椹野道流のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
淡海先生、ちょっと……
海里君と、倉持さんの為に。書き下ろされた朗読劇が、なぜ、妻と愛人の二股かけてる夫と、その妻の会話なのよ。もう少し、それらしい話は、無かったのかな?難易度高過ぎなんじゃない?けど、若者は、悩め!悩め!そして、大きくなれ!
-
Posted by ブクログ
祖母から譲り受けた芦屋の古い一軒家に暮らす眼科医の遠峯朔(とおみね さく)の元に、高校の部活で一緒だった後輩、小説家の白石真生(しらいし まなぶ)が転がり込んできて、はや3年目。
自宅で執筆の仕事をする真生は、格安家賃のお礼(?)に、家事一般を引き受け、美味しい御飯を作る。
前回、「夜食本」もいいかも、と書かれていて、お約束を果たした形。
「心の小腹」がすいたところを、あたたかく満たしてくれる。
何だか危うい感じで始まった同居だが、何事もなく3年目に入るというのは、相当なところで好みが一致したり、許せるところがあるのだろう。
今回のトピックスは、初めての喧嘩。
家で仕事をする人は、全ての家事をしなくてはいけないのか。
でも、喧嘩さえもほほえましい。
4月から始まる1年間。偶数月は朔の視点、奇数月は真生の視点。
こここそが自分の、自分たちの家、という認識を深め合っていく日々でもあり。
正月に帰省してきて、両親の家は自分の家という気がしなかった、という二人。
久しぶりに会って、親たちの老いを実感した、と話し合う。
今まで自分の頭を上から押さえつけていた「親」という存在に、そういう考え方ができるようになったのは、自分の仕事に自信が持てた、生活の安定を実感出来ている、そういう境地に達したのだろう。
うらやましくも理想の生活。
自分の仕事を頑張って、食の好みの合う人、気の張らない人と食卓を囲む。
幸せだなあ・・・ -
購入済み
純佳さんなるほどねー
純佳さんがいることで、淡海先生が無敵になっちゃって、周りの人に対して雑になる…っていうのは、なるほどっていうか、鋭い観察眼。アドリブの演技の利かせ方といい、彼女ただ者じゃないね!!
確かに、何冊か前に淡海先生が海里くんにやったことはホントに許しがたかったから、それで純佳さんが「兄貴このままじゃヤベエ」って思うのは無理ないかも。
淡海先生だめだよねー、今回本当に腹が立ったわ。海里くん達が純佳さんのことで突っ込んだら、「この前の意趣返しなら甘んじて受けるべきかもしれないけど、でも妹のことだけは!」ってキレそうになるし。え?じゃあ、海里くんにとって「芸能界のことだけは!」ってとこは無視なの?相手の一番大事なとこ、自分は確信犯で刺しといて、自分の大事なとこだけは聖域扱いなの?って思った。うん。純佳さん、お仕置きして正解。突き放して正解です。先生、もうちょっとシッカリすべきです。
あ、そして、海里くんの兄ちゃんと奈津さんの妊活終了騒動も、ビッグな話題でした。そして、出した結論が良いですね。特別養子縁組って、なんか最近の小説にやたら出てくる気がする…ジェンダーとか発達障害とかと同じで、そういう要素を小説に登場させる流行りかなーと思うけど、それで理解が広まるのは良いことだと思います。 -
Posted by ブクログ
シリーズ13作目。
前作で出会った元女優・倉持悠子の朗読イベントに手伝いとして参加した海里は、目の不自由な女性瞳に出会う。
一方、昭和のレシピを現代風にアレンジして提供していた夏神の元に、新聞社から取材の話が舞い込む。
そして、今回の幽霊は、瞳を見守る祖父の幽霊。怪我をした孫を心配し、孫の花嫁衣裳を見るまでは死ねないというお祖父ちゃんの想いを夏神たちが叶える。
前作に続き、2人とも悩みながら着実に前へ進んでいこうとする姿が印象的。そして、何より海里、夏神、ロイド、3人の絆の深さが随所に際立つ。そんな3人の姿に元気をもらえる。
瞳が言った“優しい差別”という言葉にはハッとする。視覚障害ではないけれど、病気で足の不自由な知人がいる。私自身“可哀想”という言葉は上から見ているような気がして嫌いなので、まず使わない。それでも、健常者よりは日々の暮らしの中で大変なことが多いのだろうとは思ってしまう。それを差別と言われると、どうしたらいいのか分からない気持ちもある。
でも、受け取る側が差別だと感じたなら、それは差別なのかも知れない。難しい。
その上で、倉持の言った“自立することは大切だけど、それが孤立とイコールになってはいけない”という言葉が重く刺さる。 -
購入済み
やってくれたな
淡海先生、時に黒いな…って思ってたけど、今回はマジでやってくれたよね。海里くんは善意の解釈で受け入れていたけど、私だったら縁切るレベルだわ~
と、同時進行で少女カンナちゃん騒動。
こちらは、パパさんの(ちょっと重すぎる)愛情とか、夏神さんが慣れない女の子対応を頑張ってたりとか、温かいシーンがたくさんで良かったです。 -
購入済み
舞台出ちゃったね!
なんというラッキーアクシデント。さすが小説(笑)偶然が重なりまくって、久々の舞台。良かったねぇ。
ご都合が良いなぁとは思うけど、海里くんがイキイキしたから良かったです。
そして、因縁の女優さんとばったり!
そりゃ、簡単に許せないでしょ。何甘いこと言ってるんだこの女子。海里くんの対応なんて超優しいよ!!さすがだよ! -
購入済み
人違いで
…人違いで、人を殺すな!!!(笑)
幽霊にも色んなパターンがあるなーと最近思ってたけど、今回は酷い。ブラックアウト寸前まで首絞めといて「あれ?間違えちゃった!」って。
まぁ、お陰で海里くんとロイドの友情が確かめられたわけですが。そして、海里くんはやっぱり良い子だよね。フミさんも、ホントに海里くんが彼氏だったら、死ぬことなんてなかっただろうなー -
購入済み
盛りだくさんだったなー
海里くんが、お母さんにぶっちゃけ話を聞いたり、夏神さんの「彼女」の件がやっと(そして大胆に)動いたり。なんか、色々と良かったです。
海里くんは、本人も良い子だけど、お兄ちゃんもお母さんも、そしてお父さんもたいへん素敵な人達だね✨
他にも奈津さんのエピソードや、これまでとは違うパターンの幽霊・塚本くんのエピソードなど、盛り沢山でした! -
購入済み
夏神さん繊細!
もともとそうだったけど、今回はまた夏神さんがおセンチだったなぁ。大切な人達を次々失ってきたから、根本的に怖いんだろうけど。海里くんみたいなポジティブ野郎が側にいてくれて良かったです。
彼女のご実家の件も、だいぶ長い我慢となりましたね。いつか上手く行くと良いなぁ。 -
購入済み
こっちのお店も超うまちょう💖
夏神さんの料理も美味しそうで食べたいけど、師匠の洋食屋はホントに至福の料理が出てきそう!(庶民だから、これ以上のレベルだと多分繊細すぎて美味しくなさそうなのよね)
食べたいなぁ…
船倉さん、出てきたと思ったらあっという間に亡くなってしまって残念。とても良い師匠でしたのに。
亡くなっても、夏神さんの中に、また海里くんやロイドの中に在り続けるヒトなんだろうけど、やっぱもうちょっとこの世でワチャワチャしててほしかったです。 -
購入済み
今回も面白かった
熱血刑事さんの過去。互いに違う意味でだったけれど特別な相手を、ずっと特別だと思ってきた生き方(彼女は生きてないか…)が切なかったです。
そして、兄ちゃんが前回打ち解けたと思ったらだいぶ崩壊してきた!それも含めて良い感じ! -
購入済み
芸能人グッバイ
芸能に限らず、記者ってほんとタチ悪いイメージだよね…まぁ、それを知りたいっていう一般人がいるから成り立っちゃうんだろうけど。海里くん、まじでお疲れ様でした💦正攻法で撃退できて良かったね!!
しかし、夏神さんにも何か秘密があるみたい。
それを、敢えて突っ込まずに待つ海里くんはさすがです。いつか、その誠意で夏神さんの心を解いていくのでしょうね。今後も楽しみ✨ -
購入済み
温かい話や✨
カイリの境遇が酷すぎて、出だしは重たかったけど、夏神さんの頼もしさやロイドのちぐはぐさ、そしてファンの幽霊青年とのやり取りに、心がどんどん温まるお話でした。
カイリ自身の、実は真面目で優しいところが要なのでしょうね。