コンサルを辞めた理由の一つに、営業活動の難しさがあった。
知らないことでも、さも知っているかのように振る舞いクライアントにBUYされる。そーゆー立ち振る舞いが出来ず、一旦コンサルを離れて時間をかけてその力を身につけたかった。
結局まだ身についていないが、この本の内容はかなり役に立つ。
コンサル時代
...続きを読むの自分は基本的に「プレイロー」の立ち振る舞いだったのだと気づけた。
上司からはよく「自分らしく振る舞うことも大事だけど、演じることも大事だよ」と諭されていたが、嘘っぽさが嫌でできなかった。ただ、まさにこの本に書いてあったように「助けを必要とする人のために使う」と思っていれば、もっと前向きに試行錯誤できていたんだろうな…と思う。
とにかく、自分に必要なことしか書いていないこの本を何度も読み、実践を通じて早く身につけていきたい
以下メモ
・自分を捨て演じた人ほど、広義に説得力と魅力、真実味もあった。
・その人らしさがうすれることはなく、何故かよりリアルな印象を受けた
→演じる事を忌避していたが、こう書かれるとやる気になれる
・善良な人間として権力を持ち続ける方法をしらないために、権力を不適切な他者に明け渡してしまう
→あるある。だが、経験則では時間をかければ解消される。ただ、組織等全体感で見れば非効率なわけで、自分のためではなく組織のために意識しておくことが必要
・あなたの権力は他者があなたを必要としている程度で決まる
→その通りだと思う。今までは、他社に必要性をわかってもらうのに時間をかけすぎていた。そこを改善したい
・部下も人材としての価値に応じて権力を持っている
→上司が権力を持っているような気がしていたが、確かに優秀な部下はPowerを持っていた。
・注意は権力の通貨である
→たしかに。注意をコントロールすることで、Powerもいじれると言うことだ
・ノーと言うことは権力を上手に使って責任を果たすために欠かせない
→コンサルでも無茶なことを言うクライアントにノーと言うことが大事だった。これもPowerをいじる重要なポイント
→てか、邦題がいけてない気がする。なんだ権力って。そのままPowerでいいのに
・あなたの助けを必要する人のために、Power up、Power downを使わなくてはいけない時がいつかくる
・集団の中では、それが最も重やるのある選択肢であることも少なくない
・持続する権力は。グループの共通の目的や利益を推進する為に最善のことをすることで得られる
→自分のためではない。自分のためだとうまくいかない。他者、組織の為に振る舞うと思えば自分でもできる気がする
・軽んじられないようにパワーアップしながら、脅威を与えないようにパワーダウンを組み合わせる
→自分は基本プレイローなので部下、後輩には慕われていた。ただパワーアップが苦手で上司、クライアントとの関係構築に時間がかかってしまっていた。反省
・演技とは自分をマネジメントする規律あるアプローチ、行動規範
・自分の快適な空間から一歩踏み出す勇気を持つ必要がある
・隠したり、装うことにエネルギーを使うのではなく、受け入れ、深く掘り下げ命を吹き込む勇気を持つことが必要
→昔全然モテなかった友人が急に女遊びをする姿を見て、「自分が変わるのって嫌じゃない?」と言う質問を投げかけたが、彼はそんな表面的なことではなくきっと勇気を持ち、自分の中を深く掘り下げて進化していたのだろう…
・プロットから外れるな
・自分の考え、感情、行動を自分が他者に対して追っている責任と一致させること
・パワフルに行動するとは、役割を引き受けると言う挑戦だ
・自分から離れ、他者にとって自分は何者か、自分の行動は世界にとってどんな意味があるのかと言うことに意識を向かわせる
・演じることは抑制ではなく、エンパワー
→つまり空気を読むということ。自分は苦手。。ただ、組織のためと思えばできるかもしれない
・集団のために個人的リスクを取ろうとする意思は最も信頼できるステータスの源泉
・人は責任者の行動を隅々までみている
・「準備万全」まで待っていたら手遅れになる
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