堀江貴文のレビュー一覧
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8人のイノベーターが、それぞれの考え方や歩んできた人生の道のりを紹介し、堀江貴文さんがその考え方について感想を述べるという形式で書かれた一冊。
8人のイノベーターとは、
書道家として有名な『武田双雲』さん。
編集を得意とする『佐渡島庸平』さん。
原宿kawaiiの第一人者『増田セバスチャン』さん。
芸人の枠を越えて活躍中の『田村淳』さん。
YouTuberの先駆者『HIKAKIN』さん。
ホスト業界や秋葉原に革命をもたらした『小田吉男』さん。
役者を辞めULTRA JAPANを成功に導いた『小橋賢児』さん。
家族の会社化を主張する『岡田斗司夫』さん。
この8人に共通することは、「今楽しいと -
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ホリエモンらしき人物が、ひとりの冴えない青年を青年実業家に育て上げていくお話。
と言っても、オンザエッジからライブドアショックまでを題材にしているのはお約束。某テレビ局と謎のおっさんホリエモンの関係が、最大のフィクション。
会社設立から、いきなり上場が飛ばしすぎかなと思いました。上場に向けてのディテールが欲しかった。前半の会社を作るに必要なのはやりたいことではなく、何をやらないか。会社を作ろうとする人には、これは参考になる部分もあるのかな。
個人的にはホリエモンはそれほどの嫌悪感がありません。彼がやろうとするロケット事業や今後の活動を見守っていきたいですね。 -
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ホリエモンも寂聴さんもあくが強くて癖があって反発を覚えることも少なくないけれど、やはり気になる存在。
そのお二人の対論(対談ではないらしい)というからには是非とも読んでみないと!
うん、とっても面白かった。
堀江さんは当然と言えば当然であるが非常に頭にいい人である。しかしながら小難しいことを言わないのがいい。
漫画からの知識を平然と披露したり、案外と素直に相手の言う事を認めたり。
それと寂聴さん、とっても御歳90歳を超えているとは思えない!
記憶力の素晴らしさはさることながら、幅広い知識と新しい物事を取り入れようとする柔軟性に驚かされる。
それに、90歳を超えた人が京都―東京間を日帰り往復 -
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三部作もとうとうラスト。
失礼ながら「もう終わっちゃうんだ…」と少し残念に思ってしまいました。
終始ジメジメしたタッチでなく、楽しく、いや、軽い気持ちで読めていたからこその喪失感、ホリエモンの書き方の巧さもあるのかも。
出所後の仕事やお金に困らない算段があるかないかで日々の心の持ちようも全然違うだろうし、そういった意味でホリエモンは他の受刑者よりも前向きに過ごせてたのかもな…なんてことを読みながら思ったりもしました。
それにしても刑務所(長野刑務所限定ですが)についてかなり詳しくなったような錯覚が。当事者にはなりたくないですが…。
「塀の中から見えたこと」として「出所した人に偏見の目を持たず -
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ホリエモンこと堀江貴文氏が実刑を受けて入った長野刑務所での最後の生活を出所後に語った本。堀江さんは順応性が高いし、そのことが彼を経営者としても成功に導いた理由なんだと思わせる。
刑務所の中の話も含めて、エピソードが並べられているものを大きく越えるものではない。ここでは、意識的に「軽く」書いているところもあるようだ。堀江さんの事件を経た考えを知るには、その後に出版された『ゼロ』の方を読むべき。
藤田さんが面会のときに言った「無駄な8年」。堀江さんは「無駄っていうな」と言うが、やはりもったいない、という感覚をみな持つべきなのだと思う。ライブドアの人材はLINEなどネット業界中心に拡がっていると -
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久しぶりの経済小説。著者はホリエモン。
自分が当時17歳の時に初めて堀江貴文さんの著書『稼ぐが勝ち ゼロから100億 僕のやり方』を読んで、早くも10年。かつて時代の寵児であった堀江さんに憧れ「若くても起業経営が出来る」と大きな目標となった。その彼は2005年以降、様々な出来事に巻き込まれたが、この経済小説は1990年代〜2000年代のITベンチャーバブル(特にソフトバンクの孫さんとSBIの北尾さんであろうモデル)にフューチャー。経済小説としてはサラっとしているが、IT業界のバックグランドがあればより楽しめる1冊。
実に感動的な1節を改めてここに覚え書き。
『成金は攻めるのだよ、どんなときで -
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刑務所の中にいても、できうる限り多方面にアンテナをはって考えを巡らせてるのは「凄い」の一言。
この人の興味の幅、向学心はどこからどうして涌き出るのか…そしてそれを蔑ろにしないタフさはどうやって維持してるのかとか考えながら読んでました。
かと思えば、ガリガリ君ですごく喜んだり、等級が上がってドヤってたり…と子どもみたいなところも多分に出ていて「あー、ホリエモンも普通の人なのねー」なんて笑えるところも多く、かなり分厚いけれど飽きずに読めました。
そして長野刑務所の献立がとても気になるように。特に「梅びしお」と「むらくも汁」。「ハムのミルク煮」は名前通りなもので簡単なレシピなのかとかあれこれ気になり