御立英史のレビュー一覧

  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書
    子供の話しは聴くようにしているつもりだけど、本当にちゃんと聴いていたか、改めて考えさせられます。

    考えられる子供になってもらいたいものです。
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書
    子育ての本としても、法学・哲学の主要テーマの入門書としても楽しく読める。「平凡な体験の中にも哲学的な問いが潜んでいる」(p.223)ことが豊富なエピソードで語られ、「自分なりに適切と思う方法で考え抜いたうえで、自分はそれに同意するかどうかを判断する」(p.396)姿勢が示される。
    読後は、興味を持っ...続きを読む
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書
    500ページを超えるボリュームがあるが、テーマそれぞれに息子2人との会話をしながら安易に紐解くので、読みやすい。哲学とは考える技術である。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    伝説の経営者ウェルチ時代からグレーな会計で成長してきたという点注目。それがイメルトの時代には持たなくなった。
    取締役会をはじめとするガバナンスは大事。CEOはYESマンではなく自分に反対し、声を上げてくれる取締役をそろえるべき。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    理想の経営者・組織とされたGEの崩壊の経緯は日本と変わらないような気がする
    Jウエルチ時代に仕込まれた歪が、日本的とも思える[白人]男性優位主義・会計操作で限界に達するまでが、結果から振り返って描かれる
    こんな会社を称賛していた社会が日本より好調な日本には更に闇が?
    この時GE買っとけば今なら......続きを読む
  • 日本人のための平和論
    「平和学の父」と呼ばれるノルウェー出身のヨハン・ガルトゥングの著作。
    平和の大切さを訴える抽象的なものではなく、日本がより平和主導の国になるための具体的な方途が提示されている。
    例えば。
    日本の外交をさらに良くする4つの提案。
    ①領土の共同所有
    ②東北アジア共同体
    ③専守防衛
    ④対米従属からの決別
    ...続きを読む
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
    ビジネス書だったが、かなり興味を持って読めて面白かった。サブスクリプションは思ったより奥が深い。定期収益という考えや、チャネルの考えは特に勉強になった。なによりも顧客と直でつながっているという状態に価値があると学んだ。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    読み物として面白い。
    あのGEがここまで衰退するとは誰が思ったか。
    時代と共にマネジメントの正解は変わっていくのに、人は変わらない
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    周囲が「まずい」と認識してからの衰退は早かった。
    しかし、その問題が発生し始めてからダウ工業株平均からGEの株が除かれるまでの間は約40年。

    40年に渡ってゆっくりと衰退していった。
    「経営者が無能」と一言で表される問題ではないでしょう。

    外からは復活するかに見えたGEが、どうして衰退しまったの...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    2023年18冊目。満足度★★★★☆

    かつて、時価総額世界No.1、トリプルAの格付、NYダウ採用銘柄で最も長い歴史を誇ったエクセレント・カンパニー・GE

    日本でも特にジャック・ウエルチ時代の経営について、賞賛するメディアが多かった

    しかし、実はそのジャックの時代から水面化では内部崩壊を始めて...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    GEの凋落が生々しく描かれていて興味深い。リーダーのあるべき姿やステークホルダーからの扱われ方等勉強になる部分もあった。
  • DISRUPTORS 反逆の戦略者―――「真のイノベーション」に共通していた16の行動
    シンプルな事例紹介の書籍。「反逆」のタイトル通りに逆境などドン底な状況や、八方塞りの状態から「どのように脱却したか」を淡々と紹介。
    自身とは住む世界が違うような業種であっても「そういう考え方もできるのか」と刺激を得られる。

    かなりボリューミーで読みごたえがものすごい。その分、自身の環境や業務が「も...続きを読む
  • スタンフォードの権力のレッスン
    いつかは自分も権力を手にするかもしれない。仕事で上に立つ役割を任せられるかもしれない。そのときのために、と思って読んだ一冊だった。「権力は誰しもが持っている」という言葉にハッとさせられた。権限と権力は違う。まずその違いからスタートした。

    パワーアップ(権力があることを示す行動)、パワーダウン(逆に...続きを読む
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント
    ■社員の力を引き出して会社運営させるためのハウツー本
    ■経営者が読んで実行するとよいと思うが、従業員が読むとかえってモヤモヤしてしまうかも・・・
    ■書いてある内容は、わかりやすく、良いものだった
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    2023年2月20日時点で、GEの株価は83ドル。

    すでにGEヘルスケアは分社化され、
    2024年にエネルギー事業はGEベルノバに、
    航空機事業はGEエアロスペースに分社化される。

    コロナ禍では34ドルまで下落していたわけだから、
    株価だけ見れば、いまのところスピン・オフ戦略は
    うまくいっている...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    盤石だと思われていたGEの内実が興味深い。収益を極端に追求する様子は良くも悪くも米国企業を感じる。デジタルに舵を切った時は外から見た際には素晴らしい戦略かと思っていたが、実態とのギャップが激しかったことを理解した。
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
    『サブスク』という言葉で色々なサービスが提供されつつある日本。日本ではサブスク=月額課金と受け取られがちだが、本書ではそれが大きな間違いであることを指摘している。
    悲しい事に日本では言葉だけが独り歩きし、結局は中身は以前と変わらず、そして目新しいと思われた言葉が数年後には鎮撫化してしまうというのがよ...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    エジソンはお飾り、J.P.モルガンによる資金力で生まれた
    どんなビジネスでも成功させる方法を知っている会社

    ウェルチ 
     マネジメント効率 金融 ランキングによる人員削減
     1980から2000年で売上5倍、株価40倍 企業買収
     実質 全米7位の銀行 AAAのGEキャピタルと エジソンコンデュイ...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    ウェルチCEO時代、GEという巨大コングロマリットがどのように構築されたか。従業員が受けていた苛烈な業績へのプレッシャー。その裏にあった会計トリック。
    イメルト時代の経営方針の迷走。コーポレートガバナンスの欠如。
    などなど、名声の裏で機能不全に陥っていたGEの実態を描く衝撃作。
    日本のコングロマリッ...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    GEのことは、仕事の一部が競合することもあって、何かとベンチマークの相手としつつも到底叶わない相手と思ってきたのに、内情はこうだった、と知って、ガッカリすることしきり。

    違法ギリギリの会計手法については、JPモルガンがせっせとレポートを出していたので、新しい話ではなかった。やはり、キャッシュフロー...続きを読む