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ライブドア事件のまっただ中、著者・堀江貴文氏の宇宙論に対して「会社経営に意欲をなくして怪しいロケット産業に手を出している」などと揶揄されてきた。しかし、それから約5年、堀江氏の宇宙ビジネスへの取り組みは続き、いま大きなビジネスチャンスが生まれようとしている。「宇宙」を誰よりも早く楽しく深く知ることで、未来の夢を見通す。
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Posted by ブクログ
最後まで夢とロマンが詰まってて最高だった。 2011年の本だしもう7年以上経つから現在の宇宙論が読みたい。 ビジネスとしてもそうだけど、得体の知れないワクワクというか、何か凄いことになりそうな予感が詰まった本。
宇宙に行きたい!って夢、自力で実現してる彼は凄い。この本の出版は2011年でロケット開発を手掛けていたのは、なんと2006年ライブドア事件の最中の事。 旧ソ連、米国での軍事開発&宇宙開発、日本国政府の宇宙開発や各規制や法律、北朝鮮のロケット開発、、、宇宙ビジネスに関する様々な事情が理解でき...続きを読むて成る程と。 17/07/30民間初のロケットMoMo打ち上げ失敗。 失敗は成功のもと!行動力あるのみ! 知りたい、見てみたい、触れてみたい、の好奇心と行動力で!未来を創れる人だなーと、改めて感心しました。
とても面白かった。宇宙のビジネス化はここまで進んできたんだなぁ。本自体数年前なので最新の情報がほしいなぁ
面白い。宇宙開発をロマンだけで終わらせずに持続可能なビジネスとして考えることが必要だという点に共感する。
IT業界で成功できたのは官の介入が少なかったことをあげ、これからの宇宙関連産業も民の力が必要であることを説く。気になるのは核物質を宇宙と地球の間で運搬するあたり。反原発・反核というのが出所後の彼にとっての検察に次ぐ敵になるのではないかという予感がする。まあ今回の件で懲りてるだろうから深刻な対立は避け...続きを読むるだろうけど
ホリエモンの本は何冊か読んだ。いちばん良かったのは『君がオヤジになる前に』。一方、この本はホリエモンの宇宙への本気度が伺える。
ちょっち専門用語が多すぎて難しかったとこもありましたが、面白かったです。漫画家の「あさりよしとお」さんが宇宙計画に参加しているとは!
本書によると、IT起業家には宇宙開発に投資をする人が多い。ホリエモンもしかり?で、かつて宇宙へ行くカプセルの開発に投資し、現在は北海道赤平にある植松電機(詳しくは『NASAより宇宙に近い町工場』にて)の土地で小型衛星用のロケットを開発している。 そんなホリエモンが本気で宇宙開発の現状にメスを入れた...続きを読むのが本書。公共事業からの脱却から、ビジネスベースへの転換を提唱し、豊富な裏付けに基づいた主張は納得いく事も多かった。 その主張は、ロケット・衛星の開発は民間で行い、ビジネスに乗らない宇宙科学分野を国家機関で実施するという事。 民営化を促すポイントとしては、①開発補助金②制度面の優遇③運用サポート。 開発初期を資金面でサポートし(キーワードはアンカーテナシーとコストアンドアワード)、衛星の電波や飛行に関する優遇をし、発射台の提供や信頼性の低い打ち上げ初期の衛星発注を約束する(EVの補助金みたいなもの)。 また新規ベンチャーが開発を成功させるポイントとしては、アポロ時代など予算が青天井の時代に確率された技術をシードマネーで安く買い取り、確実にステップアップしていくやり方だ。 このモデルは既に民間のスペースX社で実現されている。この会社はアポロ時代のエンジン技術をベースに、短期間でのロケット開発を成功させ、現在はファルコン9という、日本のH2-Aと同等の打ち上げ能力を持つロケットを、その半額のコストで実現させており、さらにドラゴンXでペイロードの大気圏再突入も果たしている この事実はショッキングだった。 また宇宙開発が公共事業となった例が、スペースシャトル開発。固体ロケットのSRBは打ち上げ後回収して燃料を詰め直すのだが、政治的な力が働いたのか、それを発射場から遠く離れたユタ州で行い、電車で往復させる為に効率が悪い。運搬する為に構造は4分割となっているのだが、86年にはそれに起因したチャレンジャー号の爆発事故が発生している。公共事業となっている故に効率が悪いという主張だ。 そして宇宙開発のビジネス化を促進させるキーが、超小型衛星、むしろ携帯電話。携帯のような、小型かつ高度な電子機器の集積物を衛星として安価に大量に打ち上げる事で、補完した通信網の構築や、低価格空撮サービスといった新たな宇宙ビジネスの商品が生まれる。 そしてホリエモンは小型衛星を専門に打ち上げる低コストの小型ロケットの開発を先の北海道で行っている。 この本は宇宙開発に関する知識が膨大かつ新鮮で活き活きしている。特に民間における宇宙開発の現状をざっと知ることが出来る。ホリエモンの宇宙への熱意、そして開発への意欲が伝わってきた。 ビジネスベースで開発を行う一番のメリットは時間的効率の良さだと思う。過去を振り返ると、開発計画が長期にわたる為に、途中で開発方針が転換したり、プロジェクトが頓挫することが多過ぎる(本書のNASAの有人火星計画も然り)。その度にエンジニアは翻弄されてきたのだと思う。一方でスペースXやスケールドコンポジットなどの開発はスピード感に富んでいる。 先の例のように、民間の活力・ビジネスの仕組みと、国家の蓄積・サポートを上手く組み合わせて、宇宙開発を加速させていけばよいのでは無いだろうか。
理系のくせして技術的なところは読み飛ばす。ホリエモンの主張。1、宇宙開発は公共事業に成り下がっている。民間の普通が通用する。2、今の宇宙開発の効率指標は間違っている(これ気づくのすごい)3、2の考えと違う所にニーズはあるはず。と、ここまで最後の章を読むまでの感想。 最後の章、そんなことはどうでもよ...続きを読むかった。人生一度きり、もっといろんなことをしたい。そして、固定観念に縛られない自分でいたいと思った。
ビジネス化を通じて、少しでも多くの人を宇宙に送り込む。単なる金持ちの旅行ではなくて、一般の人でも気軽に、具体的には1000万程度で行くことのできる宇宙旅行を目指す。 堀江さんらしい考えでとても感銘を受けました。 「チャンスのあるところには、有能な人が集まってくる。」というフレーズが個人的に妙に心に残...続きを読むりました。 自身としても、何かヒントになるものがあったように思えます。
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ホリエモンの宇宙論
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