椹野道流のレビュー一覧
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YA小説として読んでみたが、おもしろい!設定もさることながら、謎もちゃんと筋が通っているけど、難しすぎず、ちゃんと想像ができる。小説を読みながらアニメを見ている感じで想像も容易い。続きも早く読みたい。
p.180 「一方で、そんな民が納める税で、私は養われておる。よい衣を着せられ、1度たりとも飢えたことがない。すべて、民のおかげだ」
p.203 「民草(たみくさ)であろうか王であろうが、服を剥げば同じ裸ん坊、肌を切り裂けば、ただの肉と糞の袋じゃな。いかに体を鍛えようと、徳を積もうと、そこを変わらぬ」
「じゃが、それでもなお夢を抱き、己が価値観の物差しを持って、それぞれが高みを目指す。 -
Posted by ブクログ
ちょっと変わったお客さんが来る「ばんめし屋」のシリーズ、第17弾。
タイトルの意味は、ずいぶん後の方で腑に落ちる。
グラタンのしょっぱさの中に、栗とかさつま芋とか、ちょっと甘いものが入っていると、驚きがあって美味しいですよね。
前回は、海里の2.5次元ミュージカルの頃からの後輩で、コツコツと努力の人だった、里中李英が思わぬ挫折を味わうお話だった。
運命の悪戯で、二人が再び同じラインに立った、という感じがした。
そのせいだろうか・・・
お互いに胸の奥に抱いていたモヤモヤがついに爆発?
真逆でありながらどこか似ている二人ならでは、相手に対する賞賛の気持ちと引け目がぐるぐる追いかけっこしてしまう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレガッツリねたばれ
法医学ミステリーかと思っていたら、まさかのホラー!!
ホラーも好きだからいいんですけど、あくまでも法医学という科学的なものに基づいたミステリーだと思って読んでいたので、ビックリしたという……。
まさかダムに沈んだ少女が髪の毛むしっていたとは……。
誘拐された4人の女の子達は、しかし不憫すぎる。
1人を犠牲にするという選択、そりゃあ追い込まれたらするよなぁって。
犯人以外、誰も悪くないのに、PTSDになって最期は呪い殺されるとか、かわいそう過ぎる。
純粋な法医学ミステリーじゃなかったのは残念だけど、ストーリーとしては、そこそこ面白かったので続刊も読んでみようかな。 -
購入済み
一言でいうと
毎回主人公とまわりの人たちが、少しずつ前を向いて成長していくお話。
今回は主人公と後輩君が初めてギクシャクしちゃうんですが、お互い反省して仲直り。みんな良い人なので助けられながらも自力で頑張るところが好きでついつい読んでしまう。 -
Posted by ブクログ
このシリーズもいったい何冊読んだことだろう。今回のお話は、新しい幽霊こそ出てこなかったけど、夏神さんは古き良き日本の味を再現して発信することに日々努力し、海里は朗読という分野で試行錯誤しながらも奮闘し、それぞれが暗中模索だったシリーズ初期のころを思うと、自分のやりたいことに向かって進んでいる感じがあっていいなあと感じた。
大切な人との別れ、それも相手の幸せを願う上での別れ。黙ってそっといなくなろうとした彼女に「ちゃんとお別れを言ったほうがいい」と助言した海里。大切な人がいなくなったあとにできた心の大きな穴を、その人がきちんと他のことで埋めて生きていけるように、きちんと別れを告げたほうがいいとい