御立英史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレエンパワーメントには、社員がオーナーシップの感覚を持つことが必要。そのためには社員を信頼すること。
社員の経験や知識を解き放ち、目標達成のために発揮させること。
第1の鍵
全社員と正確な情報を共有すること。タイムリーな情報、すべての情報。
第2の鍵
境界線を引いて、自律的な働き方を促すこと。
何を話すか、だけでなくどう話すかも大事。一方的に支持するのではなく、パートナーとして扱う。
階層を減らすだけでは、新たな官僚組織ができるだけ。
自律的な働き方に移行するためには、境界線の明確化と方向づけが必要
第3の鍵
階層思考をセルフマネジメントチームで置き換える。
レジ担当者に小切手の受け入れの権限 -
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Posted by ブクログ
与益原則。まさに組織のヒエラルキーで上に立つ者はこの原則に基づいて決めてほしい。
なんとなく仕事ができて、とんとん拍子で出世して、頭はいいけど結局何がしたいのか分からなくて、自分の保身しか考えていない権力者が多すぎる。
そういうやつに限って、人にまで上を目指せという。自分は苦労してるんだから、お前も上に上がろうと苦労しろ、上がって苦労しろ、ということなんだろうか。大きなお世話だ。
私は権力なんてうまく使えないと自覚してる。演技もできん。そうあろうとすることをそもそも諦めている。
なまじ頭はいいから、自分はできると思い込み、それでうまく行ってきたからそのままで人の上に立てると思ってる人が -
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Posted by ブクログ
ネタバレ指定教本その2。
ざっくり、「サブスクモデル」についての本。
ただ単に料金形態の話ではなく、ビジネスモデルそのものが変化しているんだよということ。
ーーー製品中心から顧客中心へ すべての発想を、製品からではなく顧客から始める
必要なのは「車」ではなくて「移動」。
届けたいのはモノ・サービス・体験ではなくて、その効果 ってこと。。。
サブスク文化、とは自社のサービスを使ってくれている顧客に確実に成功してもらうこと。
そしてそれを自社の収益に変換すること
サービスを売ることよりもそれを適切に「使って」もらうことの方が難しい・・・
アドビのサブスク化の分析がすごいなあと思ったのは
事 -
Posted by ブクログ
ネタバレ確かに本の中であるエンパワーメントが確立できたら理想の組織に出来上がると思います。
会社は従業員が主役であることや、ピラミッドを逆に、など共感する事がすごく多かったです。
スタッフ全員が経営者的感覚をもち、行動できるようになれば天国のような会社になることは間違いないでしょうし、できればそうありたいと思いました。
ただ、この本の内容を100%を実行する自信が無いのも事実で、会社スタッフ全ての人間に全てを共有する事はなかなか難しいのかなぁと思いますが、全てを知らずに経営者感覚を持てるかと持てないと思いますし… 難しい…
スタッフと経営者で業務での齟齬のチェックはハッとさせられました。これは試 -
Posted by ブクログ
いい本だと思いますが、自社の規模的に、参考にできるところが少ないという印象を受けました。
その中でも、情報共有は素晴らしいと思いますし、それをエンパワーメントの小さな第一歩にしたいと思います。
自社の経営理念は「情熱的な経営にもっと利益を。」です。
経営にはそもそも「道徳」と「経済」の両方が必要だと思っています。
理想ばかり言っていても利益が伴っていなければ何も達成できない。
逆に、利益が出ていても理念がなければただの拝金主義にしか思えない・・・。
(少林寺拳法の、力と優しさ、の共存みたいな感じ)
世の中の中小企業の社長は、どうしても前者が多いです。
そんな素敵な社長達の夢を実現するために、 -
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Posted by ブクログ
・サブスクリプションは顧客起点でありサブスクリプションほどワントゥワンマーケティングをよく実現する仕組みはない。
・顧客接点のチャネルにおいてもウィンウィンの関係を築ける。
・ストーリーマーケティングを誰のどんなニーズに応えるか、そしてそれはなぜ求められているかを発信するマーケティングが重要になってきている。
・プライシングとパッケージングはサブスクリプションにおいて1番テコ入れができるところ。
・サブスクリプションの革命は商品を顧客に移転させてしまえば終わりだったビジネスが顧客と長期にわたって継続する関係を結ぶことへと変わった。
顧客が知りたい情報は
・この会社と組めば自分の仕事や事業に -
Posted by ブクログ
お客様は神様です、が、いろいろな無理難題をそれに見合った費用を支払わずに行う言い訳になってしまっていることがあります。
恐らくは、もはや顧客と直接接することのなくなった「リーダー」たちが、本来考えるべき「一歩先のビジョン」を考えることなしに日々の問題をやり過ごそうとしたことが、そうした状況を置き去りにしてきたのかもしれません。
リーダーも個々、失敗してしているはずです。
リーダーだから間違えない、リーダーだからいつも正しく判断する、ということが無理であることは、日本の「リーダー」たちの歴史が証明していると思います。
「上」と「リーダー」をごっちゃにして考えることを一日も早くや -
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Posted by ブクログ
星野リゾート星野社長監訳。本編よりたった数ページの監訳者あとがきが五臓六腑に染みわたる。
エンパワーメントには、次の3つの鍵が必要になる。
[第1の鍵]正確な情報を全社員と共有する
[第2の鍵]境界線を明確にして自律的な働き方を促す
[第3の鍵]階層組織をセルフマネジメント・チームで置き換える
[第1の鍵]のポイント
・会社の情報を共有し、信頼関係を築く
・階層組織の思考を廃し、全員が経営者意識を持って行動することを促す
・失敗を学習の機会と考える
[第2の鍵]のポイント
・説得力のあるビジョンを設定する
・社員が自分の目標と役割を明確にできるようにする
・行動の根底にある価値観を