デボラ・グルーンフェルドのレビュー一覧

  • スタンフォードの権力のレッスン

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    人の上に立ったあとは、もしくは権力を身につけたあとは、どう振る舞えばよいのか・・・。そういった悩みに対して明確に答えを出してくれる、そんな本です。

    そもそも、権力は自分のためではなく他人や組織のために使うべきもので、そのためのノウハウや失敗例が豊富に説明されています。

    今後の行動において実践したい言葉が詰まっています。特に、あえて自分を抑えて振る舞うパワーダウンという考え方や、役割に応じた行動・演技を求められる、という点は、きちんと言語化されていることも含め大変わかりやすいです。

    リーダーシップ論の本はいくつか読んできましたが、こちらもよい本だったと思います。いつかその日のために読んでお

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    2025年12月07日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    人間関係あるところに権力はつきものですが
    今まで権力に対して深く考えたことは少ないと思います。

    僕もそのうちの1人でしたがこの本を読んで
    人間関係あるところに権力はつきもので、
    自分のチームや仲間などの利他のために権力をどのように使用すればいいのか?
    という「権力」の使い方を知ることができました。

    【読んでほしい人】
    ・会社でマネジメントをしている人
    ・将来的にリーダー経験を積みたい人
    ・人間関係を権力の観点から考え直してみたい人

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    2023年09月09日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    演劇の役割を演じる、組織にコミットする、他社の利益に貢献する
    といった考え方をこれからの人生に取り入れていこうと思う。

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    2023年06月13日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    ネタバレ

    コンサルを辞めた理由の一つに、営業活動の難しさがあった。
    知らないことでも、さも知っているかのように振る舞いクライアントにBUYされる。そーゆー立ち振る舞いが出来ず、一旦コンサルを離れて時間をかけてその力を身につけたかった。

    結局まだ身についていないが、この本の内容はかなり役に立つ。
    コンサル時代の自分は基本的に「プレイロー」の立ち振る舞いだったのだと気づけた。
    上司からはよく「自分らしく振る舞うことも大事だけど、演じることも大事だよ」と諭されていたが、嘘っぽさが嫌でできなかった。ただ、まさにこの本に書いてあったように「助けを必要とする人のために使う」と思っていれば、もっと前向きに試行錯誤で

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    2022年01月09日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    原題は『Acting With Power』です。
    著者は社会心理学の研究者です。スタンフォードMBAでの講義が本書の元になっているようです。学術的要素の強い一冊と言えるでしょう。

    【メモ】
    ・権力はあらゆる役割や関係性の中に存在する
    ・正式な権限がなくても権力を持つことは可能
    ・権力は他者があなたを必要としている程度で決まる
    ・ステータスがなくても権力を持つことは可能

    ・ノーという能力は、権力を上手に使って責任を果たすために欠かせない

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    2025年12月07日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    いつかは自分も権力を手にするかもしれない。仕事で上に立つ役割を任せられるかもしれない。そのときのために、と思って読んだ一冊だった。「権力は誰しもが持っている」という言葉にハッとさせられた。権限と権力は違う。まずその違いからスタートした。

    パワーアップ(権力があることを示す行動)、パワーダウン(逆に自分は弱っちいでーすと示す行動)…色々あった。言葉に出来ないけど、色々考えさせられた。

    ひとつ確信を持って言えるのは、権力は自分のためじゃなく他人のために使うべきだということ。自分のために権力を行使するのは、ダメージの方が大きい気がした。

    あとは、傍観者にならない。いじめについてこんなに毅然と書

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    2023年03月20日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    仕事だけ出なく、日常の人間関係の中でも権力に絡むような出来事はある。
    この本は大人だけ出なく、小学生とかが読んでも面白いと思う。生き方の参考になるのでは

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    2022年06月12日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    自分に求められる役割を演じる

    出来るふりをするとか、別人になりすますのではない

    自分らしく…だけでは足りないときもある

    肩書きがつくとき、人は肩書きで見てくる

    であれば、肩書きに求められる役割を演じるべき

    それが求められているから

    演じていくうちに人格が磨かれて、自然と行動できるようになれたら良いと思う


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    2022年04月15日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    スタンフォード大学における人気講義を書籍化した一冊。タイトルが「権力」なので、どうしてもイメージが「支配」「管理」といったものに片寄ってしまいます。著者は集団や組織が専門分野とのことですが、ここでは、広い意味で権力を捉えています。これは現在の組織体制にも合っているものだと感じます。

    ▼本書は、支配よりも責任を優先し、ありのままの自分であろうとすることより人間としての成熟を優先して権力を獲得する方法を論じる。自分自身にではなく自分が置かれている文脈に意識を向けることで、権力を上手に身につめるための本だ。
    ▼権力について書かれたほとんどの本は、権力を使って他者に勝つ方法を説いている。だが、私がこ

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    2021年09月18日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    マネジャーとして一区切りしそうなときに読んでおり、そうでなければもっと入り込めた=★5つだったかも。

    部下に好かれているかどうかを気にしすぎるマネジャーとはまさに自分のことであり、これが結局自分のことしか考えられていないと映るということか。こうしたマネジャーは皮肉なことに、職場に混乱と無秩序をもたらして嫌われると断ずる。

    一貫したメッセージは「与益原則」。真の権力とは、他者に対する約束を誠心誠意守ろうとする姿勢で得られる。自分の行動は、他者に、世界にとってどんな意味があるのかに意識を向ける。他の誰かが拍手喝采を受けるあいだ、静かに座っていられるような自信を持つ。

    そのためにはカリスマ性な

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    2021年08月14日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    大変面白い本です。また読みやすいです。
    いたるところにパワーワードがあり、メモをとりながら読み進めました。
    セコイアパートナーのジェス・リー、オプラ・ウィンフリー、ゲームオブスローンズ、スタバCEOなどなど登場人物も名前を知ってる人ばかりなので、興味をそそられながら読み進めることができます。
    いろいろ参考になったなかで、印象に残ったフレーズをひとつ選ぶとすれば、
    p266 「権力の濫用」はそこにいない人に対して、自分の価値を証明するための行動」と言う場合がある。っていうとこでしょうか?例として、イーロン・マスク、スティーブ・ジョブス、ラリー・エリソン、ベソズなどなど。。があげられていました。「

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    2021年08月24日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    自分に読解力が無いだけなのかもしれないが、権力を手にした際に「謙虚にしなさい」「モラル守りなさい」と言うことを本一冊費やして説明された感じ。内容には同意しかないが新しい発見は少ない。

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    2023年05月21日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    pp104-106
    play low 自分を小さく見せる戦略
    これはついやりがち


    「宥和の徽章」オスカー・ワイルドの表現
    敵対心がないことを示すために弱々しく微笑む

    p135
    losing plot プロットを見失う
    イギリスの表現
    予想外の危険な行動をとること

    *権力は使い分けが必要。権力を持っていないアピールが勝つこともあると感じた。
    私自身は権力に特別な興味を持っていないが、権力保持を演じる必要性のある場面では演じるようにしている。

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    2022年05月28日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    与益原則。まさに組織のヒエラルキーで上に立つ者はこの原則に基づいて決めてほしい。

    なんとなく仕事ができて、とんとん拍子で出世して、頭はいいけど結局何がしたいのか分からなくて、自分の保身しか考えていない権力者が多すぎる。

    そういうやつに限って、人にまで上を目指せという。自分は苦労してるんだから、お前も上に上がろうと苦労しろ、上がって苦労しろ、ということなんだろうか。大きなお世話だ。

    私は権力なんてうまく使えないと自覚してる。演技もできん。そうあろうとすることをそもそも諦めている。

    なまじ頭はいいから、自分はできると思い込み、それでうまく行ってきたからそのままで人の上に立てると思ってる人が

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    2021年12月17日
  • スタンフォードの権力のレッスン

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    316ページ
    「行動する人(傍観者の逆でアップスタンダーとあう)」とは、人のために自分の社会資本や権力を使うことをいとわない人のことだ。親切心や利他的精神、あるいは何かへのお返しと言う理由だけでそうするのではなく、集団の存続と発展のために必要だと言う理由で行動する人のことだ。
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    権力を有する人はその権力を行使する責任がある、それも適切な形で。

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    2021年08月16日