堀江貴文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホリエモンと茂木健一郎氏との対談本。
250ページ以上のなかなか分厚い本なんだけど、
対談本ってこともあり、会話口調でサクサク読めた。
茂木さんは一時期テレビに引っ張りだこで、
脳科学者として、みんなから愛されるキャラクターと思っていたが、
彼もホリエモン的思考のいわゆる嫌われ者。
脳科学者界の中では、
歯に衣着せぬ物言いで、嫌われていたらしい。
茂木さんのtwitter のつぶやきからも身内である東大に対してだったり、大学教授へ対してだったり批判のツイートは多かったので、実は協調性よりも、内に秘めた固い信念があるんだな。とは思ったいた。
テレビでの発言は、大手メディア相手なので
尖ったことを言わないように、きちんと計算して発言していたとのこと。
この二人の対談本なんだもん。
検察をはじめ、日本の風土、国家に対して言いたい放題。
ちょっと気になった一文を抜粋してみる。
堀江
『三権分立なんて小学校で習うことじゃないですか。みんな日本では三権分立は当たり前のことと思っている。でもそうじゃない。戦後の大日本帝国憲法下での判検一体化のままで、実は日本はずっといるんです。仲間同士で検挙して裁判をしているんなら、そりゃあ有罪率99%になりますよね。身内なんだから。』
もっとも、基本的な三権分立ですら、実は本質はそうじゃないらしい。
建前的に、三権は分裂していなきゃだめなのに、検事は元判事もやっていたり、「判検交流」という風習すらあるらしいし、まさに絵に描いた餅。
腐ってる。
次、ちょっと長いんだけど以下のやりとり。
というか茂木さんの意見。
茂木
『外っていえば、日本で暮らしている外国人のストレスもすごく溜まっているんだよね。まずそもそも「外人」って呼ばれ方をすること自体に腹が立つし、人種差別主義者の都知事が平気で再選されるし。』
堀江
『ああ。』
茂木
『これみんな、僕の英文ブログに来た反応なんだけど、こういうのもあった。昔『オレたちひょうきん族』で、最後にNGとか出したコメディアンが磔にされたキリストの前に引き出され「許しを乞うよう祈りなさい」ってギャグがあったじゃん、ダメだと上から水がばさーって降りかかってくるっていう。』
堀江
『あったあった。』
茂木
『あれも、クリスチャンからするととんでもない怒りの対象のギャグのようで、日本人である俺達からするとただの悪意のないギャグなんだけど、外から見ると大変な怒りの対象になる。これはBBCが広島の二重被爆者をコメディ番組で取り上げたことに対する日本人の怒りと同等なものなんだよね。
自分たちは何気なく発したものでも、「外」にはそのことで心を傷つける人がいる。これと同じく、日本の問題に見えても、正しく「外」を意識するっていうのは、これからますます重要になると思うんだ。もっと言うと、日本でなにかと闘いたい人は、日本をラスボスと見なして、外からの視線を外圧としてうまく利用するぐらいじゃないと闘えない。』
これを読んで思ったのが、
乙武洋匡「僕は、カタワです」のツイートを思い出した。
悪気のない発言でも、それによって傷つく人がいる。
しかし、周りが気にしすぎても、当の本人は傷つかなかったり。
それを国規模で見ると、日本内での主観を捨てて
世界規模での客観で捉えることが大切。ということですな。
得意の『ガラパゴス』と言う言葉で揶揄されないように。
なんとなく流れに乗って
思考停止で人生を歩いている人が日本人には多いと思うけど、
この二人の『狂気』を感じ、汚い部分でも本質を捉え考える事が大事なんだな。 -
Posted by ブクログ
ネクタイはちょんまげ 弁髪 纏足=中国で、女性の足を大きくしないため、子供のときから親指を除く足指を裏側に曲げて布で固く縛り、発育をおさえた風習。唐末ごろに始まり、宋代から流行したが、清末に廃止運動が起こり、清滅亡後消滅した。
ウィキリークス【Wikileaks】匿名で投稿された内部告発情報をインターネット上で公開するウェブサイト。オーストラリアの元ハッカーが中心となって2007年に創設。非営利のメディア組織によって運営されている。重要なニュース・情報を一般公開することを活動の目的に掲げ、各国政府・企業などの内部情報を暴露。2009年にアムネスティインターナショナルの人権報道賞を受賞したが、2010年には米国務省の外交公電を公表して物議を醸した。
小沢一郎 海老蔵 ラスボス 革命の原因はセックスへの欲求不満 本当は浮かび上がってもいない シャーデンフロイデ リバイアサン=怪人 insane=狂気 パージ【purge】[名](スル)追放。特に、公職から追放すること。「旧政権の閣僚が―される」「レッド―」獄中記 Facebook -
Posted by ブクログ
本書によると、IT起業家には宇宙開発に投資をする人が多い。ホリエモンもしかり?で、かつて宇宙へ行くカプセルの開発に投資し、現在は北海道赤平にある植松電機(詳しくは『NASAより宇宙に近い町工場』にて)の土地で小型衛星用のロケットを開発している。
そんなホリエモンが本気で宇宙開発の現状にメスを入れたのが本書。公共事業からの脱却から、ビジネスベースへの転換を提唱し、豊富な裏付けに基づいた主張は納得いく事も多かった。
その主張は、ロケット・衛星の開発は民間で行い、ビジネスに乗らない宇宙科学分野を国家機関で実施するという事。
民営化を促すポイントとしては、①開発補助金②制度面の優遇③運用サポート。
開発初期を資金面でサポートし(キーワードはアンカーテナシーとコストアンドアワード)、衛星の電波や飛行に関する優遇をし、発射台の提供や信頼性の低い打ち上げ初期の衛星発注を約束する(EVの補助金みたいなもの)。
また新規ベンチャーが開発を成功させるポイントとしては、アポロ時代など予算が青天井の時代に確率された技術をシードマネーで安く買い取り、確実にステップアップしていくやり方だ。
このモデルは既に民間のスペースX社で実現されている。この会社はアポロ時代のエンジン技術をベースに、短期間でのロケット開発を成功させ、現在はファルコン9という、日本のH2-Aと同等の打ち上げ能力を持つロケットを、その半額のコストで実現させており、さらにドラゴンXでペイロードの大気圏再突入も果たしている
この事実はショッキングだった。
また宇宙開発が公共事業となった例が、スペースシャトル開発。固体ロケットのSRBは打ち上げ後回収して燃料を詰め直すのだが、政治的な力が働いたのか、それを発射場から遠く離れたユタ州で行い、電車で往復させる為に効率が悪い。運搬する為に構造は4分割となっているのだが、86年にはそれに起因したチャレンジャー号の爆発事故が発生している。公共事業となっている故に効率が悪いという主張だ。
そして宇宙開発のビジネス化を促進させるキーが、超小型衛星、むしろ携帯電話。携帯のような、小型かつ高度な電子機器の集積物を衛星として安価に大量に打ち上げる事で、補完した通信網の構築や、低価格空撮サービスといった新たな宇宙ビジネスの商品が生まれる。
そしてホリエモンは小型衛星を専門に打ち上げる低コストの小型ロケットの開発を先の北海道で行っている。
この本は宇宙開発に関する知識が膨大かつ新鮮で活き活きしている。特に民間における宇宙開発の現状をざっと知ることが出来る。ホリエモンの宇宙への熱意、そして開発への意欲が伝わってきた。
ビジネスベースで開発を行う一番のメリットは時間的効率の良さだと思う。過去を振り返ると、開発計画が長期にわたる為に、途中で開発方針が転換したり、プロジェクトが頓挫することが多過ぎる(本書のNASAの有人火星計画も然り)。その度にエンジニアは翻弄されてきたのだと思う。一方でスペースXやスケールドコンポジットなどの開発はスピード感に富んでいる。
先の例のように、民間の活力・ビジネスの仕組みと、国家の蓄積・サポートを上手く組み合わせて、宇宙開発を加速させていけばよいのでは無いだろうか。 -
Posted by ブクログ
夢が人を駆り立てる。宇宙に関してはそこまで詳しくないのだが、この本を読んだことで、人間と宇宙の関係について少なからず理解することができた。上を上を目指し宇宙に到着することになったのは、政治的経済的な理由によるものだとあったが、それはおそらくこの先も変わることはないだろう。そのもの自体に興味がある研究者と、それを取り巻く環境に興味を持つ政治家や経営者とでは、持つべき興味は違えど、相互に助け合うメリットというものがそこには存在する。宇宙はまだまだ未知な部分の方が多く、今行われているアプローチのままその解明につながるかどうかは定かではないが、自分が生きている間にその解明が進み、世界の常識となっていく日がくると考えただけでも本当に胸躍る思いがするのである。