安定感がある。
YouTubeといえば東海オンエアやコムドットのような親近感・日常・素人感がある動画が流行ってたイメージだけど、視聴者はそういった番組には飽き始めてて、構成やテンポ感がちゃんと面白い動画に寄って行ってるのかもなぁ
Posted by ブクログ
前作の会社員として生きるコツみたいなのがめちゃくちゃ分かりやすくて好きだったのでこちらも読みました。
タイトル通り、人生をごきげんに生きるコツ(でも押し付けがましく無い)がふんだんで、こんなマインドで生きたいと思うことがたくさんありました。
Posted by ブクログ
ゴッドタンで存じ上げてましたが、佐久間さん本を出していたとは！
凄腕プロデューサーの考えや行動が聞ける貴重な本だと思った。
加地さんもら出さないかなぁ。出てるかも？
Posted by ブクログ
ごきげん=ブレない軸・安定するメンタル
ネガティブパターンを把握、風邪のように備える・メンタルを整える
「失敗は自分自身を検証する場」
ゲームプレイヤー:「ごきげんおじさん」
他人に嫌悪→自身に集中、エネルギーを割く
面倒くさい→決して会社で口にしない、小さなご褒美予定でカバー
やるべき
・Googleカレンダーでスケジュール可視化、メンタル管理
・日記で客観的に自身の軸を知る→分析
・人に対してポジティブ「褒め」→ラベル
推しは「ごきげんな自分」
・安定している自分を応援
・下げる言葉を使わない「そこそこ」
・仕事も感情を制す
Posted by ブクログ
自己啓発本ほど強くなく、ほどよいアプローチで肯定してくれる。
また、人となりがわかっているからこその説得力がある。
ネガティブワクチンという言葉はものすごく響いた。
不安を先に考えてそれに自分が対処できれば問題に発展しない。
ネガティブにならないのではなく、ネガティブを受け入れた上での行動が大事。
Posted by ブクログ
初めから最後までサクサク読み進められました。
筆者の小学生〜大学生までのエピソードもあり興味を惹かれました。ネガティブ思考を受け入れる、自分の見せ方を意識してみることを明日からの生活で意識していこうと思いました。
Posted by ブクログ
「若い頃に思い描く夢には限界があります。今のこう言った現状は自分が楽しんで、できることと苦手なことを見極めて、近距離の目標を修正しながらクリアしていった結果。」
→育児をしながら仕事をする中で、今の状況で満足していて良いのかと悩んでいる時に読んで、すごく響いた一節。
現状が必ずしも思い描いていた状態じゃなかったとしても、育児をしながら今できる仕事を続けることを決めたのは自分なので、今できることを楽しみながら頑張れば、若い頃には思いもよらなかった新しい道がひらけていくのかなと前向きな気持ちになれました◎
Posted by ブクログ
佐久間さんの番組よく見るし
どこの本屋でもピックアップされてるから
これを機に読んだけどこちらまで
ワクワクしてごきげんになれそうな気がしました
まぁ何かを学ぶってよりも
人柄を知る本かな
著名人の本を読んでやはり売れてる人は皆
共通点があるなと、、そんなことを知れて良かったです
Posted by ブクログ
タイトルだけ見ると「ポジティブでいこう」系の自己啓発本に見えるが、中身は真逆。
この本で扱う“ごきげん”は、無理に明るく振る舞うことではなく、ネガティブを正しく扱う技術に近い。
ネガティブを避けるのではなく、武器にする。
最悪を想定するからこそ作戦が立てられ、準備ができ、成功確率が上がる。
大事なのはネガティブの有無ではなく、自分がどんなパターンで落ち込み、どう立て直せるかを知っていること。
一方で、ポジティブには落とし穴がある。
根拠のない前向きさは努力を鈍らせ、かえって失敗につながる。
この現実的な視点がとても良い。
さらに面白いのは、自分にはネガティブを活かし、他人にはポジティブで接するというスタンス。
相手の良いところを見つけ、いつでも褒められる準備をしておくことで、人間関係は驚くほど滑らかになり、コミュニケーション力も自然に上がる。
仕事についての示唆も鋭い。
やりたいことを主張するだけでなく、チームのために動ける人間と思われた方が任される仕事は増える。
そして年齢を重ねるほど、能力より人柄と教養が価値を持つようになる。
会社員のメリットは「失敗できること」。
起業を煽る本が増えるなかで、サラリーマンであることの強みをちゃんと肯定している点も良い。
会社員としての生き方に直結する、現実的で、使えて、今日から効くメンタル術が詰まった一冊。
Posted by ブクログ
元テレ東のバラエティー番組のプロデューサーが書いた本。
最近、YouTubeやラジオなどでも出ているので、発言の端端に考え方などがわかるので、1人の優秀なビジネスパーソンの考え方、仕事術について知りたいと思い読んだ。
毎日の振り返りをきちんと記録すること、企画書などアウトプットをし続けることなど、言うのは簡単だが、実際にやる事は強い意志がないとできないことを続けることが大事だと改めて思った
Posted by ブクログ
フリーランスになるなら以下の2つを満たしておくほうがいい
・会社の看板がなくなっても仕事をくれるクライアントが3人以上いる
・自分と同じジャンルのフリーランスに勝てる強みが2つ以上ある
Posted by ブクログ
この本は～すべきという主張ではなく、私は～したらよいと思ったというテイストで書かれており、読んでいて重たくない感じがするのが良いと思いました。ネガティブな感情をうまく手なずけていけるように頑張っていきましょう
Posted by ブクログ
「ごきげん」とは、メンタルが安定していて、ブレない軸がある」という状態。
この状態をキープしておけば、人間関係がスムーズになり、ストレスを軽減できます。
ごきげんを保ち続けるヒントを教えてくれる本です。
① 自分の中にあるネガティブな感情や思考に気づいたら、蓋をするのではなく心の声に耳を傾け、闇落ちする前にちゃんとケアしてあげましょう。
② ネガティブ思考とごきげんは、両立できる。
ネガティブは敵ではなく、むしろ人生を伴走する相棒と考える。
自分がネガティブに陥るパターンを把握し、そこからメンタルを整える手段をどれだけ持っておくかが大切。
③ 悩みは、自分の本質・本心・欲求を知ることのできるヒント。
④ 人は、自分が思っている以上に外的要因によって感情が浮き沈みしてしまうもの。→日記を書くなどして自分を客観視できるようにする。
⑤ 自分を下げる言葉（「そこそこ」「身の丈に合った」）を使わない。これは、現状に満足していないにもかかわらず、自分で自分を納得させようとしている。
⑥ 劣等感と優越感は表裏一体→人と比べて劣等感を抱く人は、つまるところ自分より立場にない人に対して優越感を抱いている。
⑦ 仕事で新しいことを始めるときは、事前に「ネガティブワクチン」を打っておく。楽観的ではなくあえてネガティブに考えてみる。ポジティブ思考のしすぎると「努力しなくなる」という危険性があるから。
最悪のシチュエーションを考え尽くした上で、成功させるための作戦を練る。
⑧ 普段からアイディアをメモしておく。定期的にそのメモを4〜5行にまとめ「企画」まで落とし込んでおく。「チャンス」が来たときのために、あらかじめ準備しておく。
⑨ チームワークの鍵は「価値観の言語化」→プロジェクトの目標、狙いが全員でしっかり共有できるようにする。
⑩ 人をたくさん褒める。褒めることはエネパとコスパがとても良い。褒めることで人の本質（弱点）が見えてくる。
。
Posted by ブクログ
著者は有名なTVプロデューサーらしいが、そうと知らずに「ごきげん」というタイトルに惹かれて手に取った。日々をごきげんに生きたい…と私が思うのは、「ごきげん」という言葉に何かポジティブで楽しげな、周囲に対するプラスの雰囲気のようなものを感じるからであり、本書での「ごきげん＝メンタルが安定していて、ブレない軸がある」という定義からも、大きく外れていないと思われる。「ネガティブを飼いならす」ための方法や考え方は参考になったし、「高いモチベーションや目標を維持できるのはごく一部の精鋭」など、ふっと肩の力が抜ける指摘もあって読みやすかった。
Posted by ブクログ
佐久間さんは自分を客観的に見れる人だな。
客観的にみて、自分がどれだけごきげんでいられるかを考えて、
不機嫌になる前に自分で自分をメンテナンスする。
私も取り入れたい技術だわ。
自分が何をすればご機嫌でいられるかを知る、
ってここ最近の私の課題かも。
↓取り入れたいと思ったこと↓
・ごきげんでいられる選択を重ねていく。
・人の失敗に寛容でいる
・仕事仲間を友達でないと意識する
・礼儀を持って適度な距離で接し、なあなあな関
係にならない。あえて距離を取る。
フレンドリーだけどドライ。
・小さなご褒美をちりばめる。
・ご褒美のエリアを広げる。
自分の近所だけではなく思い切って新幹線乗っ
て好きなこと遠征したり
・自分の生活の中に小さな成功体験を作る。
仕事だけじゃなく、プライベートでも成功と思
えることを増やす。
成功、と感じる感度を増やして成功したら習慣化する。料理だって、早起きだって、時間の使い方だって成功体験につながる
