御立英史のレビュー一覧

  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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    哲学

    ◯権力
    ・権利が提供する保護は、その権利を認めて尊重しようとする他者の意思に依存する
    ・暴走するトロッコをめぐる難問


    ◯復讐
    ・悪に悪を返して善になることがある(やりすぎなければ、2度目の悪はやりすぎなければさ実は悪ではない
    ・タリオンの掟(目には目を)は自分ごととして共感を呼び起こさせる、共感は同情よりも)強い、そして復讐に上限を決めた
    ・現代はこれに比べわすがな補償でよしとされている、命の価値が小さい

    ◯罰
    ・報復のためというのが周り回って最も大きな狙いであることが多い。
    ・客体への態度: 望ましい行動をした場合は褒め、逆は無視するという方法で動物同様人間のコントロールも可能

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    2024年03月15日
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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    ちょっと長すぎて途中でだれる。
    でも考える技術を磨くということは大事だと思う。そう思ってまた読み返そうと思える長さなら良かった。

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    2024年02月24日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    久々にすごく面白かった。時を全て読んでしまいました。
    理由は事実をもとにしつつ、ある種の物語であるところ、人と人との関係性や思いなどが散りばめられていた。
    事実と見てもよし、架空の物語と見るもよし、だとは思う。
    ただ一つ難点を挙げるとするならば、時間軸が捉えづらかった。先の年に行ったり、戻ったりするところが分かりにくかった。

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    2024年01月30日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    世界一とも言える大企業GEの内情が詳らかにされ、こんなことが起こっていたのかと感嘆も嘆息もさせられる。GEだからこそ変えられない社風や文化が悪い方向に進み誰にも止められなくなってしまった。
    最高の製品を持つ企業が勝つわけでもなく、最もシンプルなストーリーを、わかりやすく語った者が勝つと言う言葉に深く考えさせられ、巻末の巨大化した組織の文化、意思決定、会計に関する詳細な洞察を与えられ、何らかのかたちでリーダーの役割を果たしている人であれば、この本から学べることは多いはずだ。と言う言葉には同意しかない。

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    2023年11月24日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    日本法人の過去の一末端の従業員として、ここで書かれたGEの凋落を中で体験した。海の向こうのおひざ元で、こんな問題が起こっていようとは。詳細はこの本で知った。詳細を知るには、距離と、職務階層が低すぎた。とは言え、当時GEの問題はよくマスコミで取り上げられていた、ともあった。私もアンテナを高くしていたらアクセスできていたとも思った。中の人ほど中のことを知らない。
    一言でいうと、greedy とarrogant. GEの経営はこの言葉で表されると思った。ウェルチが築いた圧倒的企業にあぐらをかぎつづけたImmeltとその取り巻き。経営に苦労したかもしれないが、真の経営はしていない、キャピタルという机上

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    2023年11月10日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

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    様々な事例とともに、サブスクリプションビジネスの意味や実態について説明した本。特に後半の、マーケティング、営業、会計、ITといった企業の根幹をサブスクビジネスにおいてはどのように位置付ければ良いかという部分は頭に入れておきたい。

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    2023年09月27日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

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    今更ながらに目を通しました。

    一番大事なポイントを私なりの言葉で書くと、「サブスクリプション=月額課金制ではなく、顧客ニーズに応え続ける継続サービス型ビジネスモデルである」ということでしょうか。

    本書は前半で「サブスクリプション」モデルを分かりやすく解説し、後半では企業での導入の仕方をマーケティング、営業、ファイナンシャル、ITなど部門ごとに解説しています。
    翻訳書ですが読みやすいです。

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    2023年09月10日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    人間関係あるところに権力はつきものですが
    今まで権力に対して深く考えたことは少ないと思います。

    僕もそのうちの1人でしたがこの本を読んで
    人間関係あるところに権力はつきもので、
    自分のチームや仲間などの利他のために権力をどのように使用すればいいのか?
    という「権力」の使い方を知ることができました。

    【読んでほしい人】
    ・会社でマネジメントをしている人
    ・将来的にリーダー経験を積みたい人
    ・人間関係を権力の観点から考え直してみたい人

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    2023年09月09日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    ビジネスマンとして教科書的存在であったGEの栄光と凋落を描いた作品。特に製造業に携わる人には共感できるところも多いと思うので是非読んでほしい。

    実態を伴っていなかったことは後々わかるのだが、GEの経営手腕は日系大手企業と比較して凄まじく先進的に感じた。それでも凋落するのがこの世の常。
    この本を読んだ後、盛者必衰という言葉を思い出し平家物語を読み返したくなりました。

    最後に海外のビジネス書なので、日本とはまた違ったオシャレな言い回しも多くてそこも面白い。

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    2023年07月28日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    演劇の役割を演じる、組織にコミットする、他社の利益に貢献する
    といった考え方をこれからの人生に取り入れていこうと思う。

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    2023年06月13日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

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    最後の星野リゾートの話が1番面白かった。

    本著で言いたいことは、3つ
    1 正確な情報を社員と共有する。
    2 境界線を明確にして自律的な働き方を促す。
    3 階層組織をセルフマネジメントチームに置き換える。

    情報共有が大切であることは、経験から理解できる。
    その後に起きる、問題も詳しく書かれており、実際起きそうな問題ばかりであった。
    その点が、優れた著書であると感じた。

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    2023年05月05日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

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    とても読み応えのあるビジネス書でした。本書はサブスクリプション・ビジネスを陰で支えているズオラ社のCEOが書いた本ですが、ビジネスパーソンが書いた本にしては、非常に深く、かつ包括的に書いてあって感銘を受けました。サブスクリプションというと新聞・雑誌などの定期購読をイメージしがちですが、本書が述べているサブスクリプション・モデルとは、要は「デジタル時代の大規模ご用聞きモデル」と理解しました。サザエさんに出てくる三河屋の三平さんは磯野家のご用聞きですが、彼は磯野家の好みや家族構成などいろんな情報を知り尽くした上で、長期的に磯野家を「ロックイン」しています。定期的にお米やら味噌やらを言われなくても持

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    2023年05月02日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    GEは日本の総合電機メーカーが目標にしていた会社。
    しかし、GEの凋落と日本の総合電機メーカーの凋落が同時期に一致しているのは怖いくらいだ。

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    2023年01月09日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    トップが絶対の権力を持ちすぎることで
    組織が崩壊していく。
    でも、その裏にあるのは、利益を最大化したい
    投資家からの過度なプレッシャーなのではないか。

    トップになることで、高額な報酬が待っている。
    激しい競走に耐え抜き、トップに立ち、
    自分の権力を絶対化する。
    取締役会会長になることで、取締役会を
    機能不全とし、
    外部に対してはうまく行っているように
    見せる。
    こうすれば、誰からも文句は言われない。

    そのために、GEキャピタルは、
    会計処理のための、道具をさまざなに提供してきた。
    いざ、これが問題視されると、
    取り繕うために、

     キャピタルの売却
     アルストムの買収
     デジタルの立ち上げ

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    2023年01月09日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

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    エンパワーメントとは、個人や集団が本来持っている潜在能力を引き出し、湧き出させることを意味しており、「権限委譲」や「能力開花」と訳されます。 組織における自律性の向上、社員が持っている能力の発揮、意思決定の迅速化といったメリットが期待できます。と訳される。
    しかし社内で実行するとなると困難極まりない。
    この本を読むと考え方、手順、また起こる問題が物語として分かりやすく書いてある。
    後書きの星野社長の言葉も飾らなくて、素晴らしかった。

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    2022年12月31日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

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    今、自身の所属している会社が、このサブスクリプションモデルへの変革で苦しんでいる所なので、非常に生々しく実体験と重ね合わせて読めた。
    しかしながら、2022年になり、これまでIT特にソフトウェアのビジネスモデルとして絶好調だった企業のビジネスの伸びが鈍化して来ているのをみて、この先、どうなるのか?という興味も。

    この本では、大きく、サブスクリプション・エコノミーの到来、サブスクリプション・モデルで成功をつかむというブロックがあり、その中でモノ売りからの脱却と、その中でもビジネスの内側で最も気になる営業体制、マーケティング、ファイナンスが語られている所が良いところ。

    この本は時間を空けてもう

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    2022年08月23日
  • セールスフォース式 売れる組織に変える9の方法―――SALES MACHINE

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    社内で話題になっていたのでその日のうちの買って読んだ。
    インサイドセールスに関わる方は非常によみやすく、あるよね〜という話が多く興味深いです
    コールドコール2.0のはなしは、意味もなく大量にコールするのってどうなの?っていう感じだった。

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    2022年05月03日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

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    ネタバレ

    雑誌で星のリゾートの特集があり、そこで紹介されていた本。

    感想。
    とても良かったです。私の好きな組織運営と考え方。こういう組織で働きたい、自分だったらこういう組織を作りたい、と思いました。
    一方で企業規模次第(非常に大きな企業の場合とか)かえって非効率なやり方になる気もする。

    備忘録。
    ・強い会社、生き残る会社とは、顧客と品質を最優先にし、収益性とコスト効率を高め、市場変化に迅速に対応しつつ、イノベーションを継続できる会社。

    ・顧客は、顧客が接する社員がその場で意思決定し問題解決してくれることを望む。そういう組織が強いのは明らか。ただ、これができる会社は稀。

    ・社員の方も、感覚的には、

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    2022年01月16日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    ネタバレ

    コンサルを辞めた理由の一つに、営業活動の難しさがあった。
    知らないことでも、さも知っているかのように振る舞いクライアントにBUYされる。そーゆー立ち振る舞いが出来ず、一旦コンサルを離れて時間をかけてその力を身につけたかった。

    結局まだ身についていないが、この本の内容はかなり役に立つ。
    コンサル時代の自分は基本的に「プレイロー」の立ち振る舞いだったのだと気づけた。
    上司からはよく「自分らしく振る舞うことも大事だけど、演じることも大事だよ」と諭されていたが、嘘っぽさが嫌でできなかった。ただ、まさにこの本に書いてあったように「助けを必要とする人のために使う」と思っていれば、もっと前向きに試行錯誤で

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    2022年01月09日
  • DISRUPTORS 反逆の戦略者―――「真のイノベーション」に共通していた16の行動

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    破壊することが全てではありませんが、イノベーションを起こした企業がよくわかります。
    知っている会社があるのは何より嬉しい。

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    2021年11月20日