椹野道流のレビュー一覧
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ネタバレ今回は目が不自由な女性と彼女に縁のある幽霊の登場
後天的に目が不自由になった彼女を気遣ったつもりがその反応は微妙な感じ
これに関してはどちらも悪くないというか気持ちわかるよなぁ・・・特に海里の場合は見えないからしなきゃいけない配慮ではなく【特別扱い】をしようとしたから彼女が思うところがあるのは仕方ない。でも後天的故に人からの心配する好意に拒否感が出てたようだからこのトラブルも彼女にとってはいい方に向かって良かった。
夏神さんは地元新聞からの取材が。過去の事件の関係ではなく店の評判がよくて多くの投稿があったらしい。
特に最近研究で作っている昭和料理(昭和初期発行の婦人誌掲載)の再現レシピ。それを掲載出来ないかという
しかしかつての事件から「自分の名前を見るだけで嫌な記憶を思い出す人もいるかも」と消極的
これも理屈じゃないよなぁ。海里が思うように本来悪い事はしてない夏神が隠れるような事はしなくてもいいと思うけど人の心は理屈でないから。
それがどう解れるのかは読んでみてほしい。 -
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最後の晩ごはん17巻目。
病み上がりの李英を軽い気持ちで悠子先生の朗読のお稽古に連れて行ったら李英が悠子先生にめちゃくちゃ絶賛されてて海里嫉妬でモヤモヤ…李英には非はないってわかってるし、自分が腐ってる間も地道に努力を続けて、病気にも負けずに頑張ってる…でもその完璧いい子ちゃんなところも腹立つんだよな…わかる。それで格の違い見せつけられて、自分が今まで築いてきた地位が足元から崩れるような絶望感と嫉妬心…わかるわかる!と海里に肩入れしまくって読んでしまった。でもその気持ちをちゃんと李英に伝えた上でぶつかり合って、仲直りしててえらい。最初はいけすかない奴だと思ってたのに、いつの間にか海里のこと好きになってました。
今回は、亡くなった悠子先生の息子の幽霊が現れて、思い出の料理を食べて成仏するという、久々に正しい(?)最後の晩ごはん出張編(悠子先生の自宅)でした。悠子先生の、亡くなった息子と海里への深い愛情が感じられてじーんと来てしまった。海里は夏神さんと悠子先生という良い師匠に恵まれていて幸せだな。
続きも楽しみです。 -
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シリーズ、もう19弾である。
でも、気になるから読む!
最初の頃の、細かいことは覚えていないというのが正直なところ。
船乗りだった海里の父親が彼の幼い頃に亡くなってしまい、兄の一憲(かずのり)が父親代わりになって海里の世話をしてくれた、ということは、今までのシリーズの中でも語られていた。
しかし、芸能界に入った海里の引き起こした事件(巻き込まれたというか、落とし入れられたような・・・)で実家の家族にも迷惑がかかり、兄の逆鱗にも触れ、元のように実家に出入りできるようになるまでは色々あった。
父親の突然の死でショックで心を病んでしまった母親に代わり、高校生だった一憲が家事を引き受け、まだ物心つかぬ弟の育児も一人で担うことになったという過去。
家計を支えるために、アルバイトも時間の許す限り。
勉強と部活にも手を抜かなかった。
一憲はまだ若かったのに、えらいね、それで今は公認会計士だなんてすごいね、そんなに忙しかったのに勉強も頑張ったんだね!
私もそんなふうに思っていたが・・・
よく考えたら、そんな「美談」で片付けられる問題じゃなかった。
内情は悲惨なヤングケアラー?
一憲と海里のエピソードは今までも何度か出てきたけれど、ダントツで深刻な問題だった。
これをどん底として、兄弟の関係が上向いていったらいいと思う。
いや、こういう内面を海里に話してくれるようになったということは、一憲が海里を大人として認めてくれるようになった証拠だろう。
海里から見たら、一憲は兄であると同時に、実の父親よりも、大きな存在感を持つ「父親」だった。
しかし、一憲にしてみれば、突然、「子供であること」をやめさせられて「父親」になったのである。
できることならまだ子供でいられた時に、取り戻したいものもあっただろう。
今度は自分から望んで「父親」になろうとしている一憲。
見守りたい。
「幽霊」の登場が恒例でもあるシリーズだけれど、こんな抑えた表現は、かえって良かったような気がする。 -
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シリーズ第18弾
やっと夏神の彼女、香苗さんが現れた!
(幽霊です)
明るくてさっぱりしていて、夏神とぴったりの素敵な人。
幽霊の香苗さんと夏神が喋ってる様子は、きっと学生時代のままで…
そう思うと切なくなる。
それでも二人で思い出の料理を一緒に食べて、しっかりお別れの出来た夏神は、大きな一歩を踏み出すのです。
一方海里も、朗読の舞台に一人で上がるという、大きな試練に立ち向かう。
二人とも前へ進んでいるなぁ。
そしてその二人を見守るロイド(眼鏡の付喪神)が、本当に温かい。
好奇心旺盛でお茶目なのも笑いを誘うし、欠かせない存在ですね。
今回の食べてみたい料理は、夏神が海里のために作る景気づけの昼飯「鯛そうめん」
尾頭付きの鯛に片栗粉をまぶし、そのまま揚げるの。
それを濃いめの出し汁で煮て…
わぁー美味しそう♪
香苗さんが夏神の胸の中に置いていったもの。
それは、いつまでも消えない灯りだそう。
同じような体験をした作家の淡海と夏神の会話から…
「マスターは、小さな灯りを手に入れたんだね。僕のは、小さな羅針盤かな」
じんわりするなぁ。 -
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ハケン飯友第三弾。
神様から飯友として遣わされた猫と主人公坂井の春夏秋冬。
叶木神社に宮司登場。
夏は沖守邸に二泊する2人のエピソード。
秋風吹くと、神社に不審者が現れ、新しい登場人物に。
クリスマスは沖守邸で豪華なクリスマスパーティー。
そして、きっとまた春がやってくるのだろう。
この先どうなっていくのかという漠然とした未来への不安を持ちつつも、
旦那が死ぬ時は俺っちが看取ってあげます、と猫が言ったセリフがとても印象的だ。
坂井氏、いいなぁ、羨ましいな。
でも、願わくば沖守さんも含め、いついつまでもこの穏やかな時間が続くと良いのに。
続編出ないかな… -
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ハケン飯友2作目。
夏〜クリスマスあたりまでのお話。
猫もすっかりいることが当たり前の生活。
そんな猫が来ない。行方不明に。
叶木神社の神様にお願いした主人公は諭吉さんを納めて、
猫を探しにはるばる神戸まで。
実はこの神社の神様、すごいんじゃ…
沖守さんとの毎日も、心が穏やかになるような素敵な毎日で、
主人公が沖守さんの気持ちを汲み取りながらも自分の意見を出しつつ、猫の一声!のような、
誰一人として欠くことなく、この先もこの日々がずっと続いていって欲しいと願ってしまう話の数々。
いろんな話がこの先もどんどん出てきたらいいのに。
ところで、いつから猫は日中も話せるようになったのか?
1巻では話せない設定だったのに。笑