御立英史のレビュー一覧

  • スタンフォードの権力のレッスン

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    人の上に立ったあとは、もしくは権力を身につけたあとは、どう振る舞えばよいのか・・・。そういった悩みに対して明確に答えを出してくれる、そんな本です。

    そもそも、権力は自分のためではなく他人や組織のために使うべきもので、そのためのノウハウや失敗例が豊富に説明されています。

    今後の行動において実践したい言葉が詰まっています。特に、あえて自分を抑えて振る舞うパワーダウンという考え方や、役割に応じた行動・演技を求められる、という点は、きちんと言語化されていることも含め大変わかりやすいです。

    リーダーシップ論の本はいくつか読んできましたが、こちらもよい本だったと思います。いつかその日のために読んでお

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    2025年12月07日
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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     大学で哲学Dだった私、、、。哲学って何と思って読み始めたのですが、深く感銘を受けました。文化的な背景が色濃い作者ですが、深くあらゆる角度から考え考察し導かれる考えには、重みと尊厳があると知りました。考える方法、考察力を学べた良書でした。

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    2025年10月12日
  • 安楽死の医師~自ら「死」を選んだ患者と家族に起きたこと

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    2025/09/25
    カナダで医療介助死(MAid=メイド)を行う医師。救命が全てだと思っているだろう医師が死を望む人のため実行する、その葛藤はどれほどのものだろう。並大抵の精神力では保たない。スイスのディグニタスで幇助していたエリカ医師が長期間続けられたのは自身の後悔からだと読んだことがあるが、真面目に深く考える人こそ自分が壊れてしまうのだと感じた。ホームドクターが最期まで、という考え方は素晴らしいと思う。日本にもホームドクター制度が欲しい。

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    2025年10月04日
  • 社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント

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    星野リゾートの教科書という売り文句に惹かれて読みました。
    情報の均一化は確かにと思うし、経営者の勇気が試される。
    ただ、経営者の判断を担当者が確実に実行するためには同じ情報を持っていたほうがいいし、精度も上がる。
    経営者だけでなく担当者も参考になる良書です!

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    2025年06月22日
  • 安楽死の医師~自ら「死」を選んだ患者と家族に起きたこと

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    カナダで2015年の最高裁判決により2016年から合法化された「医療介助死(MAiD)」。MAiDを行ってきた80代の女性医師が書いたMAiDの進展と患者の物語。著者はMAiD合法化のニュースを聞いて(自分には知識・経験もなく、まだ研修プログラムも存在しないため)自ら自習計画を立て、自ら連絡して研修に赴き、医療介助死協会設立にも関わってきている。まず70代にしてその前向きな意欲に頭が下がる。
    患者の物語を読むと医療介助死の重要さが身に染みて感じられる。必ずしも医療介助死を選ばなくとも医療介助死できるということが人生の最後を豊かにできる。また、それとともに医療介助死に携わる医師を始めとする関係者

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    2025年05月02日
  • 安楽死の医師~自ら「死」を選んだ患者と家族に起きたこと

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    安楽死にカナダで最前線に立って関わる医師の記録。
    すごく考えさせられた。
    日本での安楽死の導入には大変なことがたくさんあると思うけれど、自分は安楽死が認められる世の中になってほしいし、自分も人に頼らざるを得なくなった時に、選択肢としてあるといいなと思ってしまった。
    医療の発達により、生きること、死ぬことも自然に任せられなくなっている世の中で、自分で決めることが尊重される方法ではないかと思った
    突然ではなく、決められた日に周囲に感謝を述べて、見守られて、人生を終えられることはある意味幸せの一つなのではないか。

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    2025年04月14日
  • 早回し全歴史―――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる

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    ほう、全歴史とな?と思ってまずイメージしたのが、猿時代の人間…だったハズなのに、宇宙の始まりから書かれていて、第一声は「何言っちゃってんの」だった…。
    読んだは読んだけど、宇宙の歴史はてぃんぷんかんぷん…。ま、本の二割くらい人間の話になって、安心したん…だよねぇ。
    一応、地球上では人間が一番社会の複雑さを保っているらしいのぅ。すごいと思うけど、いつか死にかけのデカくなった太陽に地球は飲み込まれちゃうんだから、どうでも良くなっちった。
    他にも、人間のような複雑さを保った未確認生物がいるとしたら、死ぬ前に挨拶くらいはしたいと思った…(出来っかな…)。

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    2025年02月20日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    寝かしておいた本をようやく読んだ。読み始めたら一気に読めた。GEってアメリカの工業化社会を推進した魂的な存在だったのに、その凋落ぶりっといったら急速で、お「奢れるものも久しからず」か。繁栄を押下しているときに腐敗は始まっていて、その後始末をする人が哀れだということがよく分かる。

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    2025年02月16日
  • DISRUPTORS 反逆の戦略者―――「真のイノベーション」に共通していた16の行動

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    DISRUPTORS 反逆の戦略者
    「真のイノベーション」に共通していた16の行動
    著:デイビッド・ローワン
    訳:御立 英史

    おもしろかった。

    アメリカ流イノベーションを捨てて、世界中の知られざる「小さな最先端企業」はどう戦っているのかを見てみよう。
    シリコンバレー後の世界を、反逆のビジネス戦略をもって再構築する

    偽物のイノベーションを捨てよう。

    イノベーションは、一定のやり方に従えれば計画的に起こすことができる
    イノベーションは、科学である
    イノベーション管理を、ISO279、という世界標準にする
    偉大なアイデアは、何かの副産物として思いがけずに生まれる

    世界で展開されるビジネス戦

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    2025年01月16日
  • 早回し全歴史―――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる

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    天文学、考古学、歴史などのジャンルを超越して宇宙の誕生から未来を俯瞰するというスケールの大きな本。
    学生のうちに読んでおきたかった。こういう視野でモノを考える経験を学校教育の中でもぜひ行ってほしい。

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    2024年12月14日
  • 早回し全歴史―――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる

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    ここまで「全歴史」を「早回し」で読んでみると、人間による「文化の時代」がいかに短いのか、また、現在この世の中で大手を振っている「人間」の矮小さがよく分かる。現在の人新世についてだけでなく、今後の超未来について、10^40年後の「あらゆる物質の熱的死」というというとんでもないタイムスケールのことまで書かれていて、いやはやすごいことです。

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    2024年11月06日
  • 早回し全歴史―――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる

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    非常に面白い。ビッグバンから未来予想までを300ページ程度にまとめている。産業革命以降の歴史を少ししか取り上げていないのが面白い。

    宇宙はベージュ色
    人類ができてからの合計は1000億人でその1割弱が今いる
    時間軸とスケールが壮大過ぎて想像すると自分の悩みがちっぽけに感じる。

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    2024年09月25日
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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    哲学について、興味はあるけれどなかなか手が出ませんでしたが、本書はとても分かりやすく読みやすいです。読んでいて笑ってしまうこともしばしば。良い本でした。

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    2024年09月06日
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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    最高だ!最高だ!最高だ!
    って大声で大いに叫びたいほど素晴らしい!
    哲学の本なのに泣き笑いが止まらない,最高の子育て書だと思う!
    細かいことはいい,みんな,読んで!

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    2024年09月05日
  • 早回し全歴史―――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる

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    生きてるのが辛いならこれはいいよ! 宇宙のでき方から始まるこの本は、自分がどんな奇跡で生を受けたのか?も考えさせてくれる内容だった。
    そんでもって、身の回りで起こる出来事はマジで些細すぎることを感じさせてくれる!

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    2025年12月02日
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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    面白かった!哲学についての幅広い知識を得られながら、日常の特に子育て世代には子どもとの関わりにも落とし込まれていて更に考えさせられる。子どもはみんな哲学者だとはその通りだと思う。

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    2024年07月12日
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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    ネタバレ

    12のテーマについて、著者の2人の子どもとの対話をもとに、哲学の考え方を「子ども語訳」していく。どのテーマも身近で、誰もが一度は(それこそ子どもの頃に)考えたことがあるだろう。
    個人的に最も印象に残ったのは、夫との関わりをイルカの調教のようにした妻の話だ。本書で挙げられていたこの行動の気になる点は、例えばパワハラをする上司だとか、学力の高い生徒には無料で学習の場を提供して合格実績を吊り上げる塾だとか、そこに感じる気持ち悪さにも通じると個人的に感じた。
    また、個人的には、子どもは小さい大人ではない、との主張も考えさせられた。昨今は子どもの自主性を尊重する学びが重視されている傾向があり、私もそれに

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    2024年07月04日
  • 早回し全歴史―――宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる

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    宇宙はどのように生まれたのか?
    生物はどのようにして誕生したのか?
    恐竜はなぜ絶滅してしまったのか?

    自分の知りたかったことが、この本に書かれていた!
    扱われている単語は少し難しいものの、歴史の流れの描かれ方がかなりわかりやすく、勉強になる本だった!

    歴史に興味がある方はぜひ読んでみてほしい!!

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    2024年06月03日
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか

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    読みでがあった。
    巨大なコングロマリットの問題が全て入っていて、巨大企業の問題点のデパートといった感じだ。
    日本の大企業の取締役会の緩さも考えさせられた。

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    2024年05月04日
  • 父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書

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    法哲学のスコット・ハーショヴィッツ氏の著書。哲学というとっつき難いテーマを自身の息子達との会話を切り口に深く考察する本書。日本でのタイトルのまま、圧倒的に面白い。また全12章に亘る内容も権利や罰のような著者が得意とする分野から男女、差別のような昨今よく取り上げられるテーマ、無限、神のような根源的でスピリチュアルなイメージの話題まで、哲学で読み解いている。息子達とのやり取りはユーモアに満ちていて、学術的な堅苦しさを一切感じない。それでいて考察は深く、育児本としての解釈もできる。知的謙遜を学び、知的謙遜を子ども達にも伝えられる大人にも子どもにも伝えたい本。

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    2024年03月22日