御立英史のレビュー一覧

  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

    Posted by ブクログ

    『サブスク』という言葉で色々なサービスが提供されつつある日本。日本ではサブスク=月額課金と受け取られがちだが、本書ではそれが大きな間違いであることを指摘している。
    悲しい事に日本では言葉だけが独り歩きし、結局は中身は以前と変わらず、そして目新しいと思われた言葉が数年後には鎮撫化してしまうというのがよくある話。
    原書は2017年、翻訳版の本書は2018年。そこそこ増刷を重ねており淘汰の激しいビジネス書の中では息の長い本書である。つまりは世の中の消費者がサブスクを支持し、提供する側の会社もなんとかそれに追従している現れの一つなのかもしれない。
    著者はアメリカのズオラの創業メンバー。日本よりは変化の

    0
    2023年01月04日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

    Posted by ブクログ

    エジソンはお飾り、J.P.モルガンによる資金力で生まれた
    どんなビジネスでも成功させる方法を知っている会社

    ウェルチ 
     マネジメント効率 金融 ランキングによる人員削減
     1980から2000年で売上5倍、株価40倍 企業買収
     実質 全米7位の銀行 AAAのGEキャピタルと エジソンコンデュイット
     利益平準化 本来のCP短期債券発行+GE資産の高値購入

    2001年  イメルト
     後継者選びを公開 営業力のイメルトへ
     エンロン不正会計で 2002年 米国企業改革保成立にて 利益操作不可能に
     ヘルスケア、再生可能エネルギー分野の企業買収
     保険と再保険会社の売却 損失の可能性ある再保

    0
    2022年11月30日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

    Posted by ブクログ

    ウェルチCEO時代、GEという巨大コングロマリットがどのように構築されたか。従業員が受けていた苛烈な業績へのプレッシャー。その裏にあった会計トリック。
    イメルト時代の経営方針の迷走。コーポレートガバナンスの欠如。
    などなど、名声の裏で機能不全に陥っていたGEの実態を描く衝撃作。
    日本のコングロマリット、東芝などに関心のある投資家も必読です。
    コングロマリットがなぜディスカウントされるか、これを読めば感覚的にわかると思います。

    0
    2022年10月25日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

    Posted by ブクログ

    GEのことは、仕事の一部が競合することもあって、何かとベンチマークの相手としつつも到底叶わない相手と思ってきたのに、内情はこうだった、と知って、ガッカリすることしきり。

    違法ギリギリの会計手法については、JPモルガンがせっせとレポートを出していたので、新しい話ではなかった。やはり、キャッシュフローが大事という当たり前の真実に行き着く。

    Oil & Gasの分野のことは、あまり良く分かってなかったので、為になった。

    0
    2022年09月14日
  • DISRUPTORS 反逆の戦略者―――「真のイノベーション」に共通していた16の行動

    Posted by ブクログ

    知らない実例だらけでとても参考になった。と同時に実例とその年を知るごとに焦りが増してしまう。
    透明性、多様性、実力派集団の結成、上から権力で押さえつけないこと、など多くの本で取り上げられることを実践している企業が実在するんだなぁと知る。
    働いてみたいなぁー

    0
    2022年08月06日
  • スタンフォードの権力のレッスン

    Posted by ブクログ

    仕事だけ出なく、日常の人間関係の中でも権力に絡むような出来事はある。
    この本は大人だけ出なく、小学生とかが読んでも面白いと思う。生き方の参考になるのでは

    0
    2022年06月12日
  • 伝説の創業者が明かす リッツ・カールトン 最高の組織をゼロからつくる方法―――エクセレントに動く社員を育てる共感のリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    顧客志向でサービスやビジネスを考えること、従業員全ての人と同じ価値観を共有することがどんな業種であれ、ビジネスを発展させて行くために重要であることを学んだ。また、新しい技術(カードキーやボイスメールなど)は、顧客の受容タイミングを考慮して早く取り込み過ぎたとして元に戻す姿勢が顧客志向を徹底していてなるほどと思った。

    0
    2022年05月05日
  • スタンフォードの権力のレッスン

    Posted by ブクログ

    自分に求められる役割を演じる

    出来るふりをするとか、別人になりすますのではない

    自分らしく…だけでは足りないときもある

    肩書きがつくとき、人は肩書きで見てくる

    であれば、肩書きに求められる役割を演じるべき

    それが求められているから

    演じていくうちに人格が磨かれて、自然と行動できるようになれたら良いと思う


    0
    2022年04月15日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

    Posted by ブクログ

    星野リゾートで採用されている教育法で知られる。
    組織内のどの役職同士であっても秘匿情報はなく、それゆえフラットに議論し合うことで、組織目標が向上すると示唆する。

    日本の組織じゃあ実践は相当困難だよねえ、上層部がこの本読んでくれればねえ、と思う人が大半なのでは。

    そんな人こそ、今のうちからこの本を読んで自分の担当やグループ内でも少しずつ実践や経験を積むことをすすめたい。

    0
    2022年01月13日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

    Posted by ブクログ

    情報の透明性は大事と言われて久しいが、情報を構造化、ナラティブ化して、適切に共有できていなかったと反省

    0
    2022年01月08日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

    Posted by ブクログ

    読みやすそうだけど、専門用語がたくさんあり十分に理解できなかった。
    サブスクリプションというのは物を所有する事から利用する事に人々のニーズが変わってる事により流行ってきた業態なんだなーということがわかった。
    定額料金とは似て非なるもので常にアップグレードされてる商品を利用できるというメリットがある。

    0
    2021年11月22日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エンパワーメントに関する本。
    前から気になっていたが意を決して読書

    メモ
    ・エンパワーメントの3つの鍵
      正確な情報を全社員と共有する
      境界線を明確にして自律的な働き方を促す
      階層組織をセルフマネジメントチームで置き換える

    ・エンパワーメントの別名。起業家精神、オーナーシップ、エンゲージメント、インボルブメント。メンバーがもっている知識、経験、モチベーションの力を解放し、驚くべき成果をあげることの必要性に着目したもの。

    ・信頼がエンパワーメントの鍵

    ・部下を育てるのは情報共有という行為。上司はあらゆる情報を共有することで部下を信頼していると示さなければならない。

    ・自律した

    0
    2021年11月01日
  • スタンフォードの権力のレッスン

    Posted by ブクログ

    スタンフォード大学における人気講義を書籍化した一冊。タイトルが「権力」なので、どうしてもイメージが「支配」「管理」といったものに片寄ってしまいます。著者は集団や組織が専門分野とのことですが、ここでは、広い意味で権力を捉えています。これは現在の組織体制にも合っているものだと感じます。

    ▼本書は、支配よりも責任を優先し、ありのままの自分であろうとすることより人間としての成熟を優先して権力を獲得する方法を論じる。自分自身にではなく自分が置かれている文脈に意識を向けることで、権力を上手に身につめるための本だ。
    ▼権力について書かれたほとんどの本は、権力を使って他者に勝つ方法を説いている。だが、私がこ

    0
    2021年09月18日
  • スタンフォードの権力のレッスン

    Posted by ブクログ

    マネジャーとして一区切りしそうなときに読んでおり、そうでなければもっと入り込めた=★5つだったかも。

    部下に好かれているかどうかを気にしすぎるマネジャーとはまさに自分のことであり、これが結局自分のことしか考えられていないと映るということか。こうしたマネジャーは皮肉なことに、職場に混乱と無秩序をもたらして嫌われると断ずる。

    一貫したメッセージは「与益原則」。真の権力とは、他者に対する約束を誠心誠意守ろうとする姿勢で得られる。自分の行動は、他者に、世界にとってどんな意味があるのかに意識を向ける。他の誰かが拍手喝采を受けるあいだ、静かに座っていられるような自信を持つ。

    そのためにはカリスマ性な

    0
    2021年08月14日
  • スタンフォードの権力のレッスン

    Posted by ブクログ

    大変面白い本です。また読みやすいです。
    いたるところにパワーワードがあり、メモをとりながら読み進めました。
    セコイアパートナーのジェス・リー、オプラ・ウィンフリー、ゲームオブスローンズ、スタバCEOなどなど登場人物も名前を知ってる人ばかりなので、興味をそそられながら読み進めることができます。
    いろいろ参考になったなかで、印象に残ったフレーズをひとつ選ぶとすれば、
    p266 「権力の濫用」はそこにいない人に対して、自分の価値を証明するための行動」と言う場合がある。っていうとこでしょうか?例として、イーロン・マスク、スティーブ・ジョブス、ラリー・エリソン、ベソズなどなど。。があげられていました。「

    0
    2021年08月24日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

    Posted by ブクログ

    ストックをフローへ変えるビジネスモデルに転換させることは念願です。とくに、継続的な投資と回収を繰り返すアプリケーションソフトのようなモデルでは。ハードウエアプラットフォームをふくめて、サブスクリプション化ができるSaaSモデルでは、他にない得られないサービスであれば、実現ができるのかもしれません。

    0
    2021年07月23日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

    Posted by ブクログ

    サブスクリプションがどういうものか,またこれからどのように企業の中で活かされていくか,分かりやすく書かれていた.

    0
    2021年03月24日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

    Posted by ブクログ

    物語仕立てで、わかりやすい。サクサク読み進められる分だけ、そんな簡単にいかんだろうと思う部分もなくはないんだけどさ。ただ物語の中でも、簡単ではなかった旨、何度も言われていてさ。本書で言われていることは、あくまで方向性やステップとしての提案であって、具体的な進め方、成否はその組織の努力にかかってくるということだろう。星野リゾートの社長の体験がまえがき、あとがきであるのも、話に奥行きを与えてくれたと思う。簡単にみえるけど、簡単じゃないんだよね。

    0
    2021年03月08日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

    Posted by ブクログ

    新しいビジネスモデル

    サブスクリプションを導入した企業の事例が豊富に載っていて、とても面白かったです。
    インサイトがいかに重要かわかりました。
    ただ、マーケティング知識が乏しいため、それをいかに活用して戦略を立てるのか見えてこない部分もありました。
    また、一企業の財務諸表を見た時に、売り上げが落ちて投資費用が増加していることの理由が(フィッシュ)サブスクリプションの導入によるものだと判断できるかは、難しいところです。
    2度読みましたが、ソフトウェア企業の事、ITについてなど難しいところがちらほらあります。

    0
    2021年03月06日
  • サブスクリプション―――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サブスクリプション 2021.02.28

    - これからのビジネスの目標は、まず特定の顧客のウォンツとニーズに着目し、そこに向けて継続的な価値をもたらすサービスを創造すること
    - 全米の小売の売り上げの85%はリアル店舗で発生しており、今も増加している
    - ハードウェア事業には季節性がありアップダウンが大きいが、サービス事業は一貫して予測可能な成長を示している
    - 筋書きを逆転させるとは、全ての発想を製品からではなく顧客から始める
    - スターバックス:お客様に店に行きたいと思ってもらえるようなショッピング体験を提供すること、その体験をリアルだけでなく、デジタルとモバイルの関係の中でも提供するこ

    0
    2021年03月01日